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AFKアリーナ ウォルクの紹介記事
ウォルクの使用感&キャラ紹介
ウォルクが昨年末ころ、遂に白星になったので彼の事をつらつらと書いていきたいと思います。
注意:途中に挿入される「参考」はTwitterアカウントに飛ぶので、そちらを覗いて頂けるようでしたら、このnoteを予め「ブラウザで表示」にしてから読み進めた方がよいです。
でないと、参考先からうまく戻れないので。
かなり長くなってしまったので、お時間のある時のお目汚しにどうぞ。
キャラとして
親友を「サンドクロー」に殺され、復讐を誓うガンファイター。
もうキャラデザインが全て好きです。
モチーフというか元ネタは、英語名や通り名から『炎のテキサスレンジャー』のコーデル・ウォーカーや『ローン・レンジャー』の主人公ローン・レンジャーと思われます。
他には棺桶を云々しながらマシンガンのようにショットガンを撃つところから『続・荒野の用心棒』の方のジャンゴもイメージされているかもしれません。
体格や「西部劇のガンマンがモチーフ」というところから、実はドワーフとのミックスルーツなのでは?と妄想しています。
ゲーム内での評価/使用感など
長所
・必殺技使用時の圧倒的な手数。深淵迷宮などにある攻撃回数で解除する系シールドは、ウォルクがいると一瞬で剥がせます。またロザリンの家具9スキル「0.75秒おきにティーカップ生成」を最も活躍させられるのも地味なポイントです。
・家具3効果により必殺技の有効時間はcc無効で、かつ有効時間はかなり長い(最大13秒&連続使用が比較的容易)です。よくあるタシーとの一騎討ちは、比較的有利に進められます。
参考(追放も睡眠も効かないウォルク)
https://twitter.com/sgsdata/status/1468618391380717569?s=21
短所
・様々な事情により、与ダメ性能がスペック書き通りではない点
・刻印30の付与前後で使用感が大きく変わる点
ブライト王国陣営の戦士(力量型装備)。
何の工夫もなく戦線に投入すると「あっ!」という間に儚くなるので、実用にはやや工夫が必要です。
ただこの点は、ほぼ全ての戦士と同様と思います。ウォルクだけが特別倒れやすいということではないはず。
むしろ、刻印付与以前のウォルクは前衛へ配置すると開幕直後の「フェイタルスタン」によって眼前の敵にcc+与ダメ40%ダウンを与え、序盤の制圧効果を期待することができます。結果的に生存率を高めることができるので、戦士の中では前衛採用はしやすいかもしれません。
特に前衛のエルロン吸込みやティーダの「バトルハウル」、ゴルボのダイブ等を止めることができるのは、なかなか重宝しました。
(ただ、4秒のスタンを与えると同時に6秒の与ダメダウンというのは、あんまり後者の効果が活きてこないのでは?と思います)
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1479376317020008452?s=21
なお、この利点は刻印30による「冷酷無常」の優先使用化により消え去るので、刻印をつける際は使用感の大幅な変更を覚悟すべきです。
刻印付与後は、前衛よりも後衛で「冷酷無情」を発動後にシールドをもらうという挙動の方が安定すると思います。
ウォルクを運用する上でのメインスキルは、当然のように必殺技「ワイルドショット」により強化された通常攻撃です。
なのですが、このスキルの説明は不十分というか不正確なので、注意が必要です。
説明文には「ワイルドショット」Lv.3には「散弾のダメージが追加で攻撃力30%増加する」とありますが、実際は「30%に増加」に留まります。
25%→30%という極微増です。
なので、25%+30%で55%/発という夢の火力は実現できません。
必殺技使用時の最大火力は、
①「燃える銃口」でクリ増幅が最大値まで上がる(2.9倍)
②散弾6発全てが当たる
を前提とすると、攻撃力の係数は
(80+70)×2.9+(30×6)=615%/発
となります。
