ただ数をこなすことのデメリットと私の挫折体験
こんにちは、のぶです。
数こなそうぜって話を前回やっておいて、
ちょっと矛盾するようなことを言いますが、
ただただ数をこなすことだけに注力していると
徒労に終わっちゃうこともあるので注意しましょう。
という話を書こうと思っていたら、
先日内山さんがその辺をがっつり書いてくださったので
それについては内山さんの記事を
では!
というわけにもいきません。
↑の内山さんの記事の中の記述をちょっと抜粋させて頂きます。
・その作業を行うことで
一定の成功確率が見込める作業であれば数をこなせ!
これ!
これの
【一定の成功確率が見込める】
これが頭から抜け落ちるとひどいことになるよ。
ということを書こうとしてましたw
ということで予定を変更して
↑↑が頭から抜け落ちているとどうなるか。
過去の私の事例をみていきます。
■思考停止のルーチンワークで爆死した件
かれこれ7,8年前になりますが、
諸々の事情でアフィリエイトを始めた私は
ブログの量産という手法で取り組み始めました。
当時はIT関係のお仕事で残業まみれだったので、
「これは自分が作業していたらどうしようもない」
と判断
かなり早い時点で、外注化に取り組み
案件・キーワード選定以外を
すべて外注化することに成功しました。
ここまではいい感じ。
作業の元になるマニュアルが良質だったため、
結構早い段階から売上のでるブログも出てきて、
アフィリエイトで稼ぐって感覚にも慣れてきました。
まだ悪くない。
売上のでる当たりのブログが増えてきたので、
手応えを感じた私は、
当たりのブログにテコ入れして収益を伸ばす努力をしたり、
売れている商品についてちゃんとしたサイトを作って
大きく稼ぐ努力をしたり、
するのではなく
ライターさんを増やして
更に新しい案件を攻めるブログの数を
ひたすらに増やしました。
この辺から雲行きが怪しくなる。
最終的には月に10万~20万くらいの外注費をかけながら、
案件終了や順位の変動で、
報酬は10万円前後で頭打ちになり、
仕事で大きなプロジェクトに関わり
残業が100時間を超える月が続いて
体力的に限界を感じていた時に
これではに合わない
とみなしてしまって撤退しました。
(割に合わせる努力はしなかった模様)
なんでこんなことになったかというと、
最初はとにかく数を作るんじゃ、と
新規にブログを作っていく手順を外注化し
自分は選定と管理だけでよくなって楽にはなったのですが、
ここで作られた仕組みを稼働させても、
あくまで「新規にブログを立ち上げる」ことしかできません。
収益を更に伸ばすためのテコ入れや、
新規ブログの成功確率を上げるためのお勉強を怠っていました。
【質】の強化がまったくおろそかになっていたんですね。
やったことのない「テコ入れ」に挑戦するよりも
既に仕組みのある新規作成に注力したほうが
【楽】だったので……。
ルーチンワーク化すると、
その分頭を使う割合、悩む頻度が下がるので
圧倒的に楽なんです。
その楽に慣れてしまって、
相対的に楽じゃない、【報酬を伸ばす努力】を怠ったわけです。
この時は、完全にブログの数を増やすことだけを考えてました。
手段の目的化です。
苦労して仕組みを作ったものの、
その結果得られた楽に慣れきって
数を増やすことが目的化して、
質を高めることを無視した結果
赤字を垂れ流しつつテンプレートなブログをひたすら量産する
という状態に陥り、挫折する結果になりました。
残業多い分給料はよくて、
アフィリに投資できるお金もあり
更にある程度適当でも結果が出た数年前の環境。
棒に振ったのはもったいないですね。
■そうならないためにどうすればよかったのか
こんなことになった原因は何か、
今考えてみましたところ。
●振り返りを行っていなかった
●相談できる機会を利用しなかった
この2つが大きかったかなーと思います。
それぞれ見ていくと、
●振り返りを行っていなかった
・結果として作業がマニュアルから乖離していった
そのマニュアルではテコ入れの重要性について、
しっかり書かれていたものの
既にルーチンワークが動いていて、
マニュアルの読み直しをする必要性を感じず頭から抜け落ちたまま。
選定時点でのライバルチェックも雑になってましたし、
タイトルの付け方なんかもテンプレート化してました。
・振り返りしないからこのままじゃ黒字化しない、と気づかなかったのか?
いやー、当時の私も気づいていたんじゃないかと思うんですけどね。
でも成果はある程度上がってるし(赤字だけど)
慣れないテコ入れを四苦八苦してやってみるよりも、
楽で慣れている量産に目を向けた方が
ブログの数というわかりやすい結果を得られる。
それでひたすら低品質な量産にこだわってしまったんでしょうね。
●相談できる機会を利用しなかった
相談できるチャネルはあったので、
その時の状況を適切に相談すれば、軌道修正はできたはず。
なんだけど、
そもそもブログの数を増やすことが目的化していたから、
相談しようも問題に気づいていない。
なので主体的に相談を求めなかった。
ひとりでやっているとこういうハマり方しても
気づかないのが怖いですね……。
原因を振り返って、
じゃあどうすればよかったのか、ですが
↑でできていなかったことをすればよかったですね。
特に大事なのが、第三者の目を入れることだと思います。
自分ひとりでコツコツやっていると、
いつの間にか軌道がずれてしまっていてもなかなか気づきません。
例えば、
記事数勝負のブログを作っていくのであれば、
Twitterで記事の公開添削を募集しているブロガーさんもいるので添削を頼んでみる。
もしマニュアルを元にやっているのであれば、その作成者さんに質問したり、
公開添削をしているのであれば頼んでみる。
などなど
やり方はいろいろあります。
自分のサイトを見せたり、成果状況を相談するのは
なかなかためらいを感じてしまいますが、
もし軌道がズレたまま、過去の私のように数だけを追ってしまうと
とんでもないムダが積み重なってしまいます。
それに比べれば相談でかく恥なんて小さなものなので、
恐れずに踏み出してみましょう。
では!
のぶ
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