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SNSをデマと過激主義から防ぐために、陰謀論動画を流布しよう!

 私は本気で言っている。
 簡潔に理由を二つ述べたい。

陰謀論を操縦するため

 オランダでは売春が国営化されている。これは、「よくわかんねぇゴロツキに搾取されるくらいなら国が責任もって運営したほうがマシ」という考え方に基づく。
 かつてインターネットでは、陰謀論界隈は無害なバカな人たちという認識で留まっていた。しかし暇空茜に扇動され救貧ボランティアを妨害されたり、ピザ屋で乱射事件が起きたりと、昨今の陰謀論は歯止めが利かなくなっている。
 これを防ぐため、この売春の管理に乗り出したオランダの行政のごとく、自覚的な扇動者が陰謀論を管理することが効果的だろう。なぜなら、自覚的な扇動者が存在することによって、陰謀論の支持者が暴走するにしても無視可能な結果をもたらすよう誘導できる見込みが高いからだ。

 逆に、これを一元的に公的機関が行うのは危険である。なぜならそれは権威による世論操作であるからだ。これは民間機関が行わなければならない。
 「ちょっと待て。政治家が得票を目的にして陰謀論を流布し始めたりしかねない。よっぽど危険じゃないか!」と思われた方もいるかもしれない。ご指摘について申し上げたいこととしては、仰る通りであるということだ。しかしだからこそ、私は陰謀論を戦略的に流布する組織が林立したほうがいいと思っている。なぜならば、

ネットはニュースを収集するのに不適格であると広まるから

である。これが第二の理由だ。
 4半世紀以上インターネットと付き合ってきた人類の気づきとは、「インターネットはニュースを収集するのに最悪の場所」「SNSは便所の落書き」という事実であった。しかしインターネットを未だニューメディア(笑)と思っている世代は、テレビに紹介される衝撃映像がたくさん投稿されるカッコいい場所だという認識を植え付けられていても不思議ではない。そしてTBSニュースやNNNと同様に、飯山陽や高橋洋一も信頼できるジャーナリストと捉えられかねない環境にある。
 XやYouTubeで陰謀論を戦略的に流布する組織が林立すれば、インターネットは今以上の地獄になるだろう。今まで便所落書きだったインターネット自体が遂に、ついにうんことしっこで煮詰まる最悪のおまると化すのである。
 そうすれば、YouTube時事界隈に残るのは陰謀論に洗脳されたバカか、誰にも近寄られないチー牛に限られるだろう。そしてまともな奴は「YouTubeやTikTokでニュースをみるのは疲れる」という認識が広まるだろう。

結論

 もちろん最初から「ワクチンで死者続出!」みたいなものを流してきても、時事ジジイには見向きもされないかもしれない。なので、陰謀論と愛国系YouTuberの間隙を埋め、ネトウヨから陰謀論におびきよせることを意識する必要があるだろう。
 一緒にやろうぜ。



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