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紅茶に合うトルコ伝統スイーツ


皆さまお久しぶりです。アフリカ研究会9期改10期の小山です。
最近コロナで海外に行けないことが憂鬱ですが、、、
それとは関係なく時々旅行や留学などの海外の思い出が急にフラッシュバックすることありませんか?この前テレビを見ていて突然それが来ました 笑
それもあって今日はトルコ留学中に出会った、私が紅茶に最も合うと思っているスイーツについて紹介します。
その名も『バクラヴァ』

バクラバ1

↑バクラヴァ(プレーン味)サクッとしてました!

これはパイを重ねて焼きシロップに漬けたお菓子です。留学中こいつを毎日食らっておりました。このスイーツ、味は究極に「甘い」です。とんでもなく甘い。留学初日、こいつを食べて甘すぎて引きました。
でもストレートの紅茶と合わせると、、、革命が起こります。
(一学期間の留学生活で、単純に甘さに慣れてきた説が濃厚です。)
その甘さが故に紅茶との相性が抜群で、、、。気づいたら何個も食らってます。

バクラバ2

↑甘さ控えめのトルコアイス(ドゥンドゥルマ)を挟むのも一般的(食べやすくなります。)


味についてもう少し紹介します 笑
バクラヴァの美味しい、まずいはその食感甘さ加減によって決まります。(と勝手に思っています。)
好みはありますが美味しいバクラバはパイ生地の食感がとても良いです。非常にサクッとした仕上がりになっていて、バターと生地の香ばしい香りが鼻から抜ける、これが美味しいバクラヴァだと思います!
そして甘さ加減が絶妙なバクラバが良いバクラヴァです!シロップとはちみつの配分が絶妙な甘さを表現しています。
甘いは甘いんですが、甘すぎず上品な甘さのものが美味しいです。(何を言っているんでしょう 笑)甘さの中に上品な後味があるんです、食べたら感じると思います!!
生地を重ねたものや、重ね方を一味変えたものなどあります。形が変わっていると、食感が変わるので食べていてとても面白いです。
そして、、、
何と言ってもナッツの存在が大切です。バクラバは生地だけを重ねる場合もありますが、ナッツ(ピスタチオやくるみなど)を散らすことが非常に多いです。お店に行けば「プレーン味、ピスタチオ味、くるみ味~etc」など様々です。

バクラバ3

↑左ピスタチオ味、中央ショコラ味、中央上ヘーゼルナッツ味、右クルミ味
好みのバクラバを探すのも面白いかと思います。


ちなみに、紅茶に1番合うのはプレーンだと思います。(個人的に)
さて、、、
このバクラバというお菓子。
歴史は古く、一説によると原型はアッバース朝時代(10C)にはすでに存在していたと言われています。
バクラヴァというその名前が出てきたと言われているのが15世紀の話。今でも中東や中央アジア、地中海など幅広く食されているスイーツです。私自身ルーマニアやブルガリアでも見かけました。

バクラバ4

↑アゼルバイジャン、バクー産のバクラヴァ


そう、、、このお菓子、、、ヨーロッパのお菓子の起源ではないかとも言われています。オーストリアやドイツの生地を重ねたお菓子(シュトゥルーデルと呼ばれる)です。
このお菓子に焦点を当てると壮大なストーリーが見えてきそうな予感が、、、
スイーツの派生から世界史の流れも見えてくるのではないかとドキドキしています。少し探ってみたいと思います。またいつか記事に出します。
それではまた!

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