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右目と左目
皆さんは、モノを見る力。俗に言う視力はイイほうですか?
自分は幼い時に、TV見る時や絵を書くなどの際に、首をナナメに。
左目を前、右目を奥にするクセがあったらしく、両親は大分しつけで
注意したようでしたが、いかんせん天邪鬼な性格で治らずに、
そのまま数年を過ぎた頃には、右目の視力が大幅に悪くなり。
人生のおよそ大半は、左目で見ることが頼りの生活を送ってきました。
今でも記憶にある小さい頃の思い出。
自営業をしていると、前回書いていましたが古い時の店舗には
玄関に細かいタイルがランダムに敷き詰められていたのですが、
カウンターに一人腰掛けて、その床を見るのが大好きでした。
右目がボンヤリとしか見えず、左目はそれなりによく見えるので
床が3D画像のように浮かんで見える、幼いながらに自分はなんかすごい
才能を持っているんじゃないか!と勘違いした遊びをしていました。
実は今でも(老眼はかなり進みましたが汗)読書をする際は、ちょっと油断をすると、文字が浮かび上がって見えてきます。
結構昔にコンタクトも試してみたのですが、異物を挿入している感覚に慣れず、涙が出て切れかけの蛍光灯のように、目がシパシパまばたきしてやみません。ですのでメガネも矯正できないまま、今まで過ごしてきました。
歳をとり、目の中に黒い斑点が浮かんで動き始めてきたこの頃。
飛蚊症なんですねきっと。老眼も進んできたのでいよいよ、本格的に眼科で
治療、そして視力に関わる再認識をしないといけなくなってきました。
晩年のモネの絵画。彼も老年には視力が弱くなり、ほぼほぼ見えない中でも
素晴らしい作品を残していきました。そんな風に生きられると良いのですが、そうはいかない現実。
還暦を迎えるまでに、良いものを見る目を養う、
いや、目を養生していかないとなぁ。まだまだ見たい景色があるので。