マジメナウソ
どうも、中村大樹です。昨日は『大嘘博物館』へ行ってきました。本当です。オオカミ少年は嘘をつきすぎて、誰にも信じて貰えずにオオカミに食べられてしまうわけですが、オオカミに食べられなかった世界線のオオカミ少年がいました。
嘘というのは、本当の中に混ざる事で、より嘘になる。何が本当かはわからないですからね。
「嘘っぽい」と「本当っぽい」は実際は一緒なんです。
本当っぽいから嘘という事もないし、嘘っぽいから本当という事もない。丁寧に、真面目に、勤勉に、真剣に、嘘をつく。その姿勢はめちゃくちゃ真っ直ぐです、すごくシリアルな表情で嘘を言ってきます。シリアルキラーです。ケロッグコーンフロスティです。
それらも含めて楽しむ体験型アミューズメントパーク、もしくは体感型脱出ゲームかもしれない。タイポン型ハローワークゲームではない。
「ほぼ読み物」とトークショーで藤井亮氏は言っていました。
各展示にまつわるエピソードが膨大なテキストで張られています。展示物そのものの情報量も多いので、すべてを網羅するには最低でも2時間3時間はかかると思います。今回は1時間弱しか時間がなかったので、細かいところは見逃しているかもしれません。何回か見てようやく発見するポイントもあるかもしれない。1ヶ月ほど期間はあるようなので、タイミングが合えば何度か行くと新たな発見があるかもしれません。
ちなみに、私は会社から徒歩15分ぐらいで行けます。
ただし、ぼっちには厳しいかもしれませんが、独りで行くと若干寂しいです。展示を見て、その場でわーきゃー言うのが楽しいのです。グリーティングトレイルです。エレクトリカルパレードです。
一人焼肉は行けても、一人エレクトリカルパレードは厳しくないですか?
仲の良い人を誘って行きましょう。出来れば大人数で行きましょう。
大阪の展示が終わると、展示物は廃棄されてしまうそうです。
しかし、人気があれば東京から大阪、大阪から全国へ、開催が続くかもしれません。そして最終的には大切に保存されて千年後とかに掘り起こされて研究者を困惑させるという使命が残っています。
トークショーの様子は、ほぼ日さんのサイトで動画が公開されてます。
無口で口下手な2人の対談。
そういえば、嘘が上手い人って正直な人よりも魅力的ですよね。
嘘が上手い人は、本当をより真剣に見ているからじゃないですかね。
また次回。
100兆円欲しい