OMORIへの想いをぶつけたログ
はじめに
どうも革波です。
2023/4/15にOMORIを初プレイして、あまりにも衝撃的で全実績解除のために3周してそれでも心に杭を打たれたような気持ちは冷めずに、二次創作で「Don't Bloom」という短編小説を書いて、オンラインOMORIオンリー即売会に参加して……と熱を爆発させても未だ冷めやらぬOMORI熱を一度ちゃんと綴っておこうとしたのが今回の記事です。OMORI!いいぞ!
できるのであれば、記憶を消してもう一回プレイしたいもん。
▼OMORIオンリーイベント「OMOイベ」に向けて七転八倒したログはこちら。愛があればなんとやら。
そしてご縁をいただきまして、ぬこのめ様主催の「ツムリンアンソロジー」に小説をひとつ寄稿させていただくことになりました。こちらは2月頃刊行予定と聞いています。締め切りは11月中旬まで。頑張るぞ!
【ネタバレなし】ゲームの概要とあらすじ
○概要
「OMORI」は15歳以上対象の「ホラー×RPGゲーム」になります。確かにジャンプスケア(ホラー独特の怖い音や映像が突然挿入されるような演出)もあるといえばあるのですが、頻度としてはさほど多くないです。それ以上に近しい人が亡くしたばかりで心の整理がつかない方のほうがプレイ非推奨のような気がします。
プレイ時間は普通に寄り道しながらプレイしたら30時間くらいかかる結構ボリューミーな作品です。RPGの難易度としては「感情システム」という独自の仕掛けがありますが、そこまで難しくはないと思います。
▼OMORIの2020版のトレーラー
「OMORI」はアメリカで制作されたゲームなので英語が原作になっています。今はそれに加えて日本語、韓国語、中国語で翻訳されています。
なので各国のFAN ARTを見るのが楽しいのなんの……
ハード面としてはPC(Windows/Mac)、switch、PS4で発売されています。
PC版では1,980円、switch/PS4では2,980円です。後者が後続で出ていて、何故1,000円高いかというと追加要素があるからです。個人的にはswitch/PS4の購入をオススメします。結局、私はふたつ買ったので。爆
○あらすじ
冒頭でも説明したようにこのゲームはRPGの要素があるわけです。あらすじをswitch版の取扱説明書から引用しましょう。
消えたバジルを探すためにプレイングキャラであるオモリを操作してお友達のケル、オーブリー、ヒロと一緒にヘッド・スペースという名の世界を冒険するわけですね。各所でセーブポイントと体力回復をしてくれるマリに見守られながら。
この物語は真実(トラウマ)へ向き合うことの難しさを克明に描いている作品だと思います。エンディングが4つあるのですが、真実を知った上で主人公がどの選択をするのかもプレイヤーに委ねられます。
○キャラクター
キャラクターについては、「オモリ」とケル、オーブリー、ヒロ。そしてバジル、マリのことさえわかっていれば大丈夫です。そしてこの子達、本当に魅力的で可愛らしい。それでもって長所である光の部分があり、逆説的に短所の影ともなりうるのが非常に繊細に描かれています。立体的なキャラ造形が素晴らしいのよ。悪い子なんていないの。いないのよ……。
キャラクターについても、公式画とswitch取扱説明書、冒頭に出てくるバジルの花言葉をなぞった他己紹介も交えて紹介しましょう。
○オモリ
▼この絵文字は完結まで走ったオモワー(OMORIのファンのこと)は発狂ものなん
です。オタクは大変です。このチューリップはおそらく13本で意味は「永遠の友情」なんですよね。
プレイング・キャラクター、オモリ。(あえて「主人公」とは言いません)基本的に喋らないんだけど、作中で手に入る「エネミー図鑑」に書かれている彼の物言いが酷すぎるんで、ちょっと擦れたところがあるのとてもかわいい。武器がナイフなのはインディーズ・ゲームのメインキャラクターの証か⁉︎
○ケル
ケルはヒロの弟。やんちゃ坊主って感じだけど、絶対的光って感じで主人公を明るく照らしてくれる子。この子に何度救われたことか!
