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旅も海外も慣れてないけど、アフリカ行ってきた②〜準備編〜

本記事は、以下のように2つ目の記事になります。

  1. 発案編

  2. 準備編   <-  今ここ

  3. 前日 - ボレ空港到着直前まで・実行編

  4. ボレ空港到着 -  エチオピア1日目終了・実行編

  5. エチオピア2日目・実行編

  6. エチオピア - モンバサ 年越しパーティまで・実行編

  7. モンバサ2日目・実行編

  8. モンバサ - 帰宅・実行編

  9. 感想・振り返り編

  10. 旅行の超詳細編(有料部分)

どうぞお楽しみください。


日程を決める

本当に行こうか、という話になったときにまず決めるのは日程だ。

せっかくいくならまとまった日数いきたいねという話になったが、彼女は社会人なのでそもそもまとまった休みはとりづらい。

有給を組み合わせて、お盆のタイミングか、年末年始に1週間なら空けられそうとのことだった。

3か月後のお盆にするのはさすがに予定を立てるのがきついということで、年末年始の1週間にすることに決めた!

日程を仮押さえしたのはたぶん5,6月だったと思う。


つまり、半年後にいくということを決めたということだ。

なかなか進まない計画

いざ行こう!と思っても、最初はなにからはじめていいかよくわからなかった。

そもそもぼくたちは、あんまり旅行にいかないのだ。

海外経験は、ぼくが1回だけ。
中学生のときに2週間アメリカでホームステイしたことがあるだけだ。
そのとき手続きとかはほとんど大人に任せっきりだった。

彼女はそもそも海外旅行もなければ、飛行機も1,2回くらいしか乗ったことがなかった。


予定は入れたけど、計画ができなかったら北海道でもいこうかって話もしていた。
そっちのほうが楽で楽しそうだし。


そんな中、とりあえずどうやって行けばいいのかを調べた。

とはいっても選択肢は飛行機しかない。

飛行機を調べると、成田からエチオピアの首都アディスアベバまでの便がでているのと、モンバサへいくにはアディスアベバを経由する必要があることがわかった。

そして、飛行機に乗る時間は、日本からエチオピアまで最短で17時間、長いものだと38時間とかもあった。

帰りにいたってはモンバサから日本まで25時間かかる。
行って帰ってくるだけで2日かかると。

1週間とは言っても、観光できる時間はもっと短いということにも気づいた。

あとは金額の大きさだ。
季節やタイミングによって変動はするが、年末年始ということもあり、行き帰りだけで20万以上かかりそうだということがわかった。

そんな大きい金額を払ったことなんてないし、行って帰ってくるだけでそんなにかかるのかよ…と思って購入も簡単にできなかった。

どこかでミスってたらどうしようってなる。
日程、行先、なにかが違えば、全部パーになってしまう。


もうひとつ、気づいたのは予約をするにはパスポートの情報がいることだった。
二人ともパスポートを新規取得する必要があった。


行くにしても行かないにしてもパスポートは取っといていいよねということで、とった。
ここからが海外旅行への第一歩である。


航空券を取る

だがしかし、日程を決めたときから2か月くらいたっていた。

このとき、9月の中旬である。
予定まであと3か月半。

そろそろやらないとまずいなと思って、航空券の値段をみると、最安値が2か月前の2倍くらいの値段になっている。

やばい。

ただでさえたかいのに、うかうかしてるともっと高くなる。
本当にいけなくなってしまうぞと。

すぐに調べて、緊急のミーティングを行った。
航空券は全部合わせて約30万円。

Trip.comというアプリで買うことにした。


決定ボタンを押すのはとても手が震えた。


何回も何回も日程や時間を確認した。


ぼく「押すよ。押したらもう戻れない。」
彼女「うん。」


決定ボタンを押して、決済が完了した。

なんとも言えないドキドキ感。

3か月半先の、行かないと無意味になる大きな出費。

「絶対に成功させないといけない」みたいな強い縛りが頭を痛める。

なんとかその負担を軽減したくて、ぼくは彼女に言った。

ぼく「これでアフリカにいける権利が手に入ったね。
でも未来はうまくいく保証はないから、当日までに体調が悪くなるかもしれないし、やっぱり怖くていけないってなるかもしれない。
そのときはそのときで。
飛行機代を失うだけだから。
直前までベストを尽くして、いけたらラッキーだねってくらいに思っておこう。」

