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そうなってから泣きべそかきながらやればいい

上司に休日探した異動のプレゼントを渡して、とっても喜んでくれて、嬉しかった(小学生の感想文みたい)。「わかってるね」と仰っていて、いやたくさん想像したんですよ、たくさん考えたんですよ、お気に召したようでよかったです、いひひ、って思う。
一通りセレモニーが終わったら、喉が痛いので早退して病院へ。扁桃腺が腫れているのと喉の右側が膿んでいるらしくって、でもそれを聞いて問題の所在が明らかになったのが安心した(ホント、ご時世だから全然コロナってこともあり得るし)。帰り道、吉祥寺サンロードの眼鏡屋さんに映る自分の姿を見て、上下ともに好きなブランドの生地のしっかりしたダボっとしたものを身に纏っていて、その四角いシルエットにふと「自分の感覚を通せてる格好できるって最高だね」と思う。なんか、他の誰が何と言おうとこれがわたしの思う「良さ」なのだ、って身につけている服に思えるって、かなりいい気分だと今更のように考える。
家に帰ったら、途端に眠気が襲って来て、夜深くまで寝た。なんだか仕事の締め切り的に普通に寝てる場合ではなくって、毎日フルに働いても間に合わないんじゃないかって感じだから、すごく後悔するのは目に見えてるけれど、なんかこう、いつもに増して贅沢な眠りだったし、それに、身体は一番大切にしなっていう友達の声が耳鳴りのように響いて、寝てしまおうと思った。なんじゃ、いい友達を持ったなぁ。

「夜に目が覚めたり 友達にふと逢いたくなったり」

ベッドに寝転んで素敵な曲を聴いている。今日は寝ちゃおう本当。死ぬわけじゃないし。間に合わなくなったら上司をほとほと困らせて、怒らせてしまおう。そうやって信頼をなくしてしまっても構わないから、なんて言ったってわたしが間に合わせられなくて困るのはみんなも同じなのだ。最悪な考え方って思われるかもしれないけれど、だからみんな、やばかったらビジネスライクに「動け!!」ってわたしを叱るだろう。そうなってから泣きべそかきながらやればいいんだから、今日は眠ってしまおう、休んでしまおう、ほんとに。

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