日本ミツバチ週末養蜂家・今年1回目の採蜜をしました。
今年1回目の採蜜をしました。
中はミツロウでできた巣がびっしりなので、細い針金で巣箱を一段づつ切り離します。(力のいる作業)
それからミツバチが蜜に触れないようにブロウアーで風を起こし退出してもらいます。羽に蜜がついてしまうと、飛べなくなって死んでしまいまうからです。
包丁で切り出すと、蜜がとろり。この蜜は去年のもので、熟成されて色が濃いです。
昨年に比べると量が少なく感じましたが、2回に分けて採蜜するので、トータルでは増えています。
蜜が入っているお部屋は、もともとはミツバチの赤ちゃんがいたところで、大人になり空き家になると、食料の貯蔵庫になります。赤ちゃんが住まなかったお部屋は新築のままきれい。
蜂蜜はミツバチたちが餌のない冬を乗り切るための食料なので、全体の3分の2から半分くらい残して、おすそわけいただきます。
基本的に採蜜は10月、11月に行います。(気候や巣の状態によってはそれ以外のことも)
西洋ミツバチは短期間に大量の蜜を集めることができるので、年に数回採蜜ができるそうですが、日本ミツバチは体も小さく、行動範囲も狭いのでたくさんはとれません。だから貴重なんですね。
採蜜は毎年、家族で見守ります。
今年もたくさんの幸せと蜂蜜をいただきました。
ありがとう(*^^*)