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【ポケポケ構築】月光バレット・葱【BO3トナメ ベスト8】
【ゲッコウガ軸の基本方針】
※投稿主は現状、ゲッコウガ絶対採用を信条としている為ご了承ください。
1.アタッカー+ゲッコウガによるアグロ展開
2.壁の裏でゲッコウガを育てる展開
3.逃げエネの少なさを利用しながらのサイクル展開
この中で1番引きに左右されづらい(運要素が少なめ)なのが3番であるため基本的にはここを軸にしつつ、全ての要素を組み入れ、手札や相手のアーキタイプに合わせて柔軟に対応する構築を目指した
【デッキレシピ】
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【実績】
$100+ Mythical Island Qualifying Tournament! #1(BO3 128人規模 トップカット16人)
参加名 Rin dys
予選 7-0 決勝T ベスト8
【構築経緯】
対ピカチュウサンダーや非EXに強く、それだけでなく相手の構築によらず火力を出せて優秀と感じた『ゲッコウガ+マーシャドー』を軸に。マーシャドーが控えていることで相手の行動を鈍らせ、そこに水手裏剣が加わるとかなり強力なシナジーになると考えた。
また、クッション兼ミュウツーリザの処理役として『ミュウEX』を採用。
ここまでで、序盤の火力が乏しいために対セレビィやナッシー、水系統の構築に展開負けしそうだったので『カモネギ+サカキ』を採用。
残りはサイクルを回したりアタッカーの動きを補助する各種サポグッズを採用して完成。
サイクル展開を重視しているのとなるべくマーシャドーの生贄にするポケモンを選択できるようにしたいので種7枚としている。
【採用意図】
▼ゲッコウガライン 2枚
主軸。水手裏剣+後述のマーシャドー+サカキの組み合わせがシンプルに強い
▼マーシャドー 2枚
ピカチュウEXやキュウコンギャロップのワンパンラインであるだけでなく、水手裏剣と合わせることで確定ラインが大きく跳ね上がることを評価して2枚採用。ベンチで1エネ付けておくだけで相手の動きを制限できうるのが非常に強い。
火力だけでなく、抜群ねんどうだんを耐える絶妙な耐久値を持ちつつ逃げエネ1なのも優秀で、ミュウが初手で引けなかった場合のサブの壁としての役割も期待している
▼ミュウEX 1枚
電気弱点でない逃げエネ1HP130とクッションとしてだけでも高性能なのに、ミュウツーリザに対する動きの縛りができる
▼カモネギ 2枚
かなりキツイナッシーとセレビィ(特に前者)に対して、初手カモネギ+サカキでタマタマをぼったくったり、カモネギでテンポをとりながらマーシャドー→ゲッコウガと繋げていく事である程度の勝率を確保できると期待して2枚採用
▼ナツメ 1枚
テンポが良く水手裏剣でのリーチも長い構築なため、リーサルの選択肢を増やすナツメは必須。2枚採用したいが残りのカードも重要なため現状はピン刺し。
▼サカキ 2枚
以下の仮想敵に対して明確な役割を持つため、再現性を高めるための2枚採用
カモネギ+サカキ → タマタマ、ロコン、ヒトデマン
マーシャドー+水手裏剣+サカキ → ミュウ、セレビィ、サンダー、スターミー
▼スピーダー 2枚
優秀な逃げエネ1で揃えているので2枚採用でフル活用してサイクルを回していく。ここは一枚でも回るかもしれない
▼モンボ博士 2枚ずつ
採用理由なし
【立ち回り】
耐久が低い構築なので、基本はナツメケアをしつつサイクルをする為に場に種を埋めることを意識しながら、相手の構築タイプによって出す枚数を考えていきます(その為に種を意図的に増やしています)。
何の種を出すのか、エネルギーを何処に貼るかでかなりプレイングの出る構築なので練習を積んでから大会で使うことをお勧めします。
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この構築に安定して勝つことを第一目標として構築組をしています。
基本はこちらのミュウで、ミュウツーの行動を制限しつつカモネギゲッコウガマーシャドーを駆使して詰みを目指します。
相手はミュウツーを取られない為にミュウやサーナイトを経由してポイントを取りながらミュウツーを通しに来るので、マーシャドーと水手裏剣を使って対抗します。
ミュウを調査員で回収されることでダメージレースに負けないことも頭に入れながら戦いましょう。
現状38マッチで34勝しています(2024/12/21現在)。
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マーシャドーがピカチュウ、サカキや水手裏剣でサンダーを捉えられるので有利寄り。初手で事故った場合もカモネギで殴りながらマーシャドーを待ちます。
比較的安定した構築ではあるものの、BO1ではエネや種の多さなど安定性の面でピカの方に傾くかもしれません。そこは運です。
ナツメ+ピカチュウでテンポを取られやすいのと、展開が遅くなるとライチュウにエネを貯められてポイントレースに勝てなくなるので注意。
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セレビィの速さがかなりキツイ面もあるものの、マーシャドー+水手裏剣+サカキでカウンターできたりもするので、カモネギなどでテンポを取りながらエリカで逃げ切られないようにしたいです。
相手がジャロを立てるならこちらもゲッコウガが立つのを祈りましょう。ミュウを引けたなら序盤からエネを貯めまくるのもありです。
エリカの引きまくり表出まくりは無理なので諦めましょう、微不利程度で見ています。
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この構築で一番の不利マッチアップと言ってもいいと思います。
基本的にナッシーEX+エリカに対して全く打点が足りていない為厳しいです。こちらが突けそうな穴としては
・タマタマを1枚採用にしている構築が一定数いる
・タマタマのHPが50である
なので、カモネギ+サカキでの上振れも期待しています。
現状、どのカードを補完に採用してもナッシー軸にはこれ以上の勝率が見込めないと判断して妥協しています。
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一見有利マッチアップに見えますが、初手からファイヤー2体が立ってしまったりウインディの展開が早いとあっという間に殴り負けてしまうので五分くらいの相性で見ています。ゲッコウガが立った場合はeasy winですが、BO1ではかなり怪しい相性と感じています。
一応ウインディに対して、ミュウEXが一回動けることを念頭にダメージレースを勝ち取りにいきます。
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ギャラドス本体もですがクリムガンの処理に手間取ってしまうとカスミがなくとも打ち負ける可能性が高くなってしまい非常に辛いです。
たまに同居しているスターミーもテンポが早くマーシャドーも一撃でやられてしまうため、基本は上振れ・相手の下振れを狙うマッチアップになるかなと思っています。新ケンタロスをうまく組み込めれば可能性が出てくるかもしれませんがこの構築の良さが半減すると思い検討中です。
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逃げエネ1・HP170・MAX140打点の破格の性能を持つピジョットEX。処理に時間がかかるし、こちらの構築もクリムガン採用が一定数いるようなのでつら目の相性です。
ただ相手の展開が最速でなければゲッコウガを立てたり、ミュウで対抗する手段もあるので微不利程度の認識です。
vsその他
カモネギマーシャドーを軸に基本ダメージレースが圧倒的に有利なので特に語ることがないです。サイクルでポイントを温存しながら引いたカードで殴りましょう。
【最後に】
まだ大会経験はそこまでない為、今後も国内外問わず積極的に大会参加して行く予定です。何か質問がある方はX(@Rindys_mhn)までご連絡ください。