朝早く起きるということ
朝日を浴びることができる人間は選ばれし人だと思う。
中学生の時、私は毎朝五時に起きていた。
部活もないのに家で一番早くに起き出して、何をするでもなく呆然としていた。それが好きだったのかは覚えていない。
子ども時代の私は、大人になった私が理解できない特徴や行動をたくさんしていたように思う。
現在、私は昼になっても起きれぬ。
一体どうしてしまったと言うのか、起きることができない。起きようとして早寝をしても無駄に終わる。早急にアルプスの少女ハイジのような寝床がある家に引っ越さなければ人生の大半を睡眠に費やしてしまうだろう。
なんたることだ……なんたることなんだ……。
こうして嘆いている時間を有益に使えばいいといいと分かってもいるのだ。
しかし、有益に過ごすためにも労力が伴う。
明日こそ…明日こそは朝日を浴びよう。浴びた朝日を労力に変換しよう…明日…明日こそ…。
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