見出し画像

誰でも簡単にGitHubリポジトリの解説動画を作れる時代がやってきた、衝撃の動画作成サービス「NoLang」


はじめに

最近、生成AIを用いたサービスが徐々に増えてきた印象がありますが、今日「NoLang」というサービスを使って衝撃を受けたので、ここで紹介したいと思います。

このサービス、パソコンだけでなくスマホでも利用でき、アプリのインストールも不要です。

作りたい動画の内容を入力すればNoLang側である程度検索して自動で動画の内容を決めてくれますし、長文であればその内容を要約してくれたりもします。

本当に手間なく動画を作成することができるのですが、驚くべきはその速さで、これは一度使って体感して欲しいです。

生成AIを使っている関係上、入力する内容によっては嘘動画が生成されることがあるので注意が必要ですが、私がこれから紹介する用途であればかなり良いものが出来る印象です。

詳しい使い方についてはこちらの記事を読んで貰う方が良いと思うので、詳細は割愛します。

この記事では私のオススメ設定と、どのような情報を入力したらどのような動画が出来るのかということについて触れたいと思います。

NoLangのオススメ設定

NoLangにはクレジットという概念があり、このクレジットを支払うことで動画を作成することができます。

設定の内容によって動画作成時に消費されるクレジットの量が変わってくるのですが、正直以下の2つの設定を変更するだけで十分だと思います。

対話モードの有効化

NoLangにはひとりで内容を話すモードとふたりで対話しながら会話形式で話を進める2つのモードがあります。

私がオススメするのは圧倒的に対話モードです。このモードは以下のチェックをONにするだけでOKです。

デフォルトだと「ずんだもん」と「四国めたん」の対話になるのですが、私はこのキャラクターが好きなのでこのまま使っています。

システムプロンプトの設定

ここがNoLangの凄いところですが、キャラクターの特徴を設定で変更することが可能なんです。

しかも標準で良く使われるキャラクターの設定がプリセットされており、「ずんだもん×四国めたん」も公式対話プロンプトから設定することができます。

では、次から実際に作った動画を紹介して行きたいと思います。

GitHubリポジトリの解説動画を作る

実は私、GitHubトレンドの内容を発信するBOTを作っていたりします。

このBOTでは日々様々なリポジトリの情報を生成AIが要約して日本語で解説してくれるのですが、正直文字数に制限があるため本当にさわりの部分しか内容を掴むことしかできません。

興味があるリポジトリがあればPerplexityなどを使って更に深堀りしていたのですが、NoLangを使えばかなり分かりやすくポイントを掴むことができるように思いました。

例えば最近気になったリポジトリとして以下があります。

BOTの要約文を転記します。

TabbyML/tabbyリポジトリは、GitHub CopilotのようなAIコーディングアシスタントを、オープンソースでオンプレミスで提供するものです。
開発者は、Tabbyをローカル環境で実行することで、独自のデータやコードを用いてAIアシスタントを利用できます。
また、TabbyはDockerイメージとして提供されているため、簡単に導入することができます。

このリポジトリの動画を作成したいと思った場合、NoLangに対してURLを入力して送信ボタンを押すだけでOKなんです。

Tabbyの解説動画

では、作成した動画を見てみてください。

https://no-lang.com/video/1b5407b0-d705-4e9d-b322-e0f8ed762f27?type=vod

語り手: ねえめたん、GitHubで面白いプロジェクトを見つけたのだ。 Tabbyというものなのだ

助手: Tabby? どんなプロジェクトなの?

語り手: AIを使ってコーディングを助けてくれるツールらしいのだ。 でも詳しくは分からないのだ

助手: へー、面白そう。 Tabbyは自己ホスト型のAIコーディングアシスタントよ。 オープンソースで、プライバシーを重視してるわ

語り手: すごいのだ! でも自己ホスト型ってどういう意味なのだ?

助手: 自分のサーバーで動かせるってことよ。 会社の機密情報を外部に送らずに済むから、セキュリティ面で優れてるの

語り手: なるほど! プログラマーさんにとって便利そうなのだ。 他にも特徴はあるのだ?

助手: VSCodeなどのエディタと連携できて、コード補完や提案をしてくれるわ。 様々なプログラミング言語にも対応してるのよ

これ、凄く無いですか?!

インプットとして与えた情報はGitHubのリポジトリのURLだけなのに、その内容を理解したうえで「自己ホスト型」に対する説明まで入れてくれるとはびっくりです。

恐らくTabby自体の情報がインターネット上にたくさんあるというのも精度が高い理由のひとつかも知れませんが、それでも入力情報に対して出てくるアウトプットが良すぎて、こんなサクッと解説動画が作れるならどんどん活用したい気持ちになってきます。

GraphRAGの解説動画

続いて最近マイクロソフトが提供したGraphRAGのリポジトリについて解説して貰いましょう。

BOTの要約は以下です。

microsoft/graphragリポジトリは、LLM(大規模言語モデル)の能力を向上させるためのデータパイプラインと変換スイートを提供するものです。
非構造化テキストから意味のある構造化データを取り出すために、LLMを活用しています。
このリポジトリは、LLMの出力強化のための知識グラフメモリ構造の使用法を示すもので、Microsoft Researchが開発しました。

そしてNoLangが作成した動画がこちら。

https://no-lang.com/video/08751918-31c9-4da8-98ba-0ee22828e15f?type=vod

語り手: めたん、このGitHubリポジトリは何なのだ? 面白そうなのだ!

