波兎ちゃいの配信クリップシリーズ2(2024年5月17日 紡ぐ/とた)
Vtuber波兎ちゃいさんの配信クリップシリーズ第2弾
今回は一時期自身の課題曲として良く歌われていた、とたさんの紡ぐという曲のクリップです
この曲は波兎さんが歌を教えてもらっている方から課題曲として提案され、この時期の歌枠ではほぼ毎回歌われていた曲です
曲調と声質が良く合っていると感じていて、個人的には波兎さんの歌枠の中でも好きな曲の一つです
まずはこちらのクリップをご覧ください
*以下秒数はクリップ内の秒です
冒頭、「雲は揺れる」の「る」の処理がとても丁寧に感じます
いったん揺れるで収めたうえで、一言ずつ丁寧にうたう「私の心のように」で私の心が揺れているという文章での表現を歌の表現としてより強く表しています
5秒からの「淀んだ、空気も、澄みきる」で一言ずつ丁寧にかつ段階的に言葉を重ねることで「星空」がどのようなものかを印象的に表現しています
12秒からの「今は願う」でフレーズを収めずに「ただ、、ただ」とつなげること、「ただ、ただ」の重複を絞り出すような願いを込めた発音にすることで切に願っている感じをだしつつも、それに続く「明日が来るように」をややさらりと表現することで、もっと言いたいことがあるんだよ感を出して、、、
19秒からの「もう一度その手を握れる日が来るまで」という最大限の希望、願望へと繋がっています
また、この部分の歌い方は心のそこから熱望する心の叫びを表したような、力強く、しかしとても切ない歌い方が聴いている人の心を動かします
これは「来るまで」の丁寧なフレーズの処理の仕方が印象をより強めているのではないかと思います
25秒から「虹がかかり、そして、つながる」というフレーズの割り方をしているのは「つながる」ために「虹がかかる」を強調しているように感じます
ということで、第2回はとたさんの紡ぐでした
読んでくださった皆さんに少しでも波兎ちゃいさんの魅力が伝わればとても嬉しいです