ウォルクは必殺使用時、1秒間に2回ほど通常攻撃を撃てるので秒間ダメージは1230%となるんです。
更に戦士のエルダーツリースキル「スマッシングフォース」があれば15%以上のダメアップがあるので、最低でも1414%/秒の与ダメが期待できます。
猛威を奮っているアインズの必殺ですら、
(アルペド専用45%+「戦闘準備」42%+エルダーツリースキル「魔力増幅」10%〜)×580%×30%(アインズ専用30)×2.9(クリティカル)=4198%です。
3秒もあれば単体相手にはアインズ砲を追い抜けるダメージが期待できるんです。
本当に、数字だけ見るとなぜ弱キャラ扱いされているのか分からないくらいです。
ですが実際は
①散弾の当たり判定は非常に厳しく、6発全てが同じ相手に着弾することは(キャンペーンにおいては)まずない
②「燃える銃口」が最大値を出すにはクリティカル攻撃を20発当てなければならず、低クリ率の戦士にはハードルが高い(刻印60である程度改善はされる)
③前衛は物理耐性持ち(力量型で50%程度カットされる)や高回避持ちが多い。
④ほぼ全てのダメージが単体ダメでありながら近接距離まで近づかないといけないため、相手パーティを倒し切るのに時間がかかる
⑤実際、キャンペーンの3秒は長すぎる
⑥そもそも、必殺発動まで生かしておくことが難しい
という理由から、スペック通りの性能を発揮できずにいます。
②の理由で最大火力が出るまで時間のかかるスロースターターながらイゾルデやアンダンドラほどの爆発力はなく、敢えて登用する魅力に欠けるということが彼の最大の問題点と思います。
また回復スキルが高与ダメが前提の吸収のみであり、シールドスキルである「冷酷無情」も必殺技の挙動の関係で開幕以外ほぼ使用されないため、戦闘開幕直後以降の生存力は戦士の中でも高くない方だと思います。
なお刻印60は「非クリ攻撃がヒットした時にクリ率が上昇していく」という効果なので、スタートをやや加速してくれます……と言いたいところですが、何とこの効果は確定非クリである散弾では発動しません(※運営の回答による)。
相性の良いキャラ
上記の理由でディーラー型/タンク型共に物足りない性能となっていますが、それでもディーラー運用の方が彼のスキルは活かせます。
与ダメ性能が高くないのであれば、それを上げればいいのです。
その点から是非勧めたいのは、以下の3人です
・サイラス
言わずと知れた回復/バフの達人。必殺及び専用30での攻撃力バフはもとより、家具9効果による「通常攻撃ダメ↑/通常攻撃頻度↑」はウォルクの性能とピッタリです。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1428932970480500738?s=21
・モータス
私のモータスはエリ+なのでキャンペーンで活躍してくれる機会は非常に限られていますが、こちらも強バフ持ちキャラですよね。必殺による「攻撃/攻撃速度↑」でウォルクの攻撃性能を補助してくれます。バフが永続なのが素晴らしい。
また「貪欲の刃」は若干の回復性能+シールド奪取能力があるので、生存力を更に高めてくれる他、厄介なシールドスキル持ちに強く出られるのも嬉しいです。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1423847323210194949?s=21
・レイン
「ロックオン」による「クリ率/攻撃速度↑」によって「燃える銃口」の発動を促してくれる他、必殺や「大物賞金稼ぎ」や家具効果での与ダメ↑で補佐してくれます。
これらのバフを重ねることで、最大で秒間4回程度の強化通常攻撃を叩き込めます。これだけあれば、さすがのウォルクも相手体力をモリモリ削っていきます。
参考(サイラス、モータス、レインの全てのバフが揃った状態)
https://twitter.com/sgsdata/status/1422952951803301888?s=21
この他、ヌミスの「ファナティシズム」も相性良いはずですが、同時起用する機会がなかったのでこちらは机上論になります。
その他
・集敵スキル持ち
また
①遠距離攻撃扱いながら間合いはインファイター型なこと