○オーブリー
オーブリーもめっちゃかわいい。バトルにおいてはウォーリア(⁉︎)ケルとよくケンカしてる。オモリのことが好きなんだけど、なかなか振り向いてくれなくてヤキモキしてる。「誠実で、正直で、道徳的」であるからこそ、その反対に当たる事象が許せなくて心が傷ついてしまうというのも、よーくわかる。
○ヒロ
ヒロはケルのお兄ちゃんであり、みんなのお兄ちゃん。バトルだと唯一の回復系スキルが使えるヒーラーです。基本的に完璧な人間でエネミーさえ虜にしちゃうんだけど、クモが苦手で、「この世界では」運動も苦手。
ここまでが実際にRPGとして一緒にバトルに参加するお友達です。この4人とあとのふたりは分けて覚えておくとストーリー的にも読み解きやすいかと思います。
○バジル
この物語は「一応」、「バジルを探しだして助けること」が目的となるRPGになるのでバジルくんはお姫様的な立ち位置と言えますね。(バジルくんはこれでも男の子だぞ)私の最推しです。本当に説明書きの通りなんですけれど、明るい部分には必ず闇がございましてね。ひっくるめて私は彼が大好きです。
彼の作中に出てくる台詞「Everything is going to be okey.」(きっとうまくいく)は名言中の名言だと思っています。
○マリ
ヒロがみんなのお兄ちゃんなら、マリは「みんなのお姉ちゃん」。そして、オモリのお姉ちゃんでもある。公式設定でヒロとマリは付き合っている。お似合いのカップルだね。switch版のマリの説明書きに悪意を感じる。いや、そーなんだけどな!(泣)みんなを癒し、みんなの冒険をサポートします。安全を約束されたピクニックシートの中で。
OMORIはこのような6人が織りなす冒険物語です。冒険(RPG)であって、ホラーであって、ジュブナイルの物語でもあると思います。
○(気になった方向け)購入サイトやゲーム実況等
ここまでがネタバレなしのゲームの概要とあらすじ(キャラ紹介)になります。ここまで見て面白そうだな〜と思ったらぜひプレイしてください!
とはいえ、上段で書いたようにプレイ時間が結構かかるので、実況で追いたいなという方は名越先生がOMORIのゲーム実況をしてひとつのエンディングまで辿り着いているのでこちらもよろしければどうぞ!
▼精神科医の名越先生によるOMORI実況
冒頭部分の黒い線が水墨画みたいにスーッと降りて「ホワイトスペース」の全
容がわかる部分がめっちゃ美しいのでそれだけでも見てほしい。あと、先生のス
ケッチブックへの考察鋭いのでそれもぜひ……
……以上、ここまでネタバレほぼなしの概要とあらすじでした。ここから先は、ネタバレぼこぼこ詰め込んだ私の殴り書きになりますので、ご注意ください。
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【ネタバレあり】OMORIの好きなところ
○(はじめに)真の主人公
もしかすると、革波の感想(狂っている様)を見たいだけの人もいるかもしれないので、語りたい部分の要所となるとこだけ……本筋をば。
まず、真の主人公について話す必要があります。真の主人公は「オモリ」にあらず。
真の主人公は「夢見人」ことサニー(デフォルトネーム)です。
プロローグをプレイしてオモリが切腹し革波が「ううっ……」となったところにでた「名前を入力してください」の文字にビビったのを覚えてます。そう、「Undertale」に親しんだ人間はハッとするんです。「じゃあ、オモリは主人公ではないんだな」と。また「OFF」を親しんだ人間は訝しむんです。「もしや、オモリがラスボスになるんじゃないか?」と。
