作業のモチベも環境次第。知らないと怖い「プライミング効果」
こんにちは、のぶです。
ネタに困っちゃったので、そういう時は心理学の話です。
元々好きで心理学(正確には行動経済学)に関連する本をよく読むんですが、
このブログのおかげでようやく、
これってサイトアフィリに関連付けられないかな?
という視点で見るようになりました。
もったいないことしてました。
さておき、
今日は知っておくと何かと役立つ
「プライミング効果」
というものについて。
※本日の内容は、
「ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?」
ダニエル・カーネマン著
を種本にしています。
プライミング効果を簡単に説明すると、
先行する刺激(プライマー)によって無意識的に行動や考え(ターゲット)が影響される
というもの。
簡単な例としては、
「ピザって10回言って」ってやつ。
相手が「じゃあここは?」と言って肘を指差しているのを認識できていても、
直前に自分が口に出した「ピザ」がプライマーになって、
瞬間的に「ひざ」と言ってしまう。
実験で確認された例として、
フロリダ効果と呼ばれるものがあります。
学生を対象とした実験で、
あらかじめ「フロリダ」「しわ」「白髪」など
高齢者と関連付く単語が多く入った文章作成問題を解かせたグループは、
そうでないグループに対して、次の実験への移動の際に歩く速度が明らかに遅くなった。
というもの。
※フロリダは老後に住む人が多い州です
プライミング効果と、それに関連する一連の実験は、
普段耳や目から入ってくる情報、自分の使っている言葉に
無意識的に自分の行動が影響を受けている
ということを示しています。
マーケティングにも応用されているので、
このことを知らないとそれと意識することなしに、
売り手の誘導にハマってものを買ってしまうかもしれない。
ということは、
逆に売り手側に立った時には、
お客さんをそれとなーく誘導することも可能である
ということ。
面白い話ですよね。
改めて「プライミング効果」について読み直して、
初めに感じたのが、
【自分の属しているコミュニティの重要性】
どんな言葉や情報を目にしているか、耳にしているかによって
意識せずに行動が変わってしまうということは、
周囲にどういった人たちがいるかによって、
自分の意志とは関係なく、行動が捻じ曲げられる可能性があるということ。
職場の飲み会とか、まあネガティブな言葉が多いですよね。
愚痴と悪口を吐き出す場みたいなものですから。
日々そういうところでガッツリ影響を受ける分、
休日に家でアフィリエイト作業をするときには、
気持ちを切り替える必要が出てきます。
切り替えにはどうしてもエネルギーが必要になり、
その分消耗も早くなる。
結果として、副業として家で一人でアフィリやっていると、
軌道に乗れるか消耗し切って心が折れるかのチキンレースになりがちです。
一方で前向きなコミュニティからは、
逆にエネルギーをもらえます。
すでに結果を出している人の行動や言動から影響を受ければ、
その人と同じ結果を出せる可能性が高まっていく。
サイトアフィリで稼ぐための行動に自分を向かわせるなら、
周りにはサイトアフィリで稼いでいる人がいた方がいいですよね
「そういう人たちの輪に飛び込むのは、結果を出してから」
という人もいますが、すべき行動はその逆。
結果を出している人の輪に入って、
影響を受けた結果、日々の自分の行動が変化して
結果を出せるようになる。
属するコミュニティは自分で選べます。
どうせなら前向きにエネルギーをもらえるところに入って、
日々の仕事でのネガティブな影響を打ち消していきましょう。
そうすれば意識しなくても、
いつの間にか自分の行動も変わっていきます。
さて、
プライミング効果についての話はまだあるんですが、
長くなってきたので今日はここまでにしておきます。
モチベーションの維持や学習の効率アップ、
序盤に書いたようにマーケティングにも応用されているものなので、
そのへんの話をまた今度書いていきますね。
では!
のぶ
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