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君は愛されるために生まれた
今年の9月から、ゴスペルのチームに参加して歌っています。ゴスペルは、普通の讃美歌よりもダイレクトに「愛」を歌う曲が多く、歌詞にも励まされる気がしています。このチームでは、一つの曲を時間をかけて完成させるというより、同時に色々な曲を練習していて、面白く、飽きずに声を出せて楽しいのです。クリスマスソングもゴスペル風にアレンジして歌いました。
ここで教わって初めて歌う讃美歌に、『君は愛されるため生まれた』という曲があります。韓国の牧師イ・ミンソプさんが97年に作詞・作曲されて、人気を博し、日本語に訳されて歌われ続けているそうです。
♬君は愛されるため生まれた
君の生涯は 愛で満ちている♪
こんなふうに歌い始める曲は、多くの人の心を動かし、自殺をするつもりだった人を思いとどまらせたこともあったとか。子どもの誕生日に歌われるというのも、よくわかります。
私たちは「愛する」ために生まれたとカッコよく言いたくなりますよね。聖書にだって、「あなたの敵をも愛せよ」と書かれています。
でも、どうやったら愛することが出来るようになるかの大前提は「愛される」経験だと思うのです。
生まれてきた赤ちゃんは、抱きしめられ、微笑みかけられ、言葉をかけられ、愛情を与えられて初めて愛することを知り、誰かを愛せるようになります。
我が家の保護猫だって、可愛がられて初めて、こちらに愛を向けてくれる。
親(生物学的な親でなくても)や、周りの人たちから愛されたから、私は愛することを知ったと言えます。
でも、ゴスペルを教えてくれる先生は、「神様がいます。あなたは愛されている。安心してください。誰がいなくても、神様に愛されています」とおっしゃいます。これが信仰であり、ゴスペル=good news なのですね。
まだまだ、本当にそう信じ切れる私ではありませんが、毎日「水曜日夜回りお裾分けの会」に届く贈り物や、治療のために痛い、こわい思いをさせたのに、信頼しきって体を預けてくる猫が「君は愛されている」と感じさせてくれています。
きみは愛されるため生まれた
きみの生涯は愛で満ちている
きみは愛されるため生まれた
きみの生涯は愛で満ちている
永遠の神の愛は
われらの出会いの中で実を結ぶ
きみの存在が私にはどれほど
大きな喜びでしょう
きみは愛されるため生まれた きみは愛されるため生まれた
今もその愛受けている
きみは愛されるため生まれた きみは愛されるため生まれた
今もその愛受けている
(イ・ミンソプ公認訳)