ヘッドスペースの冒険だけではなく、いわゆる現実パートを交互にプレイしていくことになります。サニーは「とある出来事」が原因で4年間引きこもり、恐ろしい幻覚・幻聴を見ます。逃げるように、サニーは夢の中「ヘッドスペース」に溺れていった。そのヘッドスペースでも時折真実に触れ、傷つき……いつしか別人格の写し身「オモリ」が誕生した。サニーは3日後には違う街へ引っ越しをしてしまう。
そこで扉の外でかつての友人、ケルから声がかかる。「引っ越ししちゃう前に遊びに行こうよ!」と。ここで扉を開けるか開けないかで、大きなルート分岐になるんですね。
扉を開けるといわゆる「Sunnyルート」になり、現実世界に触れてケルをはじめとした4年後のお友達と接していく中で真実への道が開かれていく。グッドエンディングもバッドエンディングも、このルートでのみ見られます。
扉を開けないといわゆる「Omoriルート」(別称引きこもりルート)になり、現実世界では家で家事だけして、ヘッドスペースにすぐ行くことになる。ヘッドスペースで出来ることは増えるけれど、真実への道はオモリによって完全に塞がれます。エンディングも、ノーマルエンディングしか見られません。
○(はじめに)真実とは
「Sunnyルート」ではサニーが引きこもりになってしまった経緯がわかってきます。それはマリの死が引き金となったということです。サニーは事件が起こる前に、お友達のみんなからクリスマスプレゼントをもらう。それはヴァイオリンでした。
元からピアノを習っていたマリとサニーはふたりでリサイタルを開くことになりました。ですがリサイタルの当日、マリは自宅の樹で首を吊って亡くなってしまうのです。
……ここまではお友達全員の知っていること。ですが、後述の真実はサニーとバジルしか知りません。
サニーはヴァイオリンを一生懸命練習しましたが(作中に血のついた楽譜という文言が出てくる)、完璧主義者のマリが求めるレベルには届かない。サニーはみんなを失望させたくない一心で頑張りますが、リサイタル当日、サニーの心は限界で、みんなからもらったヴァイオリンを壊してしまいます。それについての叱責をマリから受けて、サニーは弾みでマリを階段から突き落としてしまいます。階段下で動かなくなったマリを、たまたまバジルが目撃してしまった。虚脱状態になってしまったサニー(おそらくここで彼のホワイトスペースが生まれた)を見て、バジルは思考を巡らし、ひとつの提案をする。ーーふたりでマリを庭まで運びだし、マリの首を吊った。バジルとサニーはマリの死因を偽装してしまったのです。
……これがサニーが向き合えない「真実」。この真実から別人格となったオモリはサニーの望む夢想の世界「ヘッドスペース」にて彼の目を閉じさせ続けてきた。だからこそ、最後は「真実」に向き合うためにサニーは自分自身(オモリ)と戦うことになります。
この戦いに「コンティニュー」をするかしないかでグッドエンディングかバッドエンディングかが決まるわけです。
これらを踏まえた上で私の感想を綴っていきます……(前節長いな)
○「誘う勇気」を持ったケルの存在はでかかったよ
前述の通り、引きこもっていたサニーが扉を開けるかどうかで大きい分岐になる。その分岐を与えたケルの存在は大きいんですよね。プレイ後に、4年間引きこもっていた友人に「もう一度」って勇気を出して声をかけたケルの気持ちってどうだったんだろうなって思ったんですよね。自分だったら声をかけられないと思う。「誘う」って責任が生じるじゃないですか。遊びの約束をするにも、「誘ったからには相手が行って良かったと思えるように」って気を使うじゃん。それが4年間引きこもっていた友人だったらもっと勇気いるよね。怖くてできないよ……。
ケル、素晴らしい。
(余談だけど、「あと3日……」では扉を開けてケルと街を探検して、「あと2日……」でケルの応答に答えずにomoriルートに行くという最悪ムーブをすることができる。作者は鬼か??)
