【学会誌】銀めっき繊維を用いた電子デバイス

こんにちは。
『表面技術』2023年1月号を読んでいるので、備忘録的に記録しておきたいと思います。
1月号の特集は「ウェアラブルデバイス及びインプランタブルデバイスと表面処理」となっていて、人が装着するデバイスや人体内で動作するデバイスに関する内容です。

今回読んだ記事のタイトルは『銀めっき繊維を用いた柔軟な電子デバイス』で、著者は産総研の吉田学さんです。

記事の内容

この記事では銀めっき繊維を塗布して作るウェアラブルデバイスについて紹介しています。

ポイント

  • 銀めっき繊維を成型したり、伸縮性素材に塗布することで、導電性の伸縮材料を作製できる

    • 成型:バネ形状に成型することで伸縮性の導電性配線を作製

    • マスク塗布:伸縮材料に塗布した電極で、局面に追従可能な静電容量型圧力センサーを作製

    • 静電植毛:パターニングした粘着剤に選択的に塗布

  • ファブリックスピーカーや発電デバイスへの応用展開も可能

銀めっき繊維

銀めっき繊維が重要そうな雰囲気ですが、そこについてはあまり言及在りません。短く切った繊維に銀めっきを施しているようです。繊維から作られた布に銀めっきをしているわけではなさそうです。

心電図計測ができるスマートウエア

この技術関連のURLを貼っておきます。
いろいろなことに応用できそうなんですが、なんとなく普及するイメージが出来ないのが不思議です。

今日は以上です。

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