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カスタマインを歩いてみる

酔った勢いでアチコチ受けてしまったアドベントカレンダー
12月12日 Customine編です。

CybozuDays2024の翌週、上司に報告。
「アドベントカレンダーっていうのがありまして、なんでも良いって皆さんおっしゃるんで、3つも登録しちゃいました!!!」

(上司の叱責中)

まとめると、「なんでも良いだなんて、なにを甘いこと言ってるんだ」「多くの人が目にするのに適当なこと書いたら主催者側にご迷惑」「そもそも文章書くのは苦手だし、期日までにやること多い中できるのか?いやできないでしょ、いやできないね」その他多数。 仰る通りでございます・・・。
とはいえいまさら引っ込めることはできない・・・。
「逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ」
とオレの中のオレが言う。よし!上司を見返してやる!!
(目的がもう違う)

あれ?そういえば・・・。
「オレカスタマインソンナニヨクシラナイ」


◆カスタマインの歩き方

こんな私でも「kintone開発者ライセンス」は持っています。
ここにCustomineを適用させれば色々テストできるってことくらい知ってます。そこでなにかやってみよう!
そういえばCybozuDaysで「カスタマインの歩き方」をもらってきたので読んでみよう。ペーパーレスと言いながら、冊子は読みやすい。なになに、ふむふむ・・・。

知ってたけど、ほんとCustomineって色々なことができますね。
とてもありがたいことに、「カスタマインの歩き方」には
「はじめに理解していただきたいこと」として、Customineの基礎、つまり仕組みやイベント、実行順序などが書かれています。
これを読めばCustomineって何がどうなっているのかがよくわかります。
確かにここを理解しておかないとCustomineを上手く使えないような気がします。マニュアルを読まない系の私にも必須です!

はじめに理解していただきたいこと

◆なぜCustomineを使うのか

Customineを使えばkintoneの基本機能で出来ない事でも出来ます、と言われていますが、そもそもどういったシーンでCustomineを活用すべきなのでしょうか。それも「カスタマインの歩き方」に書かれています。
一例として、カスタマインの歩き方 ルックアップ編には、
「課題 i. ルックアップで取得した値はその時点のコピーである」
kintoneユーザーならご存じの通り、ルックアップでマスタ等から取得した値、マスタを変更してもそのデータの値は元のままです。
その後に
「課題 i.「ルックアップで取得した値は「その時点のコピー」である」の解決策」
が記載され、カスタマイズの方法が記載されているといった具合です。

カスタマインを用いた解決策

実際に発生しそうな課題をCustomineがどのように解決してくれるか、「カスタマインの歩き方」は学びにピッタリの参考書です。

◆うまく動かないときは?

もう至れり尽くせりです。カスタマイズやプラグインを色々入れていると時々うまく動かない時があります。
なんで?なんで?なんで?と慌てることがあるのですが、「カスタマインの歩き方」には、「 カスタマイズは少し作って確認、少し作って確認の 繰り返し」という金言「うまく動かない時に最初に確認するポイント」というポイントまで記載されています。
他にも多数ポイントが記載されているので、困ったときに開くと良いのではないでしょうか。
特に「原因究明に役立つカスタマインの便利な機能」やテストの方法まで記載されており、本当に至れり尽くせりです。(大事な事なので)

うまく動かないときは?

◆ExcelやPDF出力までCustomine!?

「カスタマインの歩き方」は現在8種類刊行されています。
全部もらってきたつもりでしたが、手元にはなぜか6種類。
まぁWebで閲覧できるのでいいんですが、次回コンプを目指すつもりです。
特に気になるのが「Excel / PDF出力編」です。

Excel / PDF出力編

これってもしかして某○○プラグインや某△△プラグイン不要!?
どうやらサポートページに「カスタマイズお試し用ファイルダウンロード」
があるのでお試ししてみます。

ZIPファイルを解凍して、kintone用のテンプレートを読み込んだら3つのアプリができあがりました。
すでにCustomineが設定されているみたい。そのまま開こうとしてもアプリが開きません。よくわからなかったので、いったんJavaScriptの設定を解除。
Customineの設定に入ります。・・・できました。

見積書アプリCustomineの設定画面

なんのことはない、ほぼ「カスタマインの歩き方」に書かれた通りです。
kintoneのアプリにサンプルCSVでデータを読み込んで、「カスタマインの歩き方」に書かれた通りにテンプレート管理アプリにデータ登録して・・・。
見積書のPDF出力ボタンをクリック!

見積書のPDF

おぉ!!!見積書がPDFで出力されている!!!
どうやら今回使用した「sample_御見積書テンプレート.xlsx」に式などが入っているようです。これによりフィールドの値をどこのセルに出力するか、どこからどこまでを繰り返し明細とするかを設定しているようです。
エクセルなので、セルに関数も設定できます。

◆おわりに

いや~「カスタマインの歩き方」最強ですね。
いやカスタマインが最強なのか。スゲ~なぁ(月並み
こういった機会を頂けたからこそ、「カスタマインの歩き方」を全巻読破、いや6/8読破する事ができました。
お声がけくださった方々、ありがとうございました。
まだ読んでない、さらっと見ただけの方、振り返りも含めてぜひご覧ください。これが無料だなんて、アールスリーさん太っ腹!!!

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