【学会誌】紙の打ち抜き加工
こんにちは。
『表面技術』2023年10月号を読んでいます。もう12月ですが…
読んだ記事について、気になった部分やポイントをメモしておきたいと思います。
今回読んだ記事のタイトルは「紙の打抜き加工」で著者は東京紙器㈱の山田さん他数名の方々です。
内容
紙の打ち抜きに関する技術および装置に関する解説です。
あまり知る機会がない内容ですが、なかなか面白いです。
ポイント
内に気加工装置は「オートン」と呼ばれ、自動化されたトムソン抜きが用いられている
フィーダーにセットした紙が打ち抜き部に搬送され、打ち抜き加工・不要部のスプリットされ、デリバリー部に貯められる
A3からK倍判まで広く対応可能
1時間で4000枚以上の加工が可能
加工に用いられる刃は、ベニヤなどで作られた型(木型)に柔らかい刃を固定している
用途によって刃を使い分ける
切り刃:切るための刃。先が尖っている。
ミシン刃:ミシン目を作る刃。
筋刃:折り筋を作る刃。切れない。
加工環境、木型、つなぎ(切った後にすぐ落ちないようにつながっている部分)の主要なパラメータを上手く設定することが大切
今日は以上です。