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偏見に満ちたすみれステークス登録馬の紹介

クラシックに出たいんじゃあ!
注目度は低い割に勝ち馬への期待が何故か上がるすみれステークスの登録馬を紹介します。偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。それではどうぞ。

すみれステークスとは
1984年に1600mで開催が始まり翌年より2200mで定着。レース名称はすみれ賞だったこともある。トライアルが近いため小頭数でのレースが多いが勝ち馬からは稀にGⅠホースが登場することもある。ウマ娘的にも競馬ファン的にも有名なところではやはりスーパークリーク。見どころとしては直線の抜け出し方というよりは武豊騎手が2年目というところか?

出走登録馬
※頭数が少ないので今回はラップを載せてみました。
※1000m、1600mはレースラップ、3Fはその馬のタイムです。

アスクオンディープ
新馬戦は残り400mからの追い出しで突き放して勝利。ドスローの逃げなのにどの馬も並びかけられなかった所をみると、他の馬が案外だったという印象もぬぐい切れないが瞬発力があることだけは確か。
ラップ比較
新馬戦2000m   1着:1000m1分4秒4 1600m1分42秒2 3F 34.3

ヴェローナシチー
京成杯3着馬。レース3走を見る限りだと長くいい脚を使うタイプで、切れ味勝負になると分が悪い印象。なんとなくステイヤーっぽい感じもしなくはない。ただ末脚は堅実なので早めに仕掛けて2勝目をゲットしたいところ。
ラップ比較
新馬戦1800m   3着:1000m1分3秒0 1600m1分38秒5 3F 34.4
未勝利2000m   1着:1000m1分1秒7 1600m1分38秒5 3F 36.3
GⅢ 2000m   3着:1000m1分0秒9 1600m1分37秒8 3F 35.0

シェルビーズアイ
小頭数の新馬戦を瞬発力で制するが、重賞2走は上りの掛かる競馬でこの馬にとって苦手な展開になったと考えるのが妥当。スローペースの競馬になれば巻き返しは大いにある。
ラップ比較
新馬戦2000m   1着:1000m1分3秒8 1600m1分40秒4 3F 34.2
GⅠ 2000m   8着:1000m1分0秒1 1600m1分36秒5 3F 36.0
GⅢ 2000m 10着:1000m1分0秒6 1600m1分36秒5 3F 36.3

セレシオン
時計の掛かる競馬も4頭立ての競馬もこなせるタイプ。前走3着のメイショウゲキリンがきさらぎ賞でも3着だったことから重賞クラスの力があると見ても良いのかも。
ラップ比較
新馬戦2000m   1着:1000m1分1秒9 1600m1分38秒0 3F 35.6
1勝 2200m   1着:1000m1分4秒3 1600m1分41秒4 3F 34.0

トーセンヴァンノ
4角先頭で勝ったコスモス賞は後ろの馬が伸びなかっただけの様なレース。
大逃げで後ろの馬が脚を使わせる展開に持ち込まないと厳しそう。なんとなくダートの方が合いそうな気もしないでもない。
ラップ比較
OP 1800m   1着:1000m1分0秒4 1600m1分37秒1 3F 36.3
GⅢ 2000m 13着:1000m1分0秒9 1600m1分37秒8 3F 35.6
GⅢ 2000m   7着:1000m1分0秒6 1600m1分36秒5 3F 35.6

ポットボレット
未勝利戦の字面を見ると高速馬場が合いそうな感じもするが、京都2歳Sは4角で行き場を無くして外に出すロスが無ければ上位争いだったと思われる。隠れた実力馬はこの馬かも。
ラップ比較
未勝利1800m   1着:1000m1分1秒1 1600m1分34秒8 3F 34.1
GⅢ 2000m   4着:1000m1分2秒8 1600m1分39秒3 3F 35.4
1勝 2400m   2着:1000m1分2秒5 1600m1分40秒1 3F 34.3

マテンロウボンド
上位争いを演じた馬が勝ち上がっていないのは気になるが、ドスローの新馬戦で直線4番手から前を差し切った脚は見事。ここは相手関係だけ。
ラップ比較
新馬戦2000m   1着:1000m1分4秒0 1600m1分41秒4 3F 34.2

レヴァンジル
4走すべて瞬発力勝負となり成績は2-1-1-0。前走は完全にポットボレットの勝ちパターンだったがゴール前で差し切った。ここもスローの競馬になりそうなだけに上位争いは必至。
ラップ比較
未勝利2000m   1着:1000m1分0秒9 1600m1分37秒8 3F 34.4
1勝 2000m   2着:1000m1分2秒8 1600m1分39秒9 3F 34.1
1勝 2400m   1着:1000m1分2秒5 1600m1分40秒1 3F 34.0

レースに向けての雑感
脚質の整理
逃げ ポットボレット アスクオンディープ
先行 セレシオン レヴァンジル シェルビーズアイ
差し マテンロウボンド ヴェローナシチー 
追込 トーセンヴァンノ

おそらくポットボレットの逃げ。アスクオンディープは先行勢に飲み込まれるかも。小頭数の競馬とあって1分2秒台スローペースになりそうだが、前走で差された事もあり引き離し気味に逃げる可能性も。瞬発力勝負が濃厚だが内回りコースで直線が短い事もあり少しでも前に行ける馬が有利。

馬券的に気になる馬
◎ポットボレット
〇レヴァンジル
▲セレシオン
△ヴェローナシチー
△シェルビーズアイ
配当的に3連複の1点買いか3連単でレースを楽しむのが正解かも。

以上すみれステークス登録馬の紹介でした。
果たしてこのレースから出世する馬は現れるのか?
馬券を買う方も買わない方も土曜日の阪神10Rレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。

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