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絶望の向こう側に、ポジティブを見つけた。神奈川県立図書館発のBOOKCLUB。

Thunderbirds Are Go! 🚀

今年のお正月は、お休みが長くてのんべんだらりになった。。という話もちらほら聞きましたが、個人的にはお休み感がしっかりあって良かったな。

2025年一発目、日常が戻りつつある1月のある日、わたしたちはいつもどおり神奈川県立図書館に集い、ABC を実施しました。テーマは「ポジティブになれる本」。

今回の私達の持ち寄った本たちがこちらです。

背表紙 (紹介順:左⇒右)
選書者たちの「なぜこの本に決めたの?」

「ポジティブシンキング」が流行ったこともありました

面白かったのが、ポジティブシンキングって結構疲れる、とおっしゃった方がいらっしゃり、何人かがうんうん、そうだよね、となったこと。今回のお話で出てきたコトバを並べて見直してみると、

  • やさしくなる

  • 今を生きることを意識する

  • 行動してみる気持ちになる

  • 悩んでいるのが自分だけではない、と勇気がもらえる

  • 励まされる

  • 気持ちが楽になる

  • ポジティブのための充電ができる

  • ポジティブになれる曲が連想される

  • 自分のコンプレックスを肯定してくれる

確かにそんな傾向があるような。ポジティブシンキングか、と言われると考えちゃう。でも、確実に気持ちや目線は上を向いていっていると思います。
底抜けに明るいポジティブさがいきなりほしい、というよりも、じわじわ、ゆっくり自分の中のネガティブさを溶かしてくれそうなものを選んだ方が多かった感じです。うーん、ブーバじゃなくてキキ、みたいな?伝わるかなぁ。。

いつも不思議。連鎖

最近のブッククラブは輪になって座った状態で、順番に一人ずつ本のお話をするスタイルを取ることが多いのですが、今回もまたしても偶然か否か、前の方のポイントを引き継いで話す、というシーンがたくさん見られました。要は、本が違っても、みなさんの考えたことにどこかしら似ているところがあるということ。とっても不思議です。
ということで、今回は紹介順を意識して写真を残してみました。この中で読みたい本が見つかった方、良かったらその前後の本も一緒に読んでみてくださいませんか?

余談ですが、今回は偶然か否か、全員自分の書棚からお持ちになった本でした。バラエティ豊かな図書館から一冊を見つけるのは楽しいですが、人生でこれから何度も出会い直す本として、これだ、となったら自身の本棚に加わるのは自然な流れなのでしょうね。

次回の ABC も楽しみです。

(執筆者:そば打ちになりたいJ)

AFTER BOOK CLUBとは?

神奈川県立図書館主催の「After5ゼミ」第1期生がはじめたブッククラブ。
本好きの人もそうでない人も、楽しく月1回集まって読書会をしています。

このnoteでは、読書会の記録やイベント情報、また本や横浜にまつわるお話を公開しています。