アフリカローズの環境への取り組み(カーボンオフセット編!)
こんにちは!今年の4月からアフリカローズでアルバイトとして関わっている金井たかこです。前回のめぐみさんのnoteからバトンを受け取り、今回は、6月から導入することになった「カーボンオフセット」について紹介したいと思います!
「カーボンオフセットってなに?」と思った方も、すでに詳しくご存知の方も、一緒に考えていける機会になれば嬉しいです。
前回のnoteは、こちらです ↓
カーボン・オフセットとは?
私たちが、生活しているとあらゆるところで二酸化炭素(以下、CO2)が発生します。例えば、私たちは呼吸をするだけでCO2を出していることは、皆さんも知っていると思います。他にも人間のあらゆる活動をとおしてCO2は発生します。
CO2や温室効果ガスと言われるものをなるべく出さないように努力しても、どうしてもゼロにならないときに、発生するCO2(=カーボン)の全部または一部を植林・森林保護などで埋め合わせ(=オフセット)をすることを、「カーボン・オフセット」と言います。
カーボン・オフセットを行うには、まず、自分たちがどれくらいのCO2を出しているのか、知る必要があります!
アフリカ・ケニアから遠路はるばる届いたバラは、一本あたりどれくらいの二酸化炭素を排出してきたのか?綺麗なバラの二酸化炭素排出量を計算するのは、一方でロマンスがなくなってしまうみたいで、物寂しく感じます。でも私たちが販売しているパワー溢れるバラたちが環境問題につながっているかもしれないと思うと、その方が気持ちよく販売できないので、実際に計算してみました!
ケニアからやってきたバラたちは、一体どれくらい二酸化炭素を排出してきたのか?
私たちは環境の専門家ではありませんが、様々な情報を駆使して、自分たちでバラ1本あたりのCO2排出量を計算してみることにしました!
①ケニアで12,000本のバラを栽培すると約6,000kgのCO2が排出されると言われています。なので、一回の輸入あたりの量で換算すると750kgのCO2を排出しています。
②そして、バラ農園から120kmほど移動したところにあるナイロビ空港へバラたちを運びます。一回の輸入あたりの量で換算すると20.16kgのCO2を排出しています。
③飛行機でケニア・ナイロビからドバイを経由し、日本の羽田空港まで運ばれます。一回の輸入あたりの量で換算すると1395.2kgのCO2を排出しています。
④羽田空港から広尾本店までまでの輸送にかかるCO2排出量は、3.36kg。
⑤広尾本店から六本木ヒルズ店までの輸送にかかるCO2排出量は、1.13kg。
①から⑤で出た数字を全部足すと、一回の輸入あたり、およそ2170kgのCO2を排出しています。
アフリカローズのバラ1本あたりで計算すると、約1.4kgのCO2を排出していることになります。
※CO2の排出量は、時速・運ぶものの重さ・移動距離・燃費などによって変わってくるので、これらの数字は、計算上のおよその値です。
計算するにあたり参考にした資料は、以下です。
*CO2排出量の計算
あらかじめご承知いただきたいのは、アフリカローズの環境部のメンバーで自分たちなりに計算をしたので、専門家の人たちからみると計算上間違っているところがあるかもしれません。CO2排出量の計算について詳しい方、間違っている、あるいは、より正しい計算の仕方をご存知の方、是非教えていただけると嬉しいです!
カーボン・オフセット料金の導入
さて、晴れてバラ一本あたりのCO2排出量を計算し、1本あたりおよそ1.4kgのCO2を排出していることがわかった私たちは、カーボン・オフセット料金として導入することにしました。
1本のバラの購入につき5円を追加していただくことで、どうしても排出してしまう1.4kgのCO2を埋め合わせることができる仕組みです。
このカーボン・オフセットで支払っていただいたお金は、ケニアの植林活動を行っている団体へ寄付されます。ケニアの森林面積は、国土のたった6%しかなく、また乾燥地・半乾燥地が国土の約8割なのです(ちなみに、日本の森林面積は67%です)。ケニアでは2030年までに森林率10%という国家目標を掲げているので、その支援にも繋がっていきます!
カーボン・オフセット料金をお支払いいただくかどうかは、お客様に決めていただき、支払われない場合は、アフリカローズが支払います。
6月は環境月間!
今月、6月は、環境省が定める『環境月間』です。そして、6月5日は、『世界環境デー』として、毎年環境に関する様々な取り組みが行われています。
私たち、アフリカローズもHPやnote、Instagramなどで環境についての情報をたくさん発信していく予定です。
是非、フォローしてみてくださると嬉しいです!
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