②単体には当たり切らない散弾を有効活用出来る
の観点から、集敵スキルを持つスケーリアス、Queen、ピッパーやオーデンとも相性が良いです。
特にQueenの気絶誘発スキル「フレイダイン」は手数の多いウォルクと高相性です。家具3でオマケ回復が期待できるのも良いですね。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1408075171366281223?s=21
・ロザリン
ウォルクの仕様として必殺技を連発できないのでsp供給係としての必要性はかなり薄いのですが、それでも「奉仕」による攻撃バフと「家事仲間」のプレートによる与ダメバフは魅力的です。
またロザリンが30/9になっていれば、クリ率供給兼短時間スタン役として働けるので、相手の動きを留め置いて一方的に攻撃を仕掛けられます。
ただし家具効果によるポット召喚はアニメーション挙動の関係のせいか、0.75秒おきにではなく一定間隔でまとめて連続で投げる挙動になりますので、継続して相手を拘束できるわけではない点に注意です。
同様に、神器「波紋の弦」による回復は家具効果発動時には発生していないようなので、怒濤の連続回復も無理でした。残念。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1424313222757187584?s=21
・ライカ
クリ率や与ダメを補佐しつつ開幕の立ち上がりを早めるライカも割合と相性が良かったです。
なお開幕加速持ちのライカと編成すると、刻印30以降の開幕の挙動が「通常攻撃→冷酷無情」ではなく「冷酷無情」から始まるので、シールド展開が一手早くなります(恐らく、加速による開幕のクールタイム短縮のため)。
また、角笛を持たせても同様の挙動になります。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1438155922010869760?s=21
推奨神器
なんだかんだで「炎威」が汎用性高いです。速度と吸収が上がるのは大きい。
ただウォルクの必殺技の仕様上、2回目の必殺技の使用は戦闘開始から30秒近く経過した後になることがほとんどなので、即効性はありません。
速攻型を目指すなら「デューラの眼」ですが、ウォルクの「燃える銃口」とのシナジーが悪く、星5の効果のうちクリダメ増加部分は戦闘後半には死に効果になってしまいます。
(クリダメのハードキャップが290%なので)
最終的な与ダメや生存力を犠牲にしても序盤の立ち上がりを急ぎたい時は、選択肢になります。
後述の通り、限定的な場面では「デューラの刃(星5に限る)」が最適解です。
その他の神器は、どれも有効性が今ひとつです。
レンジャー専用神器「蒼翠の弓」をウォルクに装備させたい……。
刻印の要否
刻印により新たに追加されるスキルへの私個人の評価は、以下の通りです。
・刻印30…「冷酷無情」Lv.4解禁
スキルの優先度向上とシールドを追加するこのスキルは、ウォルクの挙動自体を大きく変更します。
「フェイタルスタン」の使用優先度が下がるため戦闘序盤の使用感が大きく変化する他、必殺技の有効時間が切れた瞬間にも「冷酷無情」を挟もうとするので、必殺技の連続使用にインターバルが出る可能性があります。
また必殺技の切れ目に必ず使用するわけでもなく、発動頻度の低いスキルに能力追加があってもほぼ無意味なんですよね。
個人的な評価は、使い勝手を非常に悪くする不要スキルです。
5段階評価(5>1)で1。
参考(必殺技の切れ目に拳銃を抜いたり抜かなかったりするウォルク)
https://twitter.com/sgsdata/status/1437746732805230593?s=21
※ただし刻印30付与は超限定的な場面で輝くのですが、それについては後述します。
・刻印60→「燃える銃口」Lv.4解禁
非クリ時にクリ率を追加で4上げるスキル(上限は+40)。
ウォルクはクリ発生で必殺技の効果延長(専用30)やクリ増幅を+60(素の「燃える銃口」の効果)できるので、攻撃性能向上に役立ちます。
