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君の理想は美しいよ

自分からやりだしたことなのに、仕事のコミュニケーションの中で卑屈に立ち回ってばかりで変に傷ついてしまった日、なんで自己卑下することによってしか自分の居場所を守れないんだろうわたしは。うまく生き抜くことばかり考える狡猾さに耐えられなくなる今日、注意ぶかくしていたはずなのにな、ちょっと久しぶりに気を抜いてしまった。全部消費されるための笑いに引き戻されてしまって、生きることに対する必死さがなくなってしまっている人たちが怖いし、そう思うたび、会社につとめることが心底嫌になってしまったりもするけれど、それでも最初に書いたように、卑屈になり始めていたのはわたしからなのだから、たちが悪い。

「君の理想は美しいよ
もはや誰も手のつけられないfantasyかおとぎ話だ
だが世界は邪魔をする」

この曲に勇気づけられて今日は眠れそうな気がする。ゴールデンウィークもあって、少し自分と向き合う時間が長かったからまた自尊心が芽生えてきているのだろうけれど、それってでも自然なことって思えるくらい、わたしはおもしろいこと、良いことを理解していると強く言おう。あなたがそうであるように、感覚で、触れ合ってきたものたちで、集めてきた好奇心や愛や孤独で、わたしには確かにそれがわかる。今日卑屈になってまで自分を守ったのは、いつかのためだと思えばいい。思えば昔から、ずっとそうだった。わたしは自分を下にみせてうまくやり過ごしながら、狼煙をあげる瞬間を実はしたたかに狙っている。だとすると、毎日はまるで沢山の踊りを使い分けているみたいとも言えるか。小粋なダンサーというところ。すごい、ここに書いただけで楽になったや、ずいぶんと。

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