○優しく汚れを知らないはずのバジルよ……
お姫様かと思いきや共犯的立ち位置だったバジル。バジルは優しい子だと思うんですが、人の温もりに飢えている子でもあると思うんですよね。(作中で両親の姿は一回も見えない。同居しているおばあちゃんもあと1日で亡くなったことが暗示されている)それで話を親身に聞いてくれるサニーのことを親友に思っていた。……ここからは私の妄想も含んでいますが、なんなら恋心もあったように読み解けるんですよね。オモリ/サニーにあてた白いチューリップだとか、自分はひまわりになりたいだとかのくだりで。
(白いチューリップの花言葉は「新しい恋」、「純粋」、「許しを乞う」。バジルの庭にあるチューリップの花壇の本数は12本で、意味は「恋人になってください」。オモリにあてたバジルの台詞だけ妙に口ごもるし抽象的、等)
(ひまわりは太陽(サニー)の方向に花が咲く等。ちなみにひまわりは『崇拝』という花言葉がある)
でもサニーがオーブリーを好いていることは知っていて、だから自分の想いは秘匿したままだった。
マリが突き落とされてしまったのを見て、バジルの価値感覚が「サニーを取り巻くお友達の関係を守ること」と「サニーの特別な存在になれること」が道徳を上回っちゃったんじゃないかと思うんですよね。でも、バジルの表層はサニーを守るためと思っている。その複雑な感情がグロテスクで、それでいて美しいなって重ちゃうんですよね。
この辺の妄想について二次創作「Don't Bloom」で取り扱っているので、良かったら読んでみてね……(隙あらば宣伝)
(ところでファン達の間でまことしやかに囁かれているのが、サニーがマリが突き落としたとき実のところマリは失神していただけで、首を吊ったのが原因で亡くなってしまったという地獄みたいな考察です。ファンも鬼か??)
○オモリと「OMORI」の意味
本作タイトルである「OMORI」について、作中ではピアノの会社名(「YAMAHA」みたいな)というように書かれています。
とある方の考察サイトで「『マリが演奏するピアノ』の姿を借りることで、サニーの『マリに愛されたいという想い』が込められているんじゃないか」というものがあって、すごく腑に落ちたし、それだけで泣ける。切なすぎる……。確かにオモリのモノクロな外見にもピアノって合致するんですよね。
また、OMORIは「引きこもり」、「お守り」、「重り」という言葉のニュアンスも含まれていると思います。特に「お守り」の意味合いが強いのかな。ラストバトルであれだけサニーに厳しい言葉をぶつけるのは、「それでもアナタは安楽の世界(ヘッドスペース)を捨てて、現実世界を生きるのか?」と問いかけているような気がして。愛だよ、愛。もはや父性すら感じる。
こっから妄想甚だしいのですが、オモリに人格が宿っていた場合に、真実の片鱗をもつ不出来なバジル(現実世界の記憶を持つ、ブラックスペースにいるバジル)を殺め続ける気持ちっていかほどのものだったんだろうなって。無感情だったらまだ救いがあるけれど、友達として感情があったなら、サニーのためとはいえ、友達を何度も手にかけるのって地獄だよね。
○「喪失に対する多様な寄り添い方」マリに対するお友達の反応
これはヒロからもらうアイテムのひとつなんですが、彼らの感情操作を伴うスキルとは不一致になっていて、一部のファンの間では「マリを亡くしたときの心の反応ではないか」と言われています。
ここの心理描写が心理学的な防衛機構によく当てはまっていて、よく書き込まれているなと思ったんですよね。
サニーはヘッドスペースに逃げこんでしまって現実を受け入れない。(心理学的には『否認または逃避』)
ケルは他の遊び友達を作って明るく振る舞おうとする。(心理学的には『逃避』)
オーブリーは周りの人間がマリのことを考えていないと、許せなくなり、荒々しく振る舞うようになる。(心理学的には『反動形成』に近いと思う)
ヒロは塞ぎ込んで、ケルとの一件から少しずつ立ち直っている。でもマリのお墓参りには一度も行けていなかった。(心理学的には抑鬱から『合理化または抑圧』……いろんな方法を使って騙し騙しという感じじゃないかな)
OMORIのいいなと思うのは、オーブリーが今まで態度が悪くてごめんと謝ってから、ヒロの提案でみんな仲良くグループハグをするシーン。オーブリーにとっては、ケルが全く傷ついていなかったと思っていたんだけど、ケルも「あのとき、どうすればいいのかわからなかった」と苦しそうに言う。わかりづらいのだけど、ケルもマリの死を悼んでいたんですよね。
