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藤井風を追っかけていたら、エレカシ/宮本浩次が3m前にいた
藤井風に辿り着き、ググっていた中で出てきたワード「風と共に」。エレカシの曲が出てきた。
エレカシ30周年の時に出したシングル。みんなのうたでも流れてたらしい。染み入る曲。この曲以外でも、エレカシの歌には「風」ってよく出てくるよね。そういえば。
エレカシ、今何やってるのかなーとさらにググったら、35周年のアリーナツアー直前で有明アリーナのチケット買えちゃった。
そして、LIVE直前にセトリ調べて予習しようと検索してたら、Twitterで「乱入男」のことを書いている人がいて。紹介されているリンクのnoteをのぞいてみたら、滅茶苦茶面白い投稿だった。THEドキュメンタリー!
「エレカシ 乱入男」で検索かけたら、乱入したご本人が、その場面をDVDに収められていることを知って、コメントしているブログも発見してしまったり。
私が知っているエレカシは、若干尖ってはいたけれど、すでにミュージックステーションとか出てた頃だと思う。なので、そうか、そんな時代があったのか。ツンデレだったんだねぇ。お客さんと一体になりたいけど、ならないもどかしさ。レコード会社との契約打切りもあったなんて、それはそれは考えざるを得ないこと色々あっただろう。売れなきゃ、何も出来ない。
乱入男のシーン、デビュー35周年を記念したエレカシ公式のYoutube内にも出てくる!
それだけエレカシにとっても意味ある場面だったんだろうなぁ。
今でもLIVEで歌われるファイティングマン。
ファーストアルバムの一曲目。
30周年の時のアルバムタイトルは、『All Time Best Album THE FIGHTING MAN』。
ファイティングマンに対する、並々ならぬ想いが、感じられる。
乱入男がnoteに綴っている想いと、エレカシの想いは、どこまで直接的な重なりがあるのかは定かではないけれど、時空を越えて、言葉を交わさないやり取りがされているのを目撃できるすごい時代。
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「乱入男」の投稿をみてから会場に行ったら、ツアーTシャツで悩んでいる場合じゃない。宮本浩次直筆の「everybody!」Tシャツ一択でしょう。それ以外ありえん。(笑)
開演後、客席に向かって、「everybody!ありがとう!おめでとう!」と叫ぶ宮本さんの姿に、物凄く胸を打たれてしまった。(もちろん、あのnoteのエピソードを知ったおかげで)
そして、自分から「おめでとう!」と言っちゃう感じにニヤニヤしながら、皆に「おめでとう!」って言って欲しいんだよね、と勝手に解釈。
19日のLIVEでは、なんだかタイミングを逸してしまって、「おめでとう!」を届けられなかったのが心残り。きっと、大声で叫べば声が届く距離にいたのに。センターステージ、花道の真横だった。3mくらいの距離?もう少し離れているかも?手が届きそうで届かない、目が合いそうで合わない絶妙な距離。目の前に遮るものが一切なくて、目の前に宮本さんがいた。静寂の中、「おめでとう!」を届けたかったなぁ。
・・・という後悔と、もう一度エネルギーに満ち溢れた、喜び爆発な時間と空間を共にしたい!という欲望が混ぜこぜになって、デビュー日の公演にも行くことに。なんでチケット未だ売ってるのよ!!!みんな絶対に観た方がいいって!!!と熱烈に思いながら、直前で2回目のチケットが手に入ったことに大感謝。
明日は、きっと遠くからなんだろうな。
届きもしない距離からだろうけど、「おめでとう!!!」を心から叫びたい。
おめでとう、おめでとう、おめでとう!
デビュー曲のデーデも、ファイティングマンも、ファーストアルバムに入ってた曲を今でも聴けるって、凄いよね。
お客さんと一体化する決断をして、売れる曲の研究して、35周年でアリーナツアーするエレカシ。
すごい。
おめでとう!!!