見出し画像

はぴぬい末澤誠也のダルタニャン衣装の作成記録

東京、広島公演を終え、来週からはいよきよ大阪公演を迎えるミュージカル三銃士。ダルタニャン末澤さん本当に可愛かったし素晴らしかった!
大阪公演のチケットは持ってないのでこのお衣装を着せてのお出かけの予定もうないのだけど、記録として残しますので、ぬい服作りたい!て方はご参考に!


1.起案

まずはゲネプロのお写真や動画から正面・横・背面を観察、デッサンを書き起こして必要な布のイメージを起こします。

デッサンを書き起こして使う布をナンバリングするよ!

2.材料

・メインとなるベストとおズボンの身頃、剣帯(サーベルベルト)は100円ショップの合皮とフェルト(茶系のアソート)
・腰紐とベストの縁かがり(ステッチ)に刺繍糸

今回ゲネプロ公開から私自身の観劇の日程まで日にちがなかったのと、1回きりでその後着せることはないということからシャツは思い切って諦めてベストとおズボン、サーベルベルトのみと決めて素材集めをしました。完璧を求めるなら手袋も作るとやっぱりそれっぽい。あの剣技をこなすのには革手袋必須(それでもおててにたくさん豆ができたはず、、、)

3.パターン起こし

ちんまい

元々はぴぬいが着てたシャツからパターンを起こします

4.トワル制作

適当なやっすい白い布でトワル(仮の叩き台)を作るよ

人間のジャケットの感覚で作ったものの、着せてみると思ったような形にならず、トワル使って正解!

チャコペンは普通にフリクションペンです


型紙を修正します

5.いざ縫製

8枚接ぎの後ろ身ごろ
芯地をアイロンでつけたらフリクションペンの色は消える
アイロン熱を加える前の青ペンの跡
前見頃とちくちく縫い合わせ
ラペル、合皮だと浮き上がるので身頃に縫い付けることに
背中こんな感じ
アシメ丈、長さ調節前
腰紐と剣帯、ベルトループをざっくり取り付け

6.ネックレスとバックル、サーベル材料追加

ここまで作ってまだ観劇当日までちょっと時間あったので、貴和製作所で副資材を追加。

サーベルの刀身は刺繍針の折れた奴、鞘は合皮の余り、柄(握るとこ)は刺繍針の頭の方に糸を巻いて、鍔(刃と柄の間の銀色のとこ)は何でもいいので適当に、お菓子の袋の内側の銀色で!

9ピンでバックル、チャームでネックレスを
チェーンは前買ってたダイソーのチェーンで

7.完成

サーベルと剣帯は適当に縫い止めただけ

ここまで作って後で気づいたのだけど、サーベルの鍔?が逆でした。。(この向きでは相手の剣戟から自分の手を保護できない。。)

というわけで修正して本当に完成したのがこちら!

サーベルの鍔を逆につけたよ!

そんなこんなで三銃士観劇を控えてる関西組の末澤担さんの参考になればー


いいなと思ったら応援しよう!