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旧友再会。

しばらくぶりのnoteさま。
書くネタに困っていたところ、
撮れ高(ここでは「書き高」か?w)にバッチリ使えそうなネタが出てきましてねぇ。か

昨日「コエダケ3」でも話した、
家の片付けの時に押入れから出てきた【YAMAHA】FG-400D


シリアルナンバーを調べてみたら、
あたしと同じ1981年生まれ。

しかもこの頃のFGは日本製。
YAMAHAの低価格帯のカテゴリーであるFGを当時は日本で作っていた。

今現在巷で販売されている低価格帯で新品のアコースティックギターは、
圧倒的に中国・韓国・インドネシア・ベトナムといった海外で生産されているものばかり。

今では考えられないですよねぇ。

おそらく日本製FGの後期モデルで、
それ以降のFGは海外生産に切り替えられていく事になる。

トップ材が今や稀少なエゾ松単板。

・・・ちなみに〜。
YAMAHAのギターで使われていたエゾ松は、
アカエゾ松らしいです。

エゾ松にはアカエゾ松とクロエゾ松があるみたいなんですが、
クロエゾ松は楽器には不向きな材らしく、
ギターで使われるエゾ松は大抵アカエゾ松を指しているそうな。

サイド・バックがパリサンドル(またの名をマダガスカルローズウッド)合板。

ネック材はナトー。


ナトーのネックはあたしの経験上、
マホガニーのネックよりも柔らかく反りやすいイメージがありまして。

御他聞に漏れず、
このFG-400Dのネックも少し順反っているけれど、
何とか使えるレベルかなとは思いますね。

指板とブリッジは黒く着色したであろうローズウッド。

ブリッジピンは純正のプラスチックではなく、
エボニーのピンに交換・・・したのかな???

正直言って、
ホントに覚えていません(笑)。

おそらくあたしが三十路を迎えたか迎えていなかったかギリギリの時に手に入れたのかも?

実は。
このFG-400Dはあたしにとっては3代目(3本目)なんです。

初代が20代前半の時に手に入れて、
2代目が20代半ば頃に手に入れて。

初代も2代目も音はそこそこ良かったんですが、
前述の通りネックに難があって早々に手放してしまったんです。

でも手放したら手放したで、
「アイツイイ音してたよなぁ」って未練が残っちゃって。

でも3代目を手に入れて安堵したのか、
その後は押入れに突っ込んでしまったのが運のツキ。
しばらく弾かれる事は無くなってしまって・・・。

そして先日何年かぶりに見付けて今日に至るっつうワケで。

片付けをサボってサビてしまった弦をエリクサーに張り替えたらば、
コイツったら見事に生き返ったんですよ。

FGの名器と言うと、
大抵FG-180がアタマを過ぎるんですが、
このFG-400Dはあたしん中ではFGの名器の括りに入ってもおかしくないと思っています。

今まで放ったらかしてホントにワルかったよ。
これからはトコトン付き合ってやるから。

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