【散財】カーオーディオ向けBluetoothレシーバを使ってEchoShow5の音質を改善した話
はじめに
先日のブラックフライデーでAmazon Echo Show 5が1,980円という破格だったので購入したのですが、思っていた以上に音質が悪くてスピーカーとしては全然使えないことが分かりました。。
正直スピーカーとしての機能はあまり期待していなかったので半ば諦めていたのですが、Amazonのタイムセールで面白い商品を見つけたので『もしかしてこれは使えるのでは?!』っと思い試しに購入、結果予想通り音質の改善が図れたのでここに残しておこうと思います。
やりたいこと
Echo Show 5は第1世代と第2世代で有線のオーディオジャックの有無が異なっていて、私が買った第2世代のEcho Show 5は有線のオーディオジャックが無くなっていました。
そのため必然的に他のスピーカーと接続するのにBluetoothを使用する必要があるのですが、このためだけにBluetoothスピーカーを買うのもバカらしいので、既にPCのスピーカーとして使っているAmazonベーシックのスピーカーで音を出せないかと考えました。
Amazonベーシックのスピーカーは有線専用であるため、どうにかしてBluetoothから有線に置き換える必要が出てきます。
そして、PCからの音が聞こえなくなるというのも困るので、PCの音とEcho Show 5の音をミキシングする必要があります。
以上から、今回必要な最低要件は2つ。
Bluetoothと有線のオーディオケーブルの変換を行うこと
複数の音をミキシングしてスピーカーに出力すること
これを満たす製品が必要なのですが、それぞれ以下を使用することで実現できました。
Bluetoothと有線のオーディオケーブルの変換を行う
有線との変換はBluetoothレシーバを使用することで実現できるのですが、問題なのは24時間常時接続する必要があるというところです。
そのため24時間電源に接続して使い続けられるという新たな要件が出てきたしまうのですが、これを解消する丁度良い製品を見つけました。
たまたまAmazonのタイムセールで見つけたのですが、世の中にはカーオーディオ向けのBluetoothレシーバというものが存在しており、USB電源を使って駆動する事ができるようです。
私のデスクにはUSB電源が取れるタワー式電源タップがあるので、これに挿して使えば24時間Bluetooth接続し続けるということが実現出来そうです。
因みにカーオーディオ向けのBluetoothレシーバやUSB電源付きの電源タップは様々な商品があるので、自分の好みにあった商品を選ぶと良いと思います。
※買うタイミングでセールになっているもので十分だと思います。
複数の音をミキシングしてスピーカーに出力する
私も今回調べるまで興味がなくて全然知らなかったのですが、世の中にはステレオジャックの音を分配する「スプリッター」なるものが在るのですが、このスプリッター、実は分配するだけなくミキサーの機能も有している様なんです。
私は500円ぐらいの安いものを買ったのですが、人に薦めるのはちょっと気が引けるので一応リンクはAmazonベーシックのものにしておきます。
正直実際にやってみるまで信じられませんでしたが、こんな簡単に音を合成することが出来るとはΣ(゚Д゚)!!
但し、少し注意点もあり、ゲイン(音量)は直接接続する時よりかなり下がってしまうようです。
そのためスピーカー側で音を持ち上げてあげるか、ソース(PC or Echo Show)側で音量を上げる事になるのですが、私はスピーカー側を上げるということで対処しました。
因みにノイズなどが気になるところだと思いますが、私の環境ではノイズは全く発生せず、かなりクリアに音が再生されています。
配線図とまとめ
文章だけだと分かりづらいと思うので配線図を描いてみました。
オーディオスプリッターには後3つ接続口があるので他の機器の音をスピーカーに流す、もしくはスピーカーを増設するということが可能になります。
接続数を増やした際にゲイン(音量)がどこまで保たれるのか気になるところではありますが、これ以上デスク周りがごちゃごちゃするのもあれなので当分はこの環境のままでしょうね。
因みにEcho Show 5の音質の改善具合について、これはもう言わずもがなな話ですがめちゃくちゃ良くなりました(*´∀`)!!
Echo Show 5の音質は低音がやたら強くて正直そこが不快だったのですが、外部スピーカーにすることで音質は格段に改善されます。
もしEcho Show 5の音質に不満がありBluetoothスピーカーをお持ちでない方が居たら、是非このやり方を試してみて欲しいです。
ではまた。