離れられない何か。
殺してよって。僕はいつ言ってたっけ。
何も知らないどこかへ。
僕も知らない何かへ。
とんでもないことだってわかってるけど。
どんなことでも良かったんだ。
楽になれたらって、そんな言葉だけが囁いてる。
いつも見たような空と、まるで知っているかのような口ぶり。
何がしたいんだって、別にわかる必要もないか。
話を聞いてほしいんだよねって、どっかの誰かも言ってたな。
そんなような言葉と同じように、さよならみたいに溶け合っていく。
何もかも見たような世界と僕と君と、
離れられない五月雨と共に。