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音を作るのはギターだけではない。
最近ライブハウスやらYouTubeなどでちょいちょいご質問を受ける事がありましてねぇ。
「ふくたろうさんの足元につないでいる機材はなんですか?」
ギタリストの肝といえるのはギターだけとは限りません。
弦・ピック・マイクなどいろいろな要素がありますが、
ラインサウンドに欠かせないエフェクターやプリアンプも大切になってきます。
ナンと言ってもギターが星の数あるのならば、
プリアンプも数多く出回っておりますからねぇ。
それこそ2chプリアンプやらエフェクター内蔵のものとか種類もいろいろありますし。
現在あたしが使っている機材はコレ。
![](https://assets.st-note.com/img/1655616067531-aB9uYXlKMa.png)
【ZOOM】から発売されている【AC-3】というアコギプリアンプでございます。
元々【ZOOM】の歴代のアコギプリアンプをはじめ、
いろいろなメーカーのモノを使って来ましたが、
操作性がちょいと難解であんまりよく分からないまま使っていたなんてコトがママありました。
まぁ、
あたしゃナニを隠そう機械オンチっていうヤツなんですが、
ここまで説明するともはや隠れてもいないですねぇw
それが【AC-3】だとツマミひとつで調整出来るのが機械オンチには優しいところでしてねぇ。
そして複合的な機能がとてもありがたいんです。
それは・・・
・モデリング機能がある
・ハウリングを抑える
・ライブで不可欠なエフェクトが入っている
・ピックアップの種類を選ばない
・電池駆動が可能である
決してあたしゃ【ZOOM】さまの回しモンではありませんよw
まずモデリング機能。
最初に接続した際のギターの形状を選択する[SOURCE GUITAR]を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655648602163-1ftNS0Ad0S.jpg?width=1200)
ここではライブで使っている【YAMAHA FSX3】を例に取って説明しますよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1655648723225-ah6IYdw1cr.jpg?width=1200)
ギター形状がフォークタイプ。
王道のブランド【Martin】で行くと000タイプに当たる為に、
ツマミを[Triple 0]に合わせます。
次に選択するのが、
[TARGET GUITAR]のツマミ。
![](https://assets.st-note.com/img/1655649003199-9ChYzalZPQ.jpg?width=1200)
[TARGET GUITAR]には名器の型番が書いてあり、
ギターに合わせて選択していくというもの。
該当しないギターの場合は[OFF]にすれば、
前述の[SOURCE GUITAR]を元にした設定が自動的になされるとの事。
ただ[OFF]にしてもおもしろくないので、
EQ的な使い方で敢えて選択するのも手。
あたしゃきらびやかな音が好きなので、
よく[D-Forty Five]に合わせてプレイしておりますよ。
コレを使うコトで、
3BANDイコライザーでは行き届かない音色が作れるのがこのプリアンプのミソといったトコロでしょうか。
ハウリングを抑える機能。
昨今ピックアップが進化しているとはいえども、
アコギにはハウリングが付いて回るくらいでしてねぇ。
それを抑えてくれるのはギタリストのストレス軽減にもつながるワケでして。
あたしのギタースタイルではエフェクトが必須でして、
基本のリバーブ・コーラス・コンプレッサーが1台に集約されているのが嬉しい限りであります。
コーラスなどはペダルでON-OFF出来るのも機能的であります。
ギターによってピックアップもまちまちなので、
切り替えが出来るのは地味なようで意外と大事だったりします。
そして1番大事なのが電池駆動である事。
普段オープンマイクだったり路上ライブを主戦場とするあたしにとって、
電池駆動できるのか否かは死活問題だったりします。
(言い過ぎかな?w)
オープンマイクでの転換では、
わざわざAC電源をお借りするよりは、
電池駆動の方がセッティングが早まるのは言うまでもありませんねぇ。
ちなみに〜。
あたしの尊敬するギタリスト・打田十紀夫さんが【AC-3】について解説している動画もありますので、
気になる方は参考になさってみて下さいな。
何より多機能をコレ1台にまとめられているのが、
あたしにとってはホントにありがてぇです。
他にもいろんなプリアンプやらエフェクターが世に出回っているのでしょうけども、
自分のスタイルに合ったモノを選ぶのが良いでしょう。
ギター選びと同じように、
プリアンプ選びも奥深いですねぇ。