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スーパーカーが多い「イタリア車」のメーカー別の歴史とフラッグシップモデルの魅力について調べてみた
イタリアの車と言えば、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーを数多く世に送り出してきたハイブランドメーカーのイメージがやはり強いです。
グッチ・プラダ・アルマーニなどのファッションブランドと同様に、世界のセレブ層から支持されている「イタリア車」のメーカー別の歴史とフラッグシップモデルの魅力について解説します。
トリノで創業されたフィアットは自動車産業以外にも幅広い業界に進出しているイタリアを代表する企業
1899年にトリノで創業された「FIAT(フィアット)」は、航空機産業や金融業などの幅広い産業分野にも進出しているイタリアを代表する自動車メーカーです。
同社のSUVシリーズにおいてのフラッグシップモデルにあたる「500X」は、Jeepレネゲードとプラトフォームを共通とする兄弟車ですが、エクステリアではフィアットらしい都市部に映えるお洒落なスタイリングを採用しています。
レーシングカーとスポーツカーの製造にこだわる「フェラーリ」は世界中のモーターファンを魅了する自動車メーカー
イタリア北部のモデナ地方に1947年に設立された「フェラーリ」は、創業者の意思を受け継いでレーシングカーとハイスペックなスポーツカーの製造にこだわり続けるメーカーです。
モータースポーツの分野で輝かしい功績を残して、世界中のモーターファンを魅了するフェラーリのフラッグシップモデルは2017年3月に発売された「812 superfast」。同車は6.5L V型12気筒エンジンを搭載して、0-100km/h加速は2.9秒・最高速は340km/hという市販車では異次元の走りを実現させています。
ランボルギーニはミウラやカウンタックなどのスーパーカーを開発してブランド力を構築した
1949年に創業されたランボルギーニは、トラックやトラクターを製造する会社としてスタートしました。事業で蓄えられた巨額の富を資金として開発された「ミウラ」や「カウンタック」などの車両は、世界中で好セールスを記録したスーパーカーとして認知されています。
ランボルギーニのフラッグシップモデルにあたる「アヴェンタドールS」は、6.5L V12エンジンを搭載させて、最大出力は740PSを最大トルクは690Nmをクリアします。
ボローニャの地で創業された「マセラティ」はグラントゥーリズモやレヴァンテなどの車両を展開する老舗メーカー
1914年にイタリアのボローニャで創業されたマセラティは、創業当時は市販車のチューニングを主な業務として行っていましたが、スパークプラグの技術力が評価され、業績を伸ばして蓄えられた資金でレーシングカー「ティーポ26」などを誕生させて、自動車業界での地位を向上させていきます。
マセラティのフラッグシップセダンのあたる「Quattroporte (クアトロポルテ)」の現行モデルは、先進の運転支援システムであるADASや、Android AutoやApple CarPlayなどにも対応するインフォテインメントシステムを導入して、オーナーの所有欲を引き上げます。
鮮やかで深みのあるレッドカラーを特長とする「アルファロメオ」はステルヴィオやジュリアなどの人気車を揃える
1910年にミラノで設立されたアルファロメオは、世界恐慌が発生して国有化された時期、ジュリアシリーズをヒットさせた時代を経て、1986年にはフィアットグループの一員となります。
アルファロメオブランドのフラッグシップセダンにあたる「ジュリア」では、独自の燃料噴射技術を導入した2.2L ディーゼルターボエンジンや、2.0L 直列16バルブツインスクロールターボエンジンを搭載させるグレードをラインナップさせて、往年来のファン以外の所有欲をも刺激します。