……私も何かショックな出来事に直面したときに、ケルみたいな反応をしがちなんですよね。外見ではいつも通り振る舞うけれど、家ではボロボロ泣いているみたいな。心の奥にある何かが外で泣くのを許さないんだよな。だから誤解されてしまう。「強いね」とか。最悪、もしかしたら「薄情だね」とか思われていたかも、とか。
多様な苦しみや哀しみを肯定してくれる作品だなって思うんです。
○「罪と向き合うことの難しさ」グッドエンディングとバッドエンディング
前述しましたが、サニーとオモリの最終決戦で「コンティニュー」をするかしないかでグッドエンディングかバッドエンディングかが決まります。
そしてこのOMORIというゲームで、私がすごくいいなぁと思うのはグッドエンディングを迎えたとしても手放しでハッピーエンドには至らないということです。
サニーがコンティニューをした場合、オモリの前でサニーが演奏し、現実では実現し得なかったマリとのデュエットをします。
オモリがナイフを手から落として、サニーがホワイトスペースに残るんですね。サニーはオモリのいなくなったホワイトスペースへ奏者がするように一礼して出ていくのです。もう、ここのシーンは何回見ても泣く。
そして、現実から戻ってバジルの看病をするヒロ、ケル、オーブリーにこうやって話しかけて物語が幕を閉じるのです。要するに、この罪の告白をしてみんながサニーとバジルを許すかどうかは描かれないんですね。この終わり方は最高だった。
他人に許されるかどうかは主軸ではなくて、あくまでも自分が罪を受け入れられるかどうかが大事だっていうことなんですよね。
すごく胸に迫るものがあったんです。そして、このグッドエンディングにさらに意味を持たせるのがバッドエンディングだと思うのですよね。このバッドエンディング、ショックを受けるほど美しいんです。
サニーがコンティニューをしなかった場合、オモリだけが画面上に残ります。そのままオトナリスペースに行って、ヘッドスペースのヒロ、ケル、オーブリーと合流します。また新たな旅を始めるのかな?と思いますが。
なにやら高いところの屋上に場面が飛んでしまうんですね。そしてきた道には戻れない。できることは右上の場所をチェックすることだけ。そして「飛び込む」しかできない。
バッドエンディングは「ヘッドスペースと心中すること」なんですね。だから通称「oyasumiエンド」とかって言われる。
もうね、バッドエンディングに流れる「My time」の「おやすみ、おやすみ……」の歌詞が救いにすら聞こえてしまうあの切なさと苦しさと、美しさはぜひプレイして感じて欲しいですね。
OMORIというゲームはもちろん受け入れ難いものを乗り越える勇気を与えてくれるゲームでもあって、同時にそれでも苦しくて辛い心根を否定もしない、そんな癒しをもたらすゲームだと思うんです。
おわりに +α
以上、OMORIに関する感情を吐き出しただけの記事でございました。もしかしたらまた編集するかもしれないし、しないかもしれない。
でも推しポイントは他にもいっぱいあるの、色彩表現だとか、音楽だとか……。
本当に精神にくるゲームではあって、終わったあとどっと疲れが出たゲームでもありましたが、心の底から出会えて良かったと思えるゲームでした。どうしても名指しでオススメです!といえない難しさがありますが、もしOMORIやってみたよ、興味があるよという人は教えてください。語り合いましょう。
余談ですが、2023/11/22(水)にOMORIの三周年記念コンサートがございまして、私は死ぬほど行きたいんですが抽選に外れて、先着チケットをとるために今から息巻いています。お願いだから行かせてください。
最後に、pixiv主催の『drawfest4』にてゲストとして呼ばれた作者様が、OMORIが生まれるまでを語っている動画がございますので、そちらを共有して締めたいと思います。ネタバレがある動画になりますので、まだ未プレイの人は気をつけてくださいね。逆にいえば、世界観やキャラクター作りまで創作人には興味深いことをたくさん話されています。ぜひに!
OMORI、最高!!
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