Costa coffeeの日本戦略
明けましておめでとうございます。
12期の小柳です。
今回はCosta coffeeについてまとめてみたいと思います。
Costa coffeeというのは1971年にロンドンで誕生したカフェチェーンです。Twitterで調べていると、Costa coffeeのイギリスでの位置付けというのは、日本でいうドトールのような、“幅広い世代に使われているカフェ”らしいです。
しかし、聞いたことはあってもあまり日本では馴染みがないコーヒーチェーンですよね。僕自身、友人と会う時にわざわざ「今日Costa coffee行こうぜ」とはならないです。
まあ、それもそのはずで、日本には2020年7月に銀座のLOFTにポッポアップストアとして初めて上陸したのです。
でも、皆さんの中にもCosta coffee知っている人もいると思います。
まだ日本に上陸して間もないのにも関わらず、Costa coffeeの知名度が高いのには理由があるのです。
それは、Costa coffeeの日本戦略にあります。
Costa coffeeの店舗数は非常に少なく、スターバックスやドトールは駅の近くやビルに併設していたりと、視界に入らない日はないんじゃないかと思うくらい店舗数がありますよね。しかし、Costa coffeeは店舗を出す代わりに、①様々なレストランのメニューに入れる、②無人の自販機を設置する戦略をとっています。
①の様々なレストランのメニューに入れるというのは、レストランにCosta coffeeのコーヒーマシンを設置することで可能になっています。
このオレンジのマークはコーヒーメーカーを表していて、イタリアンやフレンチなどの主に個人店のレストランが多い印象です。あとは赤坂の変なホテルにも入っています。
②の無人のコーヒーマシンの設置についてですが、これは僕の家の近所にもあったので今回実際に見にいってみました。
KINOKUNIYAに入ってみるとありました。
無人のコーヒーマシン。
これはコンビニで買うコーヒーと同じで、まずはレジでコーヒーの料金を払い、カップを貰ってからここでコーヒーを淹れることができます。
このような感じで、大きい液晶画面をタッチして自分が購入したコーヒーを選んでいきます。
ラテの場合は、キャラメルやバニラ、ヘーゼルナッツなどのカスタマイズもすることができました。
今回はラテとオリジナルブレンドコーヒーを頼んでみました。どちらも美味しかったです。
このようにCosta Coffeeは人件費削減や店舗の数を減らすことで、日本での生き残りをはかっているように感じました。
是非、見かけたら飲んでみてくださいね。
ではでは。