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【Meta Quest 3の感想】VRヘッドセットは『いずれ』スマホ並みに普及すると確信した!装着感を改善する方法も紹介


はじめに

5月に誕生日を迎え、何か少し高価なものを買おうと色々悩んでいました。候補としてはiPhone(コントローラも併せて購入)やポータブルゲーミングPCなど、ゲームができるデバイスを考えていました。しかし、そこまで必要かと言われたら別に要らないな、とも思っていました。

そこで考え抜いた末、以前から興味があったVRヘッドセット、Meta Quest 3を買ってみることにしました。

Meta Quest 3への期待

私が何をやりたかったかというと、以下のようなことに期待をしていました。

  • PCゲームのモニター代わり

  • Prime VideoやNetflixを視聴できるプレイヤー

後者に関してはMeta Quest 3単体だけで実現できるので、ネット環境さえあればどこでも動画の視聴環境が作れるというのは大きな利点と考えています。

今回はそんなMeta Quest 3を買ってみた感想から、その後購入したMeta Quest 3を快適に使用するためのアイテムなどを紹介したいと思います。

Meta Quest 3の第一印象

開封の儀

到着した段ボールが思いのほかコンパクトでびっくりしたのですが、緩衝材無しですっぽり収まっていて衝撃を受けました。

サイズ感は片手で持てる程度です。本体重量は515gで、スマホ2.5台分程度の重さです。軽いという訳ではありませんが、許容範囲内の重さと言えます。

中にはヘッドセット本体とコントローラが2つ、箱の奥には充電器とUSBケーブルが同梱されています。パッケージはいたってシンプルで、本当に必要最小限のものが入っているという感じです。

Meta Quest 3を使ってみた!

初期セットアップ

取扱説明書の手順に従いセットアップしていくのですが、標準で同梱されているゴムバンドでの装着はあまり付け心地が良くなく、正直このまま使い続けるのは辛いな、っと思いました。

装着方法については公式ページに掲載されているGif動画が分かりやすいです。

付属のゴムバンドは位置調整はやりやすいのですが、使っていると頭の中心だけ押さえつけられるので、使い終わった後に必ず変な髪形になってしまいます。ヘッドセットは毎日気軽に使えないと意味が無いので、ここは後程紹介するアイテムで解消していきます。

また、初期で付属されているフェイスパッドはザラザラ感のある素材なので、付けていると擦れて痛いです。これも使い続ける上での課題なので、別途私が買ったパッドを紹介します。

初期設定ではMetaのアカウントを作るのですが、FacebookやInstagramのアカウントがあればそれと連携して作成することができます。このMetaのアカウントはスマホのアプリとも連携ができ、Meta Quest 3内で撮影した動画などをアカウントを通じてスマホでダウンロードできるなど、色々使い勝手が工夫されていて好印象でした。

Meta Quest 3の可能性

Meta Quest 3でできることは非常に多く、まず最初に感動したのは映画とYouTube配信の同時視聴です。Meta Quest 3単体で実現できるのは大きな魅力です。

Meta Quest 3では複数のアプリを同時に起動できます。ただし、Prime VideoやNetflixはVRモードでしか起動できないため、これらの同時起動はできません。しかし、YouTubeやブラウザといったアプリはVRモードの上に表示させることが可能です。そのため、裏で映画を流しながら表でYouTubeやブラウザを操作することができます。

これはYouTube+ブラウザといった組み合わせでも行うことができます。Meta Quest 3のYouTubeアプリはライブにおいてチャット欄を表示させながらの視聴というのができないのですが、裏でYouTubeを再生して表でブラウザのチャット欄を表示させる、というような使い方ができます。

画面の配置は360度自由に置けるので、例えば寝ながら天井に映像を投影するといったことが本当に簡単に行うことができます。物理的な部屋の空間を一切気にせず使えますし、Meta Quest 3単体で実現できるので、動画の視聴に関してはスマホに取って代わる代物だと思います。

Meta Quest 3のここが惜しい!改善点3選

非常にできることが多いMeta Quest 3ですが、物理的に改善が必要な部分も多々あります。その中でも即対応が必要なものを3つ紹介します。

  • ストラップの使用を止める

  • フェイスパッドを交換する

  • 収納はカメラ用ラッピングクロスを使う

順番に説明していきます。

ストラップの使用を止める

実は以前以下の動画を見ており、Meta Quest 3を帽子にマウントするという技があることを知っていたのですが、今回はこれを速攻で実現しました。

ドリキンさんは3Dプリンターでパーツを自作していますが、私は3Dプリンターを所持していないので、個人で自作したパーツを販売している方から購入することにしました。

同じ方がメルカリでもパーツを販売しているので、BOOTHに抵抗がある方はメルカリから買ってみてください。

これはかなり装着感が改善されます。頭の真ん中だけ抑え込まれるという事もないですし、Eliteストラップのように後頭部に余計なパーツが付かないため、寝ながら使用する事も可能です。正に最適解な気がします

フェイスパッドを交換する

次は顔の接地面の改善です。これについては正直あまり良い商品が見つからず、取り合えずAmazonで見つけた適当なものを買ってみました。

標準のフェイスパッドは奥行きを4段階で調整できるのですが、交換品だとそれが出来なくなります。本当は標準のフェイスパッドにカバーみたいなものが付けられれば良かったのですが、丁度良い商品が見つからず、もし見つけたという方が居たら教えて欲しいところです。

収納はカメラ用ラッピングクロスを使う

これもドリキンさんの動画で紹介されていたものを丸パクリしたのですが、ストラップが無くなることでMeta Quest 3の収納が楽になり、カメラ用のラッピングクロスで包むだけで済むようになります。

Meta Quest 3のコントローラをどう収納するかは地味に難しい問題ですが、このやり方であればコントローラも一緒に管理できるため、かなり理にかなっていると思います。

さいごに

PCなどを必要とせず単独で動作するMeta Quest 3はスマホに変わるデバイスとして高いポテンシャルを秘めています。特にエンタメ系のコンテンツと非常に相性が良く、動画やゲームに関しては今後VRヘッドセットを使う流れになってくると予想しています。

しかし、まだ装着感が悪く、誰もが使うデバイスに成るにはもう少し時間が掛かると思います。例えるなら現状はまだiPhone3Gぐらいの状態で、まだまだデバイスとして改善の余地が残っています。

もっと小型で軽量化され、それこそメガネのように付けられるようになった日には、スマホのように一人一台ヘッドセットを持つ日が来ると思います。

ではまた!


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