見出し画像

クリスマスといえば、寄附!

1. 世界人助け指数が世界ワースト2位の日本

こんにちは、AFCメンバーの大塚です。
12月に入り、もうすっかりクリスマスムード一色ですね。街中のイルミネーションやショップの華やかさにワクワクする季節となりました。

突然ですが、みなさん、寄附はしていますか?ふるさと納税の制度が始まって、馴染みのあるものになった方も多いのではないでしょうか。また、大規模災害が起きると寄附をされる方が多くいらっしゃいます。
でも実は、日本は「世界の人助け指数」が世界ワースト2位なんです・・・。
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/90766/social_contributions

2.私の寄附の原体験

かくいう私も、監査法人勤務時代は忙しさにかまけて寄附やボランティアといった「人助け」がすっかりおざなりになっていましたが、クリスマスの時期だけは寄附をしていました。これは私の幼稚園時代の経験がもとになっています。
私が小さい頃に通っていた幼稚園は教会のある幼稚園で、クリスマスは一大イベントでした。そのときのイベントの1つに、「12月に入ったらおうちの人のお手伝いをして、お小遣いをもらいましょう。お小遣いを貯めたら、クリスマスの日に困っている人に寄附をしましょう。」というものがありました。
この原体験のおかげで、「クリスマスには寄附をする」という習慣ができたように思います。

3. NPO等への寄附の重要性

ここで少し財務的なお話を。
NPOの財務諸表を見ると、立ち上げ期はどの法人も助成金収入が多くを占めています。これは、活動初期はなかなか寄附が集まらないため、まずは単発の助成金に応募して当面の活動資金を得ることになるからです。
ただこの助成金、とてもありがたい反面、単発でしかもらえないものが多く、持続可能な活動をしていくためには、どうしても助成金に頼らない安定収入を得る必要があります。
そこで重要になってくるのが、活動を応援してくれる寄附者の存在です。特に毎月定額の寄附をしてくれるマンスリーサポーターはなくてはならない存在で、マンスリーサポーターの寄附が見込めなければ、NPO法人は中期計画を立てることができません。
(公認会計士のみなさんは中期計画の大切さ、よくわかると思います!)

4. まずは単発寄附から!

ここまで、寄附の重要性、特にマンスリーサポーターの重要性に触れてきましたが、いきなりマンスリーサポーターになるのはハードルが高いものです。
まずは自分の気になっている社会課題に立ち向かうNPOを見つけて、単発寄附をしてみてください。寄附者になると、活動報告などが送られてくるのでさらに興味が持てると思います。そうやって徐々に「推し」NPOを見つけて、継続的に活動してほしいNPOのマンスリーサポーターになってみてください。

5. クリスマスの寄附先のおすすめ

とはいえ、どこに寄附したらいいんだろう、と悩む方も多いと思います。
そこで、いくつかおすすめの寄附先をご紹介します。

今年のクリスマス、自分と自分の大切な人、そしてそのちょっと隣にある社会課題にもプレゼントしてみるのはいかがでしょうか?

①    あしなが育英会の寄附月間
遺児の教育や心のケアを提供する団体です。
https://www.ashinaga.org/media/column-donate/17995/

②    フローレンスの寄附月間
ひとり親家庭の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ります。
https://florence.or.jp/news/79764/


いいなと思ったら応援しよう!