静岡で「にっぽんこども劇場」開催、人形浄瑠璃文楽を体験

静岡県文化財団と静岡県が行なっている、子どもたちに日本の伝統芸能を親しんでもらおうという催しの「にっぽんこども劇場」が7月9日に開催され、会場のグランシップには200人が集まって、人形浄瑠璃文楽をを体験したという静岡新聞の記事。

「おやこ劇場」や「こども劇場」という名称の団体は全国に多数存在し、舞台芸術を鑑賞したり、ほかの親子とともにいろいろな活動を通して子どもたちの感性を豊かに育てることを目的とした活動を行なっていることは耳にしていました。

このイベントは「こども劇場」の活動が県とのコラボによって拡張したものと考えられますが、静岡での「子ども劇場」の実態が不明のために詳細はわかりません。

いずれにしても、人形浄瑠璃文楽に子どもが親しむイベントの実施は、ファン層を広げる重要な機会と言えます。

国立文楽劇場(大阪市)などで活躍する語り役「太夫」の竹本織太夫さん、三味線の鶴沢清志郎さん、人形遣いの吉田一輔さんが「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」を披露した。3人はそれぞれの役割や道具について解説した。子どもたちに人形遣いや三味線演奏を体験してもらう時間も設けた。

私もワークショップで文楽人形を手にしたことがあるが、あのサイズ感と重さはいまも記憶に残っています。

こうした体験は、人形浄瑠璃文楽への興味につながる大きなきっかけになるので、ぜひ広げていっていただきたいですね。

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