偏見に満ちた小倉大賞典出走馬の紹介

ローカル好きの祭典はじまる！
小倉競馬場冬の名物ハンデ、小倉大賞典出走予定馬の紹介をします。
偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。それではどうぞ。

小倉大賞典とは
第１回から１８００ｍのハンデ戦で開催される名物レース。勝ち馬にはＧⅠ馬から小倉巧者、はたまた１０歳馬などいてもうカオス。有名どころの勝ち馬といえばサイレンススズカ。５７.５キロでも大逃げで楽勝でレコード勝ち。金鯱賞が伝説としてよく取り上げられるがノーステッキで勝つこのレースも実はスゴイ。

①アールスター　56.0　長岡
２０２０年の小倉記念勝ち馬。小倉成績は２-０-０-２だが昨年の小倉大賞典は４着。ここのところ結果は出ていないが前走中山金杯では地味に上がり最速。１年ぶりの小倉出走で復活なるか？

②ヴェロックス　56.0　菱田
２０１９年の皐月賞２着馬。絶賛迷走中で１６００ｍを使うが結果が出ず。５６キロは好材料だが見込まれた感も無くはない。デビュー勝ちの地で復活の狼煙を上げるか？

③レッドフラヴィア　52.0　津村
２走前を勝ちオープン入り。１８００ｍ３勝。本来先行する馬なのだが、前走は速い馬がいて完全に置いていかれた感じの競馬になる。ここでは先行して軽量を活かし切るか？

④ノルカソルカ　54.0　勝浦
名前の割に堅実な成績の馬でアーリントンＣ以外はすべて掲示板に収まる。ほぼ１６００ｍばかり使われて１８００ｍは初出走。マイペースな逃げで粘り込みを図れるか？

⑤ダブルシャープ　56.0　酒井
ＪＲＡで上げた３勝がすべて小倉の馬。小倉の成績は３-３-０-２と完全に巧者。関門橋Ｓの着差はクビだが２着と３着の差は５馬身。先行力を活かして初の重賞制覇なるか？

⑥スカーフェイス　55.0　団野
今年の金杯２着馬。１８００ｍは未勝利戦以来。勝った競馬を見ると上がりの掛かる方が良さそうなタイプ。前走のような立ち回りをして上位に再び食い込むか？

⑦カデナ　57.5　泉谷
２０２０年の小倉大賞典勝ち馬で今回のトップハンデ。昨年は５８キロを背負い６着。ダートで目途を立てフェブラリーＳを目指すが賞金の関係でこちらへ出走。０．５キロ減はこの馬にとって追い風になるか？

⑧ヴァイスメテオール　55.0　丸山
昨年のラジオＮＩＫＫＥＩ賞勝ち馬。勝つ時は馬場が稍重か不良で良だと着順が何故か４の倍数になる不思議な馬。時計が掛かる方が良さそうなタイプだが小倉の馬場状態は渋るか？

⑨トップウィナー　54.0　城戸
日経新春杯で思いっきり逃げた馬。芝が未勝利のため正直厳しいとは思うが馬場が渋って脚を使わせる展開になればワンチャンあるかも。ケレン味の無い逃げを見せるか？

⑩スーパーフェザー　54.0　浜中
昨年の小倉記念３着馬。前走でオープン入り。重でも勝ってはいるがどちらかというと時計は速い方が良さそうなタイプ。昨年の夏に見せた脚をここでも繰り出せるか？

⑪アイスバブル　54.0　水口
目黒記念２年連続の２着馬。昨年の函館記念で２着に来たところを見ると力のいる馬場の方が良さそうなタイプ。馬場が渋れば激走はあるか？

⑫ランブリングアレー　55.5　藤岡康
昨年の中山牝馬Ｓ勝ち馬。ヴィクトリアマイル２着がありトップハンデと同等の扱い。末脚を活かす展開となり重賞２勝目となるか？

⑬サトノアーサー　57.0　荻野
重賞２勝馬。昨年より置いて行かれる競馬が目立ち絶不調。５７キロも有利とは言えずここでも厳しい戦いになりそうだが古豪の復活はあるか？

⑭ジェネラーレウーノ　55.0　柴山
京成杯とセントライト記念の勝ち馬。中山巧者かと思われたがその後勝ち星が無く早や７歳。初の小倉と２歳以来の５５キロで往年の脚を取り戻せるか？

⑮ブラヴァス　57.0　西村
２０２０年の新潟記念勝ち馬。この馬も昨年より不調に陥り大敗続き。ハンデ据え置きは厳しいところだが初の小倉で復活はあるか？

⑯アリーヴォ　54.0　横山和
小倉４戦４勝の小倉巧者。菊花賞の後は間違いなくこのレースを狙ったローテーション。思惑通り出走が叶ったが大外枠はやや痛手。不利を跳ね返し小倉では無敵の姿を見せつけるか？

レースに向けての雑感
脚質整理
逃げ　ノルカソルカ　トップウィナー
先行　レッドフラヴィア　ダブルシャープ　ジェネラーレウーノ
中団　ヴェロックス　スカーフェイス　スーパーフェザー
　　　アイスバブル　ランブリングアレ　アリーヴォ
差し　アールスター　ヴァイスメテオール
追込　カデナ　サトノアーサー　ブラヴァス

トップウィナーが飛ばしてノルカソルカの実質単騎逃げの様な形になりそう。ペース的には平均よりやや早めか？直線が短いため早めに抜け出しを図る馬と大外から迫ってくる馬とが入り乱れハンデ戦らしいゴール前になりそう。

馬券的に気になる馬
①アールスター　⑤ダブルシャープ　⑥スカーフェイス　
⑦カデナ　⑩スーパーフェザー　⑭ジェネラーレウーノ　⑯アリーヴォ

以上小倉大賞典出走予定馬の紹介でした。
今年最初のローカル重賞で勝利するのはいったいどの馬か？
馬券を買う方も買わない方も日曜日の小倉１１Ｒレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。