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心臓突然死年間7.9万人って多いの?
今日は知っている人は知っている、そして私のメルマガでもたまに言っている『心臓突然死年間7.9万人』って数字をいろんな角度から見てみます。
数字の前に突然死ってなに?を説明してみます。
突然死とはあるサイトで以下のように記載されています。
『健康的に日常を送っていた人が急速な経過(24時間以内)で死に至る事。外因死は含まない』というものです。刺されたとか入れないという事ですね。
これが年間7.9万人いるという事ですが、7.9万人って多いの?
そう思う方もいると思います。
少ないか多いかでいったら多いですが、日本でどのくらいの方が年間亡くなっているかもわからないし、今の人口は1億人以上いるもんなぁ・・といった感じですよね。
日本の年間死者数は143万9809人見たいです。(2021年)
ここにはいろんな原因がありますが、死因ランキングはこんな感じです。
1位 悪性腫瘍 26.5%
2位 心疾患 14.9%
3位 老衰 10.6% (2021年)
心臓に関わる死因は日本では2位で、7.9万人という数字は全体の5%ちょっとです。多いんだろうか。。数が大きいとイメージつかないですね。では、時間を基準にして考えてみます。
年間7.9万人という事は、1日で約200人、7分に1人という事です。
7分で1人、健康的に過ごしてた人は急に倒れるという事です。
何か多い気がしませんか?
次は知っているもので比較します。
7.9万人とは私たちの知っているものでいうと何と一緒なのか。こんな感じです。
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東京ドームの満員5.5万人+武道館満員1.4万人+両国国技館満員1.1万人とほぼ同じです。人気歌手のコンサートを見に行ったお客様と相撲を見に行ったお客様がみんな亡くなっちゃう人数という事です。
ちょっとゾッとしますよね。
最後に、よくニュース出てくる突然の災難で比べてみます。
年間
心臓突然死 7.9万人
火災死者数 1486人(令和元年)
交通事故死者数 3215人(令和元年)
このようにいくつかの例えで7.9万人をお伝えしましたが、決して少ない数字ではない!!と思っていただけたと思います。
いつだれがどこで助ける側になるのか、助けてもらう側になるのかわかりません。知識を無駄になりません。時間がある時に、AEDの場所は知っておこう。AEDの使い方も知っておこう。
以上。坂野でした。
少しビビらせてすいません。