ウォルクは30/3、刻印80、T3、炎威装備でクリ率が44.4なので、併用することで84%(家具最大覚醒で90%)まで上げることが可能となります。
ウォルクは必殺使用時にクリ率が30%追加(専用20によりHP60%↓なら更に+25%)される他、上記の推奨キャラはウォルクのクリ率を上げてくれるキャラも多いので必須ではないですが、対力量型や刻印によりクリ耐性を持つキャラも多いので、あって腐るスキルではないです。
5段階評価で3。
ただし、前述の通り確定非クリ攻撃である散弾がヒットしてもクリ率は上昇しません。
散弾でもクリ率上昇があるなら4評価にしたんですけれど、残念です。
・刻印80→vP時、HPと防御↑
ウォルクの席はvPにはありません。
とまでは言いませんが、ボイドパがこれほどまでに隆盛を極めている現在だとやっていくが厳しいのは確かです。家具9アルナで護ったとて、彼女のスキルで速度が落ちるとウォルクの与ダメ能力が深刻な影響を受けるので、相性は悪いように思います。
検証が進んでいないため、評価は保留とします。
◯総評
刻印で得られるスキルは「当たり」でないことは確かです。
刻印で得られるステータスも必殺効果中はcc無効なのに根性が13も上がったり、回避キャラでもないのに回避が14上がるなどリターンが少ない項目が目立ちます。それよりは攻撃速度や防御貫通を上げて欲しかった……。
しかし基礎ステータスが上がるのは重要ですし、吸収が13上がるので炎威×2と家具9での吸収付与と併せると77(家具最大覚醒で83)となります。与ダメの80%を吸収できるのは家具3ティーダの99%(受ける治癒量スタックが最大時)に次ぐ量なはず(せろ調べ)で、生存力支えの一助になればいいな、と思います。
なお、後述のゴブリン討伐においては与ダメ寄与系ステータスの上昇は極めて重要なので、その意味では刻印は必須です。
活躍場面
◯vE編
私は35-1以降から37-16に至るまで、ウォルクを1パーティ目に組み込む縛りでキャンペーンを進めています(「#ウォルクの出稼記」で記録管理中。なぜか35章の記録はこのタグで出てきませんが、検索で出てきます)。
キャンペーンにおいて、ウォルクがもの凄く活きる!という場面を探すのはやや難しいですが、それでもレベル差160程度での進行が出来ています。
パーティの基本系は下記4人に、相手に応じて追加する形です。
サイラス・レインでウォルクを強化、盾兼サブディーラーのエルードさん(しばしば一番ダメージ出してる)は、全体攻撃でウォルクの討ち漏らしを仕留めたりします。
残り一人は上述の相性のいいキャラやヒーラー役を入れることが一番多かったですが、フォークスで相手の頭数を減らしたり、ナーラでウォルクの手が届きにくい後衛を引っ張ったりしました。
◯レイド編
対ゴブリン戦は、ウォルクが輝く数少ない場です。
サイラス、モータス、レイン、ロザリンのバフを一身に受けて散弾銃を連射することで、同レベル帯のソロスよりもダメージが出せる可能性があります。
※せろ調べ。検証不十分な記載。
最新のゴブ戦リザルト
サイラスの注射をウォルクに集め、ロザリンの「奉仕」をレインの「ロックオン」に重ねていく感じで進めるのが基本の操作です。
ウォルクの必殺モーションをモータスの必殺技のタイマーストップに重ねたり、体力回復時間に充てたりと、小技も使っています。
装備関係その他
・ウォルク
ずっと「炎威」星5を使用していましたが「デューラの刃」星5の方がウォルクのダメージが伸びることが判りました。
Lv.390時点だと
炎威装備 →360.06億 総合428.84億
デュラ刃装備→389.09億 総合452.34億
と、ウォルクのダメージでは30億近く差が出ます。
配置は2固定。
先にウォルクの散弾が単体に全てヒットすることはほぼない、と書きましたが2配置だと比較的散弾のヒット数が多くなる傾向になります。
・ロザリン
一般的なデュラ刃装備。専用を30まで上げて、ウォルクの「燃える銃口」によるクリ増幅↑を補佐します。
必殺の使用タイミングはレインが「ロックオン」が有効な時(ゴブリンの足元に菱形のマーカーが出ている時)。
「ロックオン」にはクリ率・攻撃速度↑があってウォルクの最大火力を引き出せるタイミングなので、ロザ必殺による攻撃力60%↑をそこに重ねていきます。
