アンダーグラウンドの世界に精神が傷つけられそうになった時プログレスの月が第8ハウスを終えようとしていた。

 最近とてもメンタルが落ち込んでいました。というもののなぜか私の周りでアンダーグラウンドな世界の足音が急に聞こえ始めたからです。カジノ、レイプ、不倫、薬物、宗教、戦争、政治…今まで自分の生活とは全く関係なく思っていたものが身近な人たちの口から発言されたことがショックでした。その事象そのものではなく、身近な人たちがそんな怖い事を知りながら明るい顔で生きているのがショックだったのです。

 ホロスコープをみると、プログレスの月があと4度ほどで第9ハウスに入るのだと気が付きました。私の体感ですが、物事の終わりほど、散らかることってないですか?始めたときよりも、部屋の掃除を一気に終わらそうとするときに部屋がめっちゃとっちらかるみたいな。

 第7ハウスを経て人と人と向き合うこと、個人を理解することを学びましたが、個人は理解できないものだと再度確認させられる、世界には自分が知らないようなことに溢れていると認識するになりました。
 うつ状態(うつ病とと診断を受けているのではなく、精神的に不調だと明らかに自分が認識したとき)がひどいときは、周りの人を信じられなくなっていました。私は知らないだけで皆裏では悪いことをやっているんではないかとか被害妄想的な考えを強くなっていました。そうすると誰と話しても、足元がおぼつかず、自分の存在ですらもあやふやに感じていました。

周りの大人に確認すると、そういう世界があるのを認識してやはり生きていました。これって当たり前のことですが、今まではなんか他人ごとだったんですよね。怖くなかった。急に、自分の知らない世界があるのに恐怖を感じたのです。

 そして回復の兆しがみえた今、何を思うか。まず、明るい陽射しが快く感じ、後ろめたさやさみしさが少なくなってきました。あと人のことを理解しようと思う気持ちがいい意味で少なくなり、すべてを理解しなくても良いと思えるようになりました。
 そして冒険心が湧いてきました。これから起こるすべてのことをワクワクして受け入れられそうな気持ちです。何か知らないことを始めてみたい。自分を広げたいという意識が湧いてきました。ぐっと個人の深く深くに当てられていた焦点が、広い世界に向けられたような気分です。まさに第9ハウス。第9ハウスってよくわからなかったけど自分の気持ちの移り変わりをダイレクトに感じることで理解が深まった気がします。
 広い草原の中で温かい日の当たる、そんな明るいハウス。始まった感じがします。


いいなと思ったら応援しよう!