ハンドメイドな机と椅子が届いたよっ!
気づいたらオーダー入れていました
Vtuberの波兎ちゃいさんに夏頃にオーダーしたパームレストとコースターが本当に良くて気に入ってしまって、うちの事務所兼応接室に置く机と椅子をオーダーしていました
最初はダイニングセット的なイメージでオーダーしようかと考えていたのですが、なんだかそれはもったいないなと思い、飾り天板かつ特別なデザインのものをイメージしてお願いしました
譲れない想い
今回のオーダーでひとつだけ、絶対に譲れない部分がありました
それは天板装飾の寄木細工を波兎さんに担当してもらうこと
前回書いたパームレスト等もそうなのですが、基本的に波兎さんが作業している工房の方が作ってくださっています
今回の机や椅子も基本的にその方が作ってくださっているのですが、せっかくの機会ですしここは波兎ちゃい作の寄木天板をと思ったわけです
寄木細工を波兎さんに作って欲しい事をお伝えすると出来上がりに関しては上手く出来ないかもしれないと言われましたが、私としては波兎さんが作ってくださればどんなものでも大丈夫とそのままオーダーを通してもらいました
デザインすごく良い!
ある程度製作が進んだところで完成直前の椅子の写真と天板の寄木を張り合わせる前(切った木を並べた状態)の写真が送られてきました
椅子のデザインすごく良くないですか?
天板の色合い、木材の違いによる配置、良いなって思いました
そして無理を通してもらった波兎ちゃいサイン(うさぎデザイン)も練習してもらってありがとうございます
ニスの色にもこだわりを
机や椅子に塗るニスの色も考えました
とにかくいい木材を使っているのでニスで風合いを変えたくないと思い、薄めの色でということをお伝えしました
その後ニスの色サンプルを見せていただき、写真に3種類あるうちの真ん中の色を選びました
届いた!本当に、すごくいい!
椅子
椅子はデザインお任せで2脚お願いしました
先に書いちゃいますが、木の質感めちゃくちゃ良いです
板もすごく厚く取ってくれています
すごく贅沢な作りで感謝です
いやこれ、デザインかわいすぎませんか??
背もたれの部分、フチも丁寧ななぐり加工がされていて、光の当たり方で表情が変わります
目立つところでは貫の部分(脚と脚とを繋いでる部分)に装飾がされていますね
これはなんだろう?ぱっと見た感じ焼き物的なものを埋め込んでいるように見えます
さりげないアクセントでこの椅子がかわいいと思えるポイントでもありますね
写真ではちょっとわかりにくいけど、脚の形も四角柱がまっすぐドーン!ではないんですよね
接地面が三角形になるように脚先に向かうにつれて絞られています
しかも!それぞれの椅子でその向きが違ってるのもおしゃれです
ということで、ぐるっと回して撮ってみました
どの角度からみても美しすぎますよね
個人的には座面と背もたれのサイズ感とか最高です
机
机は今回のオーダーで最大のこだわり(お願い)ポイントである波兎ちゃい作の寄木天板が本当に嬉しい!
それに天板の周りを杉で囲うようなデザインも、杉の木の良さを感じられて最高に心地良いです
机は天板と脚が別々になって届きました
脚にも細工がされていて、落ち着きを持った主張で机を足元から彩ってくれています
天板と脚を組み立てるとこんな感じで、おしゃれとか、かわいいと言う感想以上に、趣のある本質的な佇まいがあるという、そんな印象を受けました
この天板の寄木、本当に良すぎです
事前に寄木はそんなに上手くないよと言われていましたが、うまいじゃないですか!って思いましたよね
天板の上からの写真見てくださいよ!
種類の違う木材を使い、それらの色の違いや木目の違いで天板を彩ってもらったのですが、ニスの感じも合わさって最高に良いものを作ってくださったと感じています
椅子に座って見る景色はとても贅沢なものでした
なにより、この机のフチは杉の木で囲ってもらっています
実際に触れるとわかる杉の温かさと柔らかさ
普通机の天板には柔らかい木は使わないのですが、その柔らかい杉の木で縁取ることで触れて感じる木のぬくもりを感じ取れます
堅い広葉樹を使った天板と、柔らかい針葉樹の縁取りとの違いも触れればはっきりと感じられます
そして、もちろん波兎さんのサインも入っています
文字だけのサインとうさぎデザインのサインを椅子と机にそれぞれ入れてもらいました
サインの練習に使った木材も、つけてもらいました
バーニングペンで机の側面に書いてもらうため、その幅の木に練習をしていただいたということでした
これは当たり前のようにグッズと一緒に飾ることにしました
製作お願いして本当に良かった
ということで、前回のパームレスト&コースターに続いて製作依頼をした机と椅子のセットでした
当たり前なんですが、全工程手作業ということで決して安いものではなかったです
ただ、お金にはかえられない素晴らしい作品として今、手元にあります
この先何十年も使うことが出来るものなので、大切にしていきたいと思うとともに、大切にしすぎて使わなくなることのないように、普段遣いしつつ傷や凹みも味として楽しんでいければと思いました