背番号14
ボールをもっただけで、何かをおこしてくれるんじゃないかとワクワクする
ボールをもっただけで、信じて選手が走り出す
ピッチの上からみてる観客よりピッチを真上から見ている
Jリーグを、川崎フロンターレを好きでよかったと思わせてくれる
そんな選手が今年で引退するのが、セレモニーを見た今でも実感が湧かないのは、まだまだ人を魅了する力が衰えてないからなのだと思う
フロンターレを、ケンゴを見始めたのは2009年シーズンからで、スキマスイッチの常田真太郎さんが面白いクラブがあると、見始めたのがきっかけだった
点を取られたらそれを上回る力で取り返す
そんなチームの中心にいたのが中村憲剛という選手で、ボールを持っただけ負けてる状況であっても、何か起こしてくれるんじゃないか、等々力劇場が起こるんじゃないか、いろんな可能性を想像させてくれる選手だった
そして何よりすごいと思ったのが、年齢関係なく常にアップデートされていくこと。自分の中にベクトルを向け、課題を解決していくことで一段ずつ丁寧に成長していく。
そんな人間だったからこそ、引退すると宣言した今でも引退した後が想像できない、ずっとボールを蹴っているイメージが湧く、そんな選手なんだと思う
そんな選手が所属するフロンターレが2017年までタイトルがなかったなんて、今ではなかなか信じられない。自分が見始める前からすでに幾度も準優勝を経験していたけども、正直すぐに優勝するんじゃないかと思っていた
ただ実際はなかなか勝てず、2017年ルヴァンカップも開始早々先制点を取られ、優勝することができなかった
そんな状況で、2017年リーグ最終戦、逆転での初優勝を飾ったとき
ケンゴの表情を見て、おもわず笑った、そして泣いた
フロンターレを見始めてたった8年だけだけども、その優勝の重み・感動を感じることができたのは、「皆から愛されるクラブ」だったからだと思う
そんな愛されるクラブを作った功労者の一人が中村憲剛で、だからみんなケンゴが大好きなんだと思う
そして大好きな憲剛のプレーを見れる機会は多くてもあと2回。
まずは、元日に国立のピッチに立つために
そして、唯一ケンゴと一緒に掲げていない優勝杯をかかげるために
心から大きな声で声援を送りたいと思います
FORZA KAWASAKI!
FORZA KENGO!
そしてありがとうケンゴ!!!
追記
うまく文章の中にいれこむことができなかったので、別枠で
あらためて「ベクトルを自分の中に向ける」という言葉の重みに、自分自身気づかされた
今後仕事をしていく上で、生きていく上で、大事な指針になると思う
憲剛に出会えて本当によかった。
ありがとうございます。そしてまた等々力でお待ちしています!