彼女に言ったというよりはむしろ、自分に言い聞かせてたのかもしれない。

そもそも合理的に考えてしまうとナンセンスなことばかりだから。

悩んで深みにはまっていくと、いかないほうがいいやってなるわけで。

それだけのお金でもっといいことができるんじゃないかとか。
わざわざ安全なところから危険なところにいくんかとか。
もっと英語しゃべれるようになってからがいいんじゃないかとか。
旅慣れしてからのほうがいいんじゃないかとか。

たくさん行かない理由は思いついてくる。

まあでも、だからこそ行きたいな、やりきりたいなって思ったんだよね。
だまってたら安パイばかり選んじゃうし。

自分がいつもやらないようなことをやるのは面白いなと思う。
今までの自分と変わる可能性が上がる気がするから。


いずれにせよ、航空券をとったことで、アフリカ旅行の歯車が本格的に動き出したのは間違いない。

泊まるところを決めよう

スムーズに進むかと思いきや、まだまだ腰が重いままだった。

とりあえず次は宿泊先を決めよう。そういって、各自で調べておくことにした。


そうこうしていると、航空券をとってから、また2か月が経った。

11月中旬。

あれ?来月にアフリカなのに全然決まってなくね?

やばいやばいとなって2人で宿泊先を決めることにしたが、行く場所が決まってないと決められなくね?という話になった。

どこ行きたいかなぁとか考えたり、いろんな人の記事とかみたりしたけど、あんまりこれだって感じにならない。

そうやってどんどん時間は溶けていく。

でも宿泊先は決めておきたいよな。

調べているうちになんとなく優先順位がでてきた。

まず、安全そうなところがいい。これ絶対。
ちょっと高くてもいいからいいところにしようというのは一致していた。

ざっくりみてみると1泊1万円なら3,4つ星ホテルくらいのところに泊まれることがわかった。

大体予算と安全さと綺麗さを総合して決めた。

エチオピアはアディスアベバ市内の1つのホテルに2泊連泊。
ケニアのモンバサは、中心部で1泊、ビーチの近くで1泊だ。

ビザを取る

元々はビザをとるとかいう発想は全くなかったのだが、なぜか周りでビザのことを嘆いてる人が何人かいた。

その中の1人はビザが理由で入国まで行かなかったということらしい。

パスポートの期限がわずかでビザが取れなかったと。

そんなことを聞いたらビザも調べておかなくてはとなった。

調べてみると多くの国はビザなしでも行けるようだが、エチオピアとケニアに関してはどちらもビザが必要だった。

これ気づいてよかったなと心底思う。

ここにも入国できるかのトラップがあった。

予防接種を打つ

アフリカ旅行の記事をいくつかみていて気づいたのだが、どうやら黄熱病の予防接種をしていないと入国できない国があるらしい。

必要なのは黄熱病の予防接種をしたことを証明するイエローカードだ。

幸い、日本から行く分にはエチオピアもケニアも任意ということだったので安心していたが、
何日か経ってよく考えてみると、エチオピアからケニアに入国するときはいるんじゃね?
と思って念のため取得しておいた。

黄熱病予防接種の効果があるのは2週間後みたいで、
ぼくらが接種を行ったのは、12月13日。

旅行まであと2週間後というギリッギリだった笑

危ない危ない。

着々と進む準備

旅行まであと1ヶ月となったところで、だんだん準備が進んできた。

残り、準備したものはたくさんある

SIMカードについて調べる 
持っていくお金を決める 
保険を調べる 
持ち物を決める 

準備したもの

こんな感じで準備してた。

現地の言葉覚えるとか地図とかはあんまり準備出来なかったけど笑

かなりの分量になるから、準備をするにあたっての詳しい順序とか持ち物の一覧は最後の方に書こうかなと思う。


段々今回の目的も明らかになってきた。

第一目標は「モンバサ」の地に踏み入れること。
そして、生きて帰ってくること。


それ以外はただのおまけにすぎないということにした。

目標や目的は多すぎない方がいい。

いくつか候補は決めておいて、行けたら行く、やれたらやるくらいのテンションで、現地で決めようということにした。

今できる範囲の調べるだけのことは調べた。
持ち物の準備もできた。
完璧じゃないかもしれないけど、最低限のものはクリアした気がする。


あとは体調とメンタルを整えて、やるだけだ。


『旅も海外も慣れてないけど、アフリカ行ってきた➂〜前日 - ボレ空港到着直前まで・実行編〜』 へと続く


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