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【CALメンバー紹介】祇園百のダークメルヘンな世界

♦️令和時代の期待の怪談師 祇園百の世界♦️

令和時代の新しい純文学を発信する実力派作家集団CAL(Classic Anthology Library)は2022年に結成され、皆様の熱い御支援のおかげで来年でいよいよ2周年を迎えます。
この度、2024年2月12日に第3回配本となる総勢18名の作家陣営によるアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』をデザインエッグ社より刊行いたしました。
今回は出版記念といたしまして、CALメンバーで作家、怪談師として御活躍されている祇園百様について御紹介させていただきます。

こちらは怪談系の「怨路地チャンネル」に出演された時の祇園様の怪談「優しい幽霊」です。
御自身が職場で体験された心霊現象と、その後霊媒師の方からお聞きした話をお伝えされています。

こちらは怪談系の「ピンポイントちゃんねる」にゲスト出演された時の「連れてきたもの」という御自身が体験された心霊現象の御話です。
ここで御紹介させていただいた祇園様の怪談はどれも実体験に基づいており、その落ち着いた澄んだ声色で語られるホラーには私を含めてファンが多いです。
彼女の人気の高さはYOU TUBEのコメント欄からも垣間見えます。

・「『怪談!マジ最凶5番勝負!』のイベントに、べべちゃんが出演したのですが、イベント出演が初めてとは思えないパフォーマンスの高さに、驚きと笑いと感激でめっちゃ楽しませてもらいました」
・「べべちゃんが可愛くて怪談が耳に入ってこなくて 2回目音声だけ再生して聞く俺」

出典:https://www.youtube.com/watch?v=o3L_mck-8Bo

そんな祇園様は2023年夏から本格的に怪談師として御活動を開始され、早くもTVやSNSなどでメディア出演をされています。
今後の活躍が大いに期待されている才能豊かな注目のエースです。
筆者自身も稲川淳二以降の新しい世代の怪談師には関心を持っておりますが、特に村上ロック、ファンキー中村の怪談はAmazonプライムやYOU TUBEで楽しませていただいた経験がございます。
怪談文芸の魅力は日常生活が突如として異界化する緊張感にあり、身振りや語り方によって観客を大いにその世界に引き込ませる力を持っています。
洋の東西を問わず、数多くの民話や神話も口承で語り継がれてきた歴史がありますので、怪談師は実は古くて新しい役割を担っているのだと思います。

祇園百
怪談師、作家
Classic Anthology Libraryメンバー
©Momo Gion 2023

♦️ダークメルヘン「独演」で描かれた現代の魔女


祇園百様は怪談師としてだけでなく、怪談作家としての才能もお持ちで、今回はそんな御縁で当出版企画にも御参加して下さいました。
CALには魔女的、カルト的な魅力を持つ作家陣も多く在籍しており、ゴシック文学や耽美小説の流れを汲む作品が多いのも特徴の一つです。
祇園様が今回、「魔女」をテーマにしたダークメルヘンな新作を御寄稿下さったことは大変光栄なことでした。
この物語は現代を舞台にしており、興味深いことに一人称による魔女の内的独白が展開されます。
伝統的に受け継がれてきた様々な魔女術、その恐ろしさと魅力が怪談師である祇園様特有のナラティブによって一つの物語にまで結晶化しています。
ヨーロッパのゴシック文化ハロウィンの世界が御好きな方だけでなく、令和時代の新しい幻想・怪奇小説に関心のある方はぜひ一度読んでいただきたい物語です。

祇園百
怪談師、作家
Classic Anthology Libraryメンバー
©Momo Gion 2023

祇園様のXアカウントでも日々御活動の情報が発信がされておりますので、フォローと応援をどうぞよろしくお願いいたします。
♦️祇園様の最新作「独演」を含むアンソロジー小説『マテリアル・ゴシック』についての詳細記事は、以下からもチェック可能です。


最新企画の情報はCAL公式アカウントで随時発表していきますので、どうぞご期待下さい。



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