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〈学会誌〉融雪塩散布地域を再現した腐食評価法

こんにちは。
表面技術2022年8月号に腐食方法に関する特集があったので、マインドマップ+感じたことをメモっておきたいと思います。

タイトルは『融雪塩散布地域を再現可能なガルバニック腐食評価法の提案』で、著者は日本パーカライジング㈱の方々です。

マインドマップ

ポイント

  • 液中ではなく大気中におけるガルバニック腐食に対する、より実際に近い形での評価方法を提案

  • 一番厳しいとされる塩水の液薄膜が存在する環境として融雪塩散布地域で実測評価

  • 新しい評価方法と実測評価方法の腐食深さを比べて、相関性があることを確認した

感じたこと

腐食の評価方法としての考え方は勉強になりました。
海岸沿いの場合は、塩水噴霧の方が近い気がしますが、使い分けはどうなっているんでしょうか。(規模の問題か?)

この方法だと、想定される環境毎に実環境の測定が必要になるので、基礎評価というより、実用化に近い段階で必要になる気がしました。
開発の初期段階では、塩水噴霧や浸漬試験などで相対的な評価でもよいような気もしています。

いろいろな評価方法を試した方が説得力が増すという意味では新しい方法として有用かなと思いました。

今日は以上です。

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