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朝日新聞襲撃事件小尻記者追悼『5・3青空表現市』第35回を開催します

朝日新聞に新しく久保先生の記事が出ました!


朝日新聞阪神支局襲撃事件で命を落とした小尻知博記者を追悼し、表現と言論の自由について考える日が、憲法記念日である5月3日です。小尻さんにゆかりのあった市民が中心になって毎年5月3日に集ってきました。今年も青空表現市を開催します。新型コロナ以降、Zoomでの催しも定着してきました。オンラインの集いになりますので、どちらにお住まいの方も、海外にいらっしゃる方もぜひ『5・3青空表現市』にお集まりください。

第35回青空表現市
◆日時:2023年5月3日(水・祝) 午後3時~5時 (終了後、オンラインでの懇親会を予定しています) いずれも途中参加、途中退出可。
◆参加無料 要申し込み ***
◆第一部 午後3時~4時
~表現市メンバー+仲間たちによる、『明日のハナコ』多言語朗読版完成記念~
朗読してみたら「こんなことを思った、感じた、考えた」を語る

昨年、表現市のゲストとしてお話を聴いたのは、福井県高校演劇祭から消されかけた劇『明日のハナコ』の脚本を書いた玉村徹さんと、劇作家の鈴江俊郎さんでした。
反原発をテーマに個人名と差別用語を含んだ劇だからと、ケーブルテレビでの放映が見送られたり、脚本が回収されたりと、「なかったこと」にされた「明日のハナコ」。
この作品を、表現市のメンバーで朗読をしました。日本語、英語、朝鮮語、ドイツ語、ミャンマー語での多言語バージョンです。5月3日当日より前にYouTubeで公開するべく、現在編集中。公開されましたら、URLをお知らせしますので楽しみにしていてください。
表現市当日は担当箇所の動画を少しずつ見てもらいながら、朗読した人が自分の感じたことを語る時間を持ちます。表現をするということや、その表現をなかったことにしようとする力についてなど、話し合えたらと思います。

◆第二部 午後4時~5時
『フツーの校長、市長に直訴!』著者・久保敬(たかし)さんのお話を聴く
久保敬さんは、大阪市立木川南小校長だった2021年5月、松井一郎大阪市長あてに「大阪市教育行政への提言 豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」を送ったことで注目を集めました。
コロナ禍、一斉臨時休校も全面オンライン授業も、市長が報道で発表して初めて学校現場が知るということが続いていました。それは、2011年に橋下市長が登場して以来、教育に対する政治介入がおこなわれ、トップダウンで物事が決まっていくという流れのゆきついた結果です。
久保さんの「提言書」は、市長に対してというより「いつか政治や時代の流れが変わるはず、それまでの辛抱」と思考停止し、黙ってきた自分への怒りの噴出だったと聞きました。
提言の中で久保さんは、通信環境が不十分な中、現場の声を聞かずにオンライン学習を推し進めようとする市の判断を批判。「子どもの安全・安心も学ぶ権利も保障されない状況を作り出している」と改善を求めました。
久保さんの提言書は共感を呼び、SNSでも拡散されて、多くの人が感動しました。私もそのひとりです。しかし、地方公務員の信用失墜行為にあたるとして、久保さんは、市教委から文書訓告処分を受けます。(現在、文書訓告取り消しを求める要望書提出および人権救済申し立て中)
定年退職をされた久保さんは、現在、各地で講演活動をされています。青空表現市でもぜひ、お話を聴きたいと思った次第です。市長に忖度せず、”本当のこと“を発言、表現した結果、処分を受けた久保さんは、5月3日にぴったりのゲストだと思います。

提言書全文:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP5N6KWMP5NPTIL00R.html
著書「フツーの校長、市長に直訴! ガッツせんべいの人権教育論」
https://www.kaihou-s.com/book/b603592.html


***Zoom参加ご希望の方は、下記お問い合わせフォームまでご連絡ください。
当日のZoomアドレスをお送りいたします。
https://forms.gle/ba2gVQdAwxfkqzAB7

たくさんの方に参加していただきたいと思っています。必要な人に情報が届くように、お友だちにもお知らせください。では、5月3日にお会いできることを楽しみにしています。

青空表現市Facebookイベントページより



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