韓国ドラマ視聴メモ(ザ・キング)※ネタバレあり

最近Netflixで頑張ってドラマを見ています

久しぶりにnoteのことを思い出し、最近ハマっている韓国ドラマの視聴履歴を残してみようと思います。

つい最近、「ザ・キング:永遠の君主」という韓国ドラマを視聴し終わりました。韓国で2020年4月~6月まで放送されており、現在はNetflixで独占配信中となっています。

「ザ・キング」と「トッケビ」

本ドラマのポイントは、韓国ドラマ好きなら一度は視聴したことがある?「トッケビ」の脚本家、キム・ウンスク氏が手掛けている点です。トッケビが放送された2018年から現在に至るまで、ドラマファンが生まれ続けているヒットドラマだと思います。

かくいう私も、トッケビは視聴後の満足度の高いドラマだったと思います!

さて、ザ・キングの話題に戻ります。ザ・キングの世界観は、現代の韓国とそのパラレルワールドが交錯し、次々と巻き起こっていく事件によって真相が少しずつ明らかになっていき、運命を新たな方向に導く…ファンタジードラマというところでしょうか。

ファンタジー的な要素や、セリフや感覚、雰囲気を大事にしているところがトッケビを彷彿させる印象です。更に、本ドラマでは、主演がイ・ミンホ(イ・ミノ)、そして、トッケビでウンタク役を務めたキム・ゴウンとなっており、キム・ゴウンの顔に見覚えのある方も多いのではないかと思います。

それでは私的、鑑賞後の感想を列挙していきたいと思います。(ネタバレあり)

1.設定が複雑が故のハードル

先述した通り、本ドラマではパラレルワールドを舞台としているため、平行して存在する2つの世界で起こっている出来事や差異についてある程度理解することが必要です。平行世界なので、登場人物は同じであったりするのですが、名前やその人の置かれている状況等に差があります。

韓国ドラマ初心者や韓国語が分からない方の場合は、短い字幕の内容ですべて理解する必要がありますが、その点はちょっとハードルが高い印象です。心配な場合は、人物相関図や簡単なあらすじをチェックしてから視聴すると助けになるかもしれません。

2.ドラマ内広告の強烈な主張

ドラマ内で特定の商品・サービスの広告を行う手法があり、韓国ではPPL(プロダクトプレイスメント)と呼ばれています。

ザ・キングでは複数の商品のPPLが行われており、人によっては露骨に感じるかもしれません。個人的にはそれでも全く問題はないのですが、それがドラマの世界観を壊すか否かについては…人によって感じ方が違うかもしれません。

3.急に出会った相手が運命の相手?

ザ・キングで異なる世界で暮らしている主演2人が出会ったのは、運命により導かれた必然…なのですが、ちゃんと飛ばさず視聴していたはずが、、途中で主人公の感情についていくことができなくなり、なぜ急に相思相愛になったのか、共感がやや難しかったです。(笑)

イ・ミノが演じる大韓帝国皇帝イ・ゴンは、幼少期に起こったある事件で偶然に、キム・ゴウン演じる平行世界大韓民国の刑事であるチョン・テウルの存在を知ります。イ・ゴンがチョン・テウルと出会った時点から、イ・ゴンがなぜテウルのことを運命の相手として好いているのかについても、冷静に考えると何の理由もなく、ただ幼少期から気になっていたということ以外になさそうです。テウルの立場からしても、急に現れて他の世界で皇帝である!と説明されてもそれが急速に好きになるのは、やや無理があるのでは…と考えてしまいました。

4.進行の時間軸が複雑

ドラマにワクワク感を与えてくれる要素のひとつとして、ストーリーの進行・場面の切り替えがあると思います。本ドラマでは、進行が複雑で内容の理解や登場人物との共感のハードルが高くなっているような印象を受けました。(例えば、一度終わったはずのシーンに再び戻り、その時は明かされなかった他のシーンが追加されたり)

確かに面白いといえば面白いのですが、本ドラマの場合は、そもそも世界観や設定が複雑、登場人物が多いので、この手法によってさらにハードルが上がっています…最低2回は見ないと完全には理解しきれないです。(泣)

また、一つ付け加えておくと、トッケビと同じ脚本家らしく、ファンタジー/パラレルワールド要素が強いのかなと思いきや、視聴後の感想は、まさかの「インターステラー」でした。

5.助演俳優の活躍

これまで悪い点ばかり上げてきたようで何だか申し訳ないですが、私が全16回、1回につき1時間以上のドラマを完走した理由はちゃんと存在します。

ドラマの主要メンバーの一人である、ウ・ドファン演じるチョ・ヨン/チョ・ウンソプの存在です。彼は大韓帝国と大韓民国それぞれで存在するキャラクターを一人二役で演じました。

彼は一人二役で異なる性格のキャラクターを演じきり、存在感を示しています!大韓帝国でイ・ゴンの護衛を務めるチョ・ヨンは慎重で冷静、クールな魅力がある一方、大韓民国で社会服務要員を務めるチョ・ウンソプは平凡な家庭で年の離れた兄妹を大切にする優しくユーモアあふれる性格で、2人は一見全く違う性格です。回を重ねるごとに、2人の交流やそれぞれの活躍があり、違う性格ながらも、根底には同じやさしさが感じられ、毎シーンとてもよかったです。

ウ・ドファンは2020年7月より入隊しており、しばらくの間はドラマや映画で見かけることはできませんが、今後の活躍にも期待しています。

インスタもありますので是非チェックしてください。かっこいいです。

https://www.instagram.com/wdohwan/


最後に

またドラマ視聴したらメモを残したいと思います。


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