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1月の日記-あの歩道橋はもう撤去されたらしい

日々が常にわたしのわたしさを明かし続けている。そのことに、わたし以外の誰も気がつくはずはなく、そっと耳打ちしてくれることもない。わたしの日々はわたしのもので、それは確かに尊さを含んでいるけれど、日々はわたしのためにあるのではなく、ただ、そこにあるようにあるだけだ。言葉がいつも真ん中に辿りつけず、周縁を点々と跳ねてばかりいる。

2024 日記を書くこと

0120
柴崎友香さんの『続きと始まり』が本当にすごい。人生で出会った一番の小説だと今は本気で思っている。シンボルスカの『終わりと始まり』が通底したモチーフとして出てくる。その詩集を昔の恋人に「これがわたしの一番好きな本」と受け取った夕方の歩道橋、風が強くって「今ここで渡す?」と思いながら受け取ったことを思い出す。あの歩道橋はもう撤去されたらしい。

0121
パートナーとイタリアンを食べた。ラザニアを頼んだらでっかいスプーンが来て、いそいそと皿に取っていったらすぐになくなってしまった。「ラザニアって、儚いものだから…」パートナーがぽつりとつぶやいたのにしみじみと頷く。

0122
良いことと悪いことが怒涛のように交代交代で起きた。これから花粉の季節だと思うと、一層のことすごく疲れた。

0123
すごい疲れて、帰る道中に山盛りのパスタを食べてしまって、家帰ってから眠くなりすぎて、そのままシャワーも浴びずに寝た。4時前に起きて、眠れなくなってゲーム実況とかみてた。すごい緊張する仕事の後の、解放された時に、もうなんもできなくなってしまう。それを許した。

0124
早めに帰ってきて、家の掃除をしたり、本を読んだり、漫画を読んだり、書き物のことをちょっと進めたりした。あとこたつがずれているのを直した。すごいびっくりしている多分当たりそうな予感がある。なんか今年で日記書かなくなりそう。日々書くことが多すぎて。いいんかなぁ、それで。

0125
仕事でなんとか思いつかないと進めないものが全く思いつかず、明日の朝までに間に合わせなくちゃいけなかったのだけれど一旦家に帰った。シャワーを浴びている間も悶々と考えて、布団に入って目を閉じていたらパッと閃いて飛び起きてメモした。起きる時間のアラームを6:00から7:30にした。それからちょっとyoutubeを観たけれど、5分くらいして強烈な眠気に襲われて寝た。


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