あまりタイミングを待つとウォルクのSPが回復し切ってしまうので、その辺りは臨機応変に。
配置は3。
ウォルクに追随する動きなので、サイラスの回復霧をそこで受ける形です。
・レイン
神器は「デューラの眼」。加速による「ロックオン」クールダウン短縮が目的。
「ロックオン」の有効時間は10秒。クールタイムは16秒ほどなので、その6秒の間にロザのバフをかけないように気をつけます。
配置は4か5。私は4に配置です。
・サイラス
「デューラの角笛」装備。
注射バフ&回復役。注射発動時に気をつけなければならないのはゴブリンの微細な削りで、全キャラのHPゲージには細心の注意を払う必要があります。
特に注意が必要なのは、この編成だと残り52秒と30秒前後。ゴブリンの大技で全体が削れ、さらにサイラスのSPも溜まるので誤爆しやすいタイミングです。
30秒前後はその直前に注射を打てているはずので、少し待っても十分に注射の効果が持続しています。焦らずに各キャラの体力が満タンなのを確認しつつ注射をします。
注射をウォルクに誘導するため、配置は1で固定。
・モータス
神器は「波紋の弦」。ゴブからのダメのほか、モータスは「血の盟約」で自傷を行うので、そういった細かい傷を自分で癒すための選択。
特に残り35秒前後はサイラス注射効果が切れるのとモータス自傷のタイミングが重なりやすいので注意。
必殺技は他キャラの必殺に先行する形で被せて、タイマーを止めるように使うのがコツです。
残り1:14と1:02では「モータス→(1:02秒時のみウォルク)サイラス→レイン/(サイラス注射の挙動が終了してから)ロザリン」のタイミングがベストでした。
ただ、そうした小技も残り50秒前後までしか使えないので、あとはサイラスの注射を邪魔する置物となります。
配置は4か5。私は5に置いています。
ちょっとした裏技(?)
実はウォルク、アタリアの対面に配置することであの厄介な突進を回避することができます。
「アタまた(アタリアも跨いで通る)のウォルク」の称号をプレゼントしたい。
さらに、上であれほど低評価をつけた「刻印30」による挙動変化のおかげで「フェイタルスタン」のタイミングがアタリアの戦場復帰に重なります。
これでアタリアからスタンを取ることができ、開幕ラッシュを完全に潰すことができます。
「開幕キラー」のアタリアを封じることができる数少ないキャラである、という点はもっと広く知られて欲しいなと思っています。
※開幕のアタリアの挙動を封じたからといって、そのまま倒せるとは限りません。
参考
https://twitter.com/sgsdata/status/1479863469201833985?s=20
蛇足記載
(愚痴めいた部分もあるので、読む必要はないです)
日版リリース以降に実装されたキャラでは珍しく、日英版で随分と描写が違うキャラです。
ここが違うよ日英版
・復讐を誓う経緯
日版
怪我を理由に3年前に軍を除隊した友人が「サンドクロー」に襲撃され死亡
↓
報復を依頼するも、軍の規則に合わないと却下
↓
「規則なんてクソくらえ!」と、上官を殴り付けて自ら除隊
以降、復讐を誓って「流刑地」に踏み込む
英版
親友は3年前、隊商の護衛任務中に襲撃してきた「サンドクロー」と交戦して死亡
↓
復讐を誓うウォルクに、それは軍則違反であると上司が止めようとする(恐らく、軍の任務中の死亡に対して「個人的な復讐」という概念がそぐわないため)
↓
上官を殴り飛ばして、正規の手続きを踏まずに除隊。「友の仇を討つならば、自分の手でやらなければならない」との考えのもと、標的を探す
・キャラ台詞が違う
英版では、亡くした友を悼むような発言が多いウォルクですが、日版ではただただ荒っぽい無法者な台詞が目立つ気がします。
個人的には英版の「Dead or alive, you’re comin with me.(いついかなる時でも、お前は俺と共に在る/勝利時のセリフ)」がお気に入りです。
大事な人を亡くしたキャラはAFKに数多いますが、ゲーム中のセリフで故人に言及するのはウォルクの他は、日版イザベラとグレボ主従くらいじゃないです?
