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その教室立地は大丈夫?

こんにちは、プログラミング教室コンサルタントの檜山(@afrel_consult)です。

今回は、教室開設に精通したコンサルタントが言う教室を開設する際の立地の選び方についての話です。

▼そのコンサルタントのプロフィールがこちら
30年にわたり、スクール事業に従事。JASDAQ公開企業の代表取締役を経て、アフレルの活動に参画。47都道府県のマーケティング活動、6つのブランドマネジメントに加えて、プログラミングスクール約100教室の開設を支援。

具体的で実践的な内容なので下記に当てはまる方は是非ご一読ください。
・これからプログラミングスクールを開設予定の方
・これからスクールの2店舗目、3店舗目を検討している方

※今回の記事は子ども向けプログラミングスクールを想定しています。

スクールの代表的な3つの立地

出店は、事業戦略によって決まるものですので、多店舗展開を前提としての基幹店舗(スクール)としての1教室目か、ドミナント出店の1教室目か・・・等によって、選択する立地の環境も異なります。

ですが、一般的にスクールは、住宅地(小規模な駅前含む)ロードサイド大規模な駅前の3つに分類されるケースが多いようです。

今回は住宅地(小規模な駅前含む)への出店のケースを想定します。

その教室立地は大丈夫?開設前に知っておきたいチェック項目【住宅地(小規模な駅前含む)編】

①児童数が十分にいるか
(1)出店予定の教室から半径1km圏内にある小学校を調べる
密集地区の場合は集客範囲を半径500m、地方の場合は2㎞以上の集客範囲も可能な場合があります。

その教室立地は大丈夫?商圏図


(2)小学校それぞれの児童数を調べる
市区町村のHPで学校・学年ごとの児童数が公開されています。そこで一定の児童数がいるかどうか確認できます。

その教室立地は大丈夫?児童表


(1),(2)で調べた合計の結果、児童数1,500名程度いれば出店候補とみなしてよいと思います。

②どこからいつ通ってくれるのか?
児童数が確認できたら、次はその児童がどこから、いつ通ってくれるのかを確認します。
住宅地にある教室は、平日に学校が終わって通うケースが一般的です。そのために、こどもひとりでも通える範囲であることが理想的です。
・徒歩で何分かかるか?
・自転車で何分かかるか?
を考えた時、一般的に1kmを目安にすることをお勧めします。
児童目線に立って通いやすいかを試して頂くこともいいと思います。

地方の場合は、平日でも車での送り迎えがアタリマエの地域もあります。そうした場合は、2㎞以上の集客想定も十分可能です。

③存在自体の力を確かめてみる
教室の候補の建物前に、朝(小学生の登校時間)と夕方(下校時間)に立って、物件前を通る児童がどの程度いるかを知ることから試してみましょう。
その場所に存在すること自体が認知獲得の手段として使えるかどうかも立地を考える上ではとても重要です。それによって生徒募集の方法も異なってきます。

その立地の強みを活かす活動、その立地の弱みを補う活動
既に教室を開設されていたり、既存の場所を活用してスクールを始めようと検討されている場合は、その立地の強みをどう活かすか?その立地の弱みをどう補うか?という具体的なアクションプランを立案する必要がありますが、そのお話はまた別の機会に書こうと思います。

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