助手: へぇ、GraphRAGってやつか。 これはMicrosoftが開発した新しい検索技術みたいだね

語り手: 検索技術? どんなものなのだ? ボクにも分かるように説明してほしいのだ

助手: 簡単に言えば、大量の情報から必要なものを効率よく見つけ出す方法さ。 グラフ構造を使って関連情報をつなげるんだ

語り手: グラフ構造? 難しそうなのだ...でも、どんなメリットがあるのだ?

助手: 例えば、複雑な質問にも正確に答えられるようになるんだよ。 情報同士のつながりを理解して、より適切な回答ができるわけ

語り手: へぇ、すごいのだ! じゃあ、ボクの質問にも上手く答えられるようになるのかな?

助手: そうだね。 でも、まだ開発中の技術だから、これからどんどん進化していくと思うよ。 今後が楽しみだね

最後にリポジトリとは全く関係のない雑談まで入っていて、対話形式の面白さが出ていますね!

Public APIsの解説動画

続いてはこちらのリポジトリです。

BOTの要約は以下です。

public-apis/public-apis リポジトリは、APILayer社が公開している、誰でも無料で使える公開APIのリストです。
開発者はこのリポジトリを通じて、様々なAPIを簡単に検索し、Postmanで試すことができます。
APILayer社は、このリポジトリを通じて開発者コミュニティを支援し、APIの利用を促進しています。

そしてNoLangが作成した動画がこちら。

https://no-lang.com/video/9d750b2f-9475-44e1-9f90-e75ab70f5d54?type=vod

語り手: めたん、このサイトすごいのだ! いろんなAPIがあるみたいなのだ。 APIって何なのだ?

助手: ああ、それね。 APIは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」の略よ。 簡単に言えば、プログラム同士が会話するための共通言語みたいなものね

語り手: へぇ、プログラム同士が会話するのだ。 でも、このサイトにはたくさんのAPIがあるみたいなのだ。 どんな種類があるのだ?

助手: そうね、例えば天気情報を取得するAPIや、 画像を加工するAPI、さらには翻訳APIなんかもあるわ。 プログラマーはこれらを使って、より便利なアプリを作れるってわけ

語り手: すごいのだ! じゃあ、このサイトはAPIを探すのに便利なのだね?

助手: そうよ。 このGitHubリポジトリは、無料で使えるAPIをカテゴリごとにまとめているの。 開発者にとっては、宝の山みたいなものね

語り手: ボクもプログラミングを勉強して、APIを使ってみたいのだ! めたんは何か作ってみたいものあるのだ?

助手: そうねぇ...私なら、アニメのキャラクター情報APIを使って、 中二病セリフジェネレーターでも作ってみたいわね。 あなたはどう?

この対話、完成度高すぎません?!w

リポジトリ内にはどこにも「中二病セリフジェネレーター」何てものは無いのに、対話の中で生まれたアイディアが面白すぎですw

SmartTubeの解説動画

最後はこちらのリポジトリです。

BOTの要約は以下です。

yuliskov/SmartTubeリポジトリは、Android TVやTVボックス向けに開発された、広告なしでYouTubeコンテンツを視聴できる無料のオープンソースアプリです。 機能には、SponsorBlock、再生速度調整、8Kサポート、60fps、HDR、ライブチャットの読み込みなどが含まれており、Googleサービスは不要です。 スマートフォンやタブレットでは動作しません。

そしてNoLangが作成した動画がこちら。

https://no-lang.com/video/d32349b4-c2f0-4587-a1f8-37b4ae2d3886?type=vod

語り手: めたん、SmartTubeって知ってるのだ? 面白そうなアプリを見つけたのだ!

助手: ええ、知ってるわよ。 Android TV向けの非公式YouTubeクライアントでしょ?

語り手: さすがめたん! 詳しいのだ。 でも、なんで非公式なの? 公式じゃダメなのだ?

助手: 公式アプリには制限があるからよ。 SmartTubeは広告ブロックや背景再生ができるの。

語り手: へぇ、すごいのだ! でも、それって違法じゃないのだ?

助手: グレーゾーンね。 使用は自己責任よ。 でも、カスタマイズ性が高くて、使いやすいのが魅力なのよ。

語り手: なるほど。 でも、インストールは難しそうなのだ...

助手: 大丈夫よ。 公式サイトからAPKをダウンロードして、Android TVにインストールするだけ。 簡単だから心配しないで。

違法じゃないの?という疑問に対してグレーゾーンと答える流れ、生成AIはどうやって作ってるんでしょうね。

さいごに

生成AIって本当に面白いですね。そしてこのようなサービスを提供してくれた開発者には本当に感謝です。

𝕏で色々書いていたら開発者の方からコメントを頂きました。

このサービスは他人が作った動画を見るというより、自分が知りたいことに対して自分専用の動画が作れるというところに一番の魅力があるように思います。

作成した動画が使い捨てになってしまうところは否めませんが、サービスを利用した人にとっての利益はかなり高いように思うので、価値あるサービスであることは間違い無いです。

ではまた。


よければ❤️、シェア⤴️、サポートお願いします❗🥰