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【電気代】果てしない電力会社選びの旅(中国地方最安の電力会社はどこだ?)
はじめに
以前、電気料金の仕組みについて書いた記事があるので、もし電気料金がどのように決められているのか知らない方はこちらの記事も読んでみてください。
この記事を書いた当時はPintでんきを契約したのですが、その後大幅な値上げが発表されたので現在は「コスモでんき」に契約を変更しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685848892939-CKgo8vBV5Z.png?width=1200)
おかげで5月の電気代はかなり安かったので良かったのですが、残念なことに中国電力の従量電灯Aの値上げに伴い、コスモでんきも2023年7月に値上げされるようです。
多少の値上げなら許容するつもりだったのですが、どうも中国電力のスマートコースより高くなってしまうようなので、これだとまた乗り換えを検討せざるを得ないですね…。
参考までに、以下が2023年7月の「中国電力」と「コスモでんき」の電気代の予想です。
(再エネ発電促進賦課金を除く)
![](https://assets.st-note.com/img/1685849465885-wvpxJP6jNB.png)
次の電力会社の候補
私の方で検討したのは以下の4社になります。
中国電力
TERASELでんき
HTBエナジー
Japan電力
順番に各電力会社の料金を見ていきましょう。
中国電力
![](https://assets.st-note.com/img/1685850446319-77CbVyPgzc.png?width=1200)
スマートコースは6月に値下がりしており、本当に若干ではありますが安くなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1685850605666-V7fAWtgEUU.png)
そして最近の中国電力は意外に燃料費調整単価が安くなっており、料金プランは高いものの結構健闘しているイメージがあります。
中国電力で400kWh使用した場合
電力量料金:15,267円
燃料費調整額:-4,016円
合計:11,251円 (再エネ発電促進賦課金を除く)
ひとまずこの価格を基準に考えて行きましょう。
TERASELでんき
![](https://assets.st-note.com/img/1685849862019-5uj19DGOIk.png?width=1200)
以前より最低料金が200円程上がっていますが、大幅な値上げには成っていないようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685849996861-csGd9WxZ9q.png)
但し、燃料費調整単価が中国電力よりも高くなっているので、中国電力より料金プランは安いものの、結果的にTERASELでんきの方が高くなってしまいます。
TERASELでんきで400kWh使用した場合
電力量料金:10,366円
燃料費調整額:1,296円
合計:11,662円 (再エネ発電促進賦課金を除く)
燃料費調整単価まで確認しないと高い安いの判断ができないのは本当に要注意ですね…。
HTBエナジー
![](https://assets.st-note.com/img/1685850225361-hDrWt6fkkO.png?width=1200)
シンプルな比較表で良いですね!
但し、中国電力の公式ページの料金と若干差がある(高く記載している)ので、ここは訂正した方が良い気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1685854209413-ELun1fIaYi.png?width=1200)
中国電力には及ばないものの、かなり安いように思うので期待が持てますね。
HTBエナジーで400kWh使用した場合
電力量料金:10,840円
燃料費調整額:-2,016円
合計:8,824円 (再エネ発電促進賦課金を除く)
Japan電力
![](https://assets.st-note.com/img/1685854595566-jES4ZsUSA1.png)
これは安い…、ダントツで安いです。
他の電力会社だと段階的に使えば使うほど単価が高くなる傾向にありますが、Japan電力は何故か安くなっているという謎なプランになってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1685854757094-GFPi8k8UaC.png?width=1200)
こちらも安い、明らかに今まで見てきた電力会社の中で一番安いですね。
Japan電力で400kWh使用した場合
電力量料金:10,400円
燃料費調整額:-2,800円
合計:7,600円 (再エネ発電促進賦課金を除く)
そして調べていくと「エネチェンジ」というサイトから申し込みを行うと契約してから8ヶ月後と12ヶ月後にAmazonギフトカードのプレゼントがあるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685855305455-h7yaaBNG3V.png?width=1200)
これは更にお得なキャンペーンですね。
まとめ
今回中国電力と比較した電力会社の料金をまとめると以下のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1685856291486-fiTkKllPGe.png)
どうもJapan電力が頭一つ抜けて安いので、今回はJapan電力に乗り換えたいと思います。
先に紹介した「エネチェンジ」経由で申し込みを行えばAmazonギフトが貰えるキャンペーンもあるので、こちらも活用してみると良いと思います。
さいごに
去年は電気代がとても高騰しましたが、今まではどのような推移だったのか、日本卸電力取引所のデータを過去に遡って調べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685856418150-ALHq8RENJ6.png?width=1200)
大体1kWh辺り10円未満であることが多いようなので、去年は本当に高騰していたのだということが良く分かります。
電力自由化に伴い、電力会社の価格改定もかなり頻発しているのでまた状況は変わってくるかも知れませんが、電力会社の切り替えは本当に簡単なので、もし電気代が気になる方は色々探してみるのが良いと思います。
その際、料金プランのみ成らず「燃料費調整単価」や「電源調達調整単価」という日々変動する単価についてもきちんと確認するようにしてください。
楽天でんき → 中国電力 → Pintでんき → コスモでんき → Japan電力と来ましたが、電力会社を渡り歩く旅の終着点はいつ来るんでしょうね…。
ではでは。
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