その違いについては以前、呟いていたので興味がある方はこちらからどうぞ
https://twitter.com/sgsdata/status/1415961390968229888?s=21
ウォルクの日版台詞一覧はこちらから
https://twitter.com/sgsdata/status/1416660675514880002?s=21
またクレインのストーリーにおける「俺を殴れ」→「卑怯なヤツめ!」の謎については、英版中版を併せて参照することで、ようやく意味が通る流れになります。
日版では「クレインがウォルクの股間を蹴り上げる」という描写がぼやかされているので、分かりにくくなったと考えています。
その点については、英版中版と引き合わせながら検討したものがあるので、よろしければ(こちらも長いので注意)。
https://twitter.com/sgsdata/status/1421180166030561280?s=20
存在自体は2021年1月25 日実装のクレインのストーリーで明かされていました。
(ドレイスのストーリー冒頭に出てくるウォルクは英版では「Vark」なので、おそらく別人)
当初は「ムタンスボーイ(英版:the Moondance kid)」という通り名であるという翻訳がされていて、一部界隈では大変に盛り上がりました。
→英版には今も「the Moondance kid」の記述は残っています。
実装は2021年6月7日のアップデート。
当時は「ブライト期待の高火力ディーラーの実装か?」という期待が高かった分、スペックが明らかになった瞬間から一気に「期待外れキャラ」の烙印を押されてしまった気がします。
そのせいかネット界隈では国内外を問わず「貶されキャラ」としての地位が確立してしまった印象。
海外プレイヤーの「タレンはHPが減るほど強くなるからウォルクを対面に置けば対策できるね」といった人。
そのコメに「うちではルクレチーズのバフ要員として活躍してるぜ」とリプした人。
redditで「新キャラへの投資の是非」という記事に「ウォルクは投資に値しない」と書いたA氏。
最速刻印おすすめ一覧で「Trash」と評価(これもどうかと思いますが)したキャラ群のさらに下に「ウォルク」と項目を設けてネタにしたX氏。
彼らの事は忘れてませんからね。
リリスゲームズの担当者でDiscordにて内部事情を垂れ流してしまうことで有名なTonyy氏が「キャラ性能の事前テストはしていないから、ウォルクの低性能がある」旨の発言からさらにネタ化された気もしますが、この発言が今のウォルク縛りプレイを決心させたので個人的には良いきっかけでした。
Tonyy氏による発言の数々
(上):ウォルク(Walker)は死ぬ以外の事はしてないし、バランス取れてないね
(下):事前テストはしてない。だからウォルクの結果がある(運営はキャラ実装前のテストをしているのか?という質問に対して)。
最後に
お世辞にも強いとは言い難いキャラで不用意に育成をお勧めすることができないないのですが、それでもデザイン/背景ともにものすごく好きなキャラです。
クレインのストーリーに出てきた時点で「散弾銃の早撃ちガンナー」という設定にやられてしまいました(笑)。
特に好きなキャラは他にもイザベラとエルードさんがいるのですが、イザは21年3月のリワークで強キャラ化、エルードは元々vPにしっかりと席を確保している一方、ウォルクはあまりに省みられることが少ないキャラなこともあって「自分が輝ける路を探さなければ!」という謎の熱意を燃やしてしまった時期もあります。
2022年の目標は、そんなウォルクでゴブリンを倒し切ることです。
記録は「#ウォルクのおっきい討伐」でタグ管理しているので、もしご興味が湧いた方がいらっしゃれば一度覗いてみてください。
最後までお目通しいただきましまして、ありがとうございました!