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Chat GPTで出力された文章をグーグルドキュメントに半自動で書き出す方法
こんにちは!シーニア( @senior65o )です。
最近話題の、Chat GPT。
チャットのやり取りを保存するときに、出力された回答をコピペしてメモ帳に貼っていました。そのひと手間を省くために、今回は、Chat GPTとグーグルドキュメントを連携して、半自動でチャットのやり取りを書き出す方法についてご紹介します。
用意するもの
・グーグルドキュメント
・docGPT(拡張機能)
docGPT:GitHubで公開されている拡張機能を使う
docGPT
この拡張機能は、Googleドキュメントで選択したテキストをChatGPTに送って、回答を得ることができるものです。また、チャットのようなポップアップも使えます。
この拡張機能はGitHubで公開されており、インストール方法や使い方が説明されています。
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1.テンプレートを入手する
画面を下にスクロールすると、URL(赤枠)がありますので、ここをクリックして、グーグルスプレッドシートのテンプレートを入手します。
2.ドキュメントのコピーを作成する
ダウンロードされたグーグルドキュメントはそのままでは使えないので、ドキュメントをコピーします。
① 「ファイル」 ⇒ 「コピー作成」をクリックする
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② 名前(任意、後でも変更可) ⇒ 「コピーを作成」をクリックする
コピーを作ることができました。
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※元のグーグルスプレッドシートは削除しましょう。
グーグルアカウントとdocGPTを連携(認証)する
① グーグルドキュメントを白紙にする
ctrt+A ⇒ delete
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② グーグルドキュメントに文章を入力して、文字列を全選択します。

④ 「拡張機能」 ⇒ 「Chat GPT」 ⇒ 「Start」をクリックする
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⑤ 承認が必要 ⇒ 「続行」をクリックする

⑥ 自分のグーグルアカウントを選択(クリック)する

⑦ 怪しい画面が表示されますが、心配ご無用。「詳細」をクリックする
※ どうしても気になる方は、ここで中止してください。

⑧ 「Chat GPTに移動」をクリックする

⑨ 表示された画面を下にスクロールして、「許可」をクリックする

これで、グーグルアカウントとdocGPTが連携できましたので、実際に使ってみましょう。
実際にdocGPTを使ってみよう!
Chat GPTに自己紹介をしてもらいました
グーグルドキュメントに、「自己紹介をしてください」と入力 ⇒ 文字列を全選択 ⇒ 「拡張機能」 ⇒ 「Ask」
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↓
↓
スクリプトを実行中
↓
↓

実際に回答してくれた全文は、以下の通りです。(回答はその都度異なります)
はじめまして、私はAIアシスタントのOpenAI GPT-3が担当している文書作成やコミュニケーション支援のための人工知能です。
私は、自然言語処理技術を駆使して、あらゆる分野の文章を作成したり、語学や技術の翻訳、自然災害や疫病などの情報提供や教育・ビジネスサポートなどに活用されています。
ただのプログラムではなく、自律的に学習や改良を行って、使用される文脈に適した文章を自動生成しています。今後も、より精度の高い表現やセンシティブな内容でも自然な文章を提供するために、ますます進化していく予定です。
まだまだ未熟なAIですが、皆さんのお役に立てることがあれば、常に最善のサポートを提供するように努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
「拡張機能」 ⇒ 「Start」
画面の右側に、チャットの窓口が表示されます

先程と同様に、「自己紹介をしてください」と入力して、「Ask」をクリックする

↓
↓
スクリプトを実行中
↓
↓

チャットの回答が表示されました。
「Insert」をクリックします。

すると、グーグルドキュメントに転記されます。

おわりに
Chat GPTで出力された文章をグーグルドキュメントに半自動で書き出す方法
一つの例としてご紹介しましたが、色々と工夫するともっと楽しい、有益な方法があるかもしれません。
それを考えるのは「あなた」です。