30歳からシステムエンジニアになって3年が経ちました。
なんとなくまた文章を書きたくなったので、不定期になにかしら書いてみようかと思う。最近はブログをやっていた頃のようにSNSの投稿もしなくなり、見なくなり、わりと静かな生活をしている。
で、何を書こうかなーと思ったのだけど、そういえばブログをほぼ撤退してエンジニアになってからいつの間にか3年半くらいが経過しているなーと。
エンジニアを目指して勉強し始めたのが確か2020年に入ってからで、翌年になんとか現場に入り開発業務をやりはじめ、そこから3年半くらい。
(タイトルでは30歳からと書いたけど、厳密には29歳11ヶ月くらい)
自分なりによくやっているのではないか。
エンジニア初期は辛すぎた
今思えばエンジニアとして開発現場に入った初期の頃は辛すぎた。なーんにも仕事わからん。開発できん。
1年くらい机上の勉強をしただけでいきなり開発なんてできないよね。それはそうだ。
最初の現場は3日でクビを切られた。
開発できる人の体でSES企業から無理やりぶち込まれたので、お客さんとしてはバリバリの経験者が来たと思っている。でも実際に現場に来た人は未経験。笑
こりゃ無理だ。
SESの会社はこんな感じで社員に経歴を詐称させる会社も多いので気をつけてね。
僕はそのSES会社をとっくに辞めたけども、業界として蔓延してるんだろうなとその時にしみじみ感じた。
当たり前のことだけど無能感が自分に襲ってくるので、メンタル的にかなりしんどい。お前なんかいらないよって言われてるわけだからね。
でもお客さん(現場の人)が悪いわけでもない。どちらが悪いのかを決めるのであれば会社の命令とはいえ嘘を付いて入った自分が悪い。
このぶつけようのない感情がまたつらい。
なにはともあれこれがエンジニアとしてのスタートだった。みんなこんなしんどい思いして仕事してんの?という感じ。
1年経ってやっと慣れてくる
次に入った仕事現場ではなんとか即クビにならず、仕事を続けた。けどそれもまたつらい。
与えられた仕事を何も終わらせられない。
既存システムのソースコードを読めないので「これ直してね」という仕事がちんぷんかんぷん。
何が原因なのか。何をどう書けばいいのか。そもそも何が書いてあるのか。全てが不明。理解できない。
他のチームメンバーはどんどん仕事を進めていくのに、自分だけ1ヶ月経っても2ヶ月経っても進まない。
結局、他のメンバーがやれば1ヶ月も経たず終わるであろう改修内容を6ヶ月くらい費やしてようやく終わらせた。それも自分だけでは終わらせられずかなりの助けを借りて。
でもその半年間で苦しいほどソースコードとにらめっこしたので、ちょっとずつ読めるようになってきた。
それからさらに半年くらい経って、ようやくプログラミングというものに慣れてきた。
簡単な内容なら自分だけで解決できるようにもなってきた。
今ではここが最初のブレイクポイントだったなーと感じる。そこまでに何度仕事を辞めようかと思ったけども、お金ないし、継続さえすればエンジニアの収入は上がっていくことはわかっていたので無理やり続けた。
でもクビになる
慣れてきたー!と思った現場も、2年経ちクビになった。そのときの理由は「予算不足」と言われたけど、本当のところはわからない。
やっぱり実力不足で切られたのかもしれない。
新しい現場で得た小さな自信
そこから別の現場を探さなきゃならず、エージェントを使って新しい現場に入った。今まではPHPばっかりやっていたけど、その現場はGoを扱う新規開発プロジェクト。
Goの経験ができるのは正直ラッキーと思ったけど不安も大きかった。
いろいろ端折るけど、結局その現場は満期の半年間を満了できて、さらに次のプロジェクトにもぜひ参画してほしいと言ってもらえた。
これは嬉しかった。
エンジニアになってから無力感ばっかり感じてきたけど、やっと向こうから求められたって思った。
開発者として少しだけ自信の付いた瞬間だった。
今は2つ目の現場にもどって働けている
同じタイミングで、運良く2つ目に入った現場からよければ戻ってきてほしいと連絡をもらい、結果今はその現場で働いている。
時短でもいいと言ってくれたので、月〜木の午後だけ勤務。在宅。
やっとフリーランスエンジニアというイメージ通りの働き方と単価を得られるようになってきた。
ここまで3年半、、長かった。
まあ、そんな恵まれた環境で働けているけど、未だにつらい時はつらい。忙しい時期は意味わからんくらい忙しい。
でもなんだかんだつらい中今までやってきて良かったと思う。
つらいことを推奨する気はないけど、未来の明るさが見えているのであれば今つらいことをするのもいいのではないか。
そんな感じのここ数年間だった。
エンジニアはいつまでやるか?
最近考えていることは、いつまでエンジニアをやるか?ということ。エンジニアを目指した動機として、もちろんお金もあるし、自分でアプリなり何かを作れるようになりたいと思って目指した。
で、簡単なものなら自分でアプリを作ってapp storeに出せるようにはなった。
正直言うと、エンジニアという仕事にちょっと満足してきた。
次に移りたい気持ちが出てきた。
プログラミングを教える仕事とか、そもそもパソコンを使わない仕事をやりたかったりする。
収入面ではプレイヤーとして開発していたほうが高いだろうけど、お金だけを追い求めるのもな、と。自分のアプリを世に出す経験をして、お金以外のエンジニアに対する欲を満たしてしまった感がある。
そのあたり、そろそろ動き時かなとも感じているのでじっくり考えてみたい。
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