【らべあろ企画参加】夏の終わりに恋を詠む #day057
こちらの企画に参加いたします:)
本当はもっと美しく詠みたかったのですが。
初めに浮かんだ「庭花火」「手花火」で20句ほど、ああでもないこうでもないと、言葉を変え並べてみても、どれもしっくりこず。
諦めて「アイス」で詠もうかなと調べてみると、「アイスクリーム」は季語になるけれど「アイス」は季語にならないんだなと知り。
子季語に「アイス最中」があるんだなと知ったところで閃きました。
寝静まる夜道でアイス最中割る
ねしずまるよみちであいすもなかわる
全然美しくない……
でも、ストーリーが脳内をとめどなく流れて、なんだかもう後には引けなくなってしまったので、このままいきます。
ちなみに、私はこんな経験ありません(笑)
なので妄想と言えるのでしょうか(笑)
私には、寝静まった部屋を、好きな人と二人で抜け出してコンビニにアイスを買いに行くような、そんな青春はなかった(笑)
そんな淡い青春の句に見えるでしょうか。
アイスモナカを半分こして、夜道を並んで歩くような、
そんな情景が浮かぶでしょうか。
実は、私は、否(笑)
私にはどうしても浮気の句に見えてしまいます(笑)
浮気というより、略奪……というか、うーん。
「三角関係の句」というのが一番しっくりくる。
だって「アイス最中割る」ですよ。
小説の描写的視点で深読みすると、これは進行中の二人の恋仲を割っているんじゃないかなあと。なんかそんな感じがするんです。感覚的なアレでアレなんですけど。(どれだよ)
たとえ空に満月が輝いていても「月がきれいですね」とは言えない関係。
せめて、恋仲は割らずに、彼女持ちの彼を好きという自分の片想いを「割る」っていうふうに読み取ってあげたい。
って、私は何の話をしているんでしょうね?????
美しく詠めなくてスミマセン…… 私が一番悔しい。
次の機会にはもっと素敵に詠みたいと思います。
(781文字)