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小説同人誌の誤字の修正について。
小説同人誌の新刊ができた!!
先日5冊目の同人誌を出した。
イベント当日、自ブースの机の下に無事届いた我が子のような新刊を愛で、いよいよ中を拝見、という段階で戦慄する。
そう、誤字だ。
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どうしてなの誤字…
無力感に打ちひしがれるしかない。
あれだけ……あれだけ何度もチェックしたじゃん。絶対こんなミス、しないって思ってたのに……。
どれだけ嘆いても仕方がない。誤字ってるもんは誤字ってるのだ。
どうする。
今から手書きの『ここ、誤字ってます!』の注意書きを印刷して同人誌に挟んで頒布するか?
いや、そこまですることか? むしろ余計な注釈がある方が鬱陶しいんじゃないか?
……大丈夫だって! このくらいの誤字なら読者が脳内で補完してくれるに違いないよ! いや、でも、せめて、「大丈夫!作者も気付いてる誤字だよ!」って意思表示しといた方が良くない!?
SNSで言っとく? 「ここ、誤字だよごめんなさい!」って。
そんなん見ない人の方がはるかに多いやろがい!!
……修正液、使うか。その上から0.2くらいの極細ペンで正しく書きなおすか。え?そんな器用なことできる?
ああ、でもアナタ……淡クリームキンマリ……。
なぜアナタはうっすら黄色味を帯びているの……。
そもそもアナタ、「あわ」クリームキンマリとお呼びしてよろしいの?分からない。分からないよ。
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とりあえずイベント中は素知らぬ顔して頒布しました。
大変すみません。
しかし、翌日も翌々日も、私の頭の中は誤字のことでいっぱいです。
というのも、私が誤字をやらかすのは何もこの5冊目の同人誌が初めてではないのです。
今まで素知らぬフリを貫いてきた結果、ついに良心の呵責に似た気持ちが堰を切って溢れ出してしまったのでありました。
淡クリームキンマリ62kg、1枚単位で買わしてくれ…。100枚はいらん…。誤字った文字だけ印刷して貼りたい…。
ロルバーンノート専用修正テープも色、意外に違うのね…。
苦肉の策の修正。
すみません。3日3晩考えても、無視orこの方法しか浮かばなかった。
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……遠目から見たらイケんじゃん?
(本を遠目で読む人いない気もする)
そして、この「を」をどこから連れてきたかと言うと……。
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移植しました。「てにをは」は、山ほど転がってて助かった!!
そして、もう一か所の「フォロー」は、「ォ」は……もう、ね…。
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………よし!!!!!!!
